鶏出汁おでんと東北の銘酒で ちろり＠盛岡市

６月末に盛岡市に行ったときのこと。
「幸楽」さんでホルモン焼を食べてから、もう１軒。
行きたいお店があったので向かってみると・・・なんとお休み。
もう１軒のお店に向かうと・・・これまたお休み！

３軒目は用意していなかったので、全くフリーでお店を探しましょう。

盛岡駅前から延びる駅前通りの「大通り」。
どこにしようかフラフラ見ていると・・・

「名店会館」の看板。
自ら「名店」と名乗るとは、ずいぶんと背負ったビル名じゃないですか。

そこに杉玉を下げたお店があります。
「ちろり」というお店。
チロリって、日本酒を温める容器のことですよ。
こいつは、いい店名じゃないですか。

【本日のおすすめ】が書かれた黒板。
お刺身などの料理が並んでいます。
今が旬のホヤもありますよ。いいじゃないですか！

ということで、お店に入ってみました。

店内はカウンターとテーブル席。
１人客のとんちゃんは、カウンターに座ってみました。

ますは、ビールにしましょうか・・・
おっと！サッポロじゃないですか！ヽ(*'0'*)ﾂ
こいつは嬉しいですね。

◆生ビール
ということで、サッポロ黒ラベルです。
道産子ですもん、やっぱ、うまいなぁ・・。

お通しは、ビールにぴったりの枝豆。

つまみは・・・おやまぁ、美味しそうな一品料理がいろいろあります。

でもさっきの黒板のおすすめが気になって・・

◆活ホヤ刺し
ホヤの旬は６～８月。まさに今が旬なのです。
しかも盛岡のホヤは新鮮で旨い。

磯の香と苦み、これがホヤの旨みだよ。
なぁんて、したり顔で通ぶるオヤジがいるけど、それはウソ！
磯臭さや苦みがあるのは、新鮮じゃないからです。新鮮なホヤはそんなのナイ！

さて、ホヤと来れば、日本酒でしょう。

純米酒がいろいろ。

そのほかにも冷蔵庫に日本酒があります。

◆天明さらさら純米槽しぼり
福島県会津坂下（あいづばんげ）町にある1904年創業という蔵元・曙酒造合資会社のお酒。
「さらさら純米」は夏限定の酒で、山田錦と福島県の酒造好適米「夢の香」を使ったお酒です。
　⇒曙酒造合資会社ＨＰ：http://akebono-syuzou.com/

ちなみに「槽搾り」（ふねしぼり、ふなしぼり）とは、酒袋という布袋に醪（もろみ）を入れて重ね、上からやや圧力をかけて搾る方法のこと。酒袋を入れて搾る道具が舟底に似ていることから「槽搾り」と呼ばれます。
圧力が弱く搾るため、雑味の出ない日本酒の味が楽しめる、ということだそうです。

「ちろり」と店名が書かれた徳利。
そのお酒を切子の青いグラスでいただきます。
ちょっとおしゃれなお店です。

 

カウンターの向こうにはおでんの鍋がある。
このお店はおでんがウリのようなのです。

鶏白湯出汁で炊いているという、ちょっと変わったおでん。

おや牛スジがありますよ。
ご主人は関西のご出身なんでしょうか？

この店のオーナーが、全国の美味しいものをいろいろ取り入れていいるんだそうです。

「夏限定冷やしおでん」なんてのが、あります。
へぇー！冷たいおでんですか！w(*ﾟoﾟ*)w

◆おでん：大根
でも「大根」は温かいおでんにしかなかった。

薬味は、からしと柚子胡椒です。

お酒をもう１杯。

◆月の輪・夏酒旨辛純米
岩手県紫波町の蔵元・月の輪酒造店のお酒。岩手県酒造好適米の「ぎんおとめ」を使った純米酒。
夏限定のきりっとしたお酒です。
　⇒月の輪酒造店ＨＰ：http://www.tsukinowa-iwate.com/

東北のお酒にこだわってそろえているお店。
2015年オープンのお店とのことで、オーナーはすぐ隣のビルにある「ごち」らしい。

お酒もおでんも美味しかった。
幸楽さんでホルモンを食べたもんだから、お腹がいっぱいで、あんまり飲み食いできませんでした。

ごちそうさまでした。

食べログ：　ちろり

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