やっぱり旨い中華そば おばこ食堂@山形県鶴岡市 [ 愛しき食堂]
昨日の記事の続きです。
鶴岡駅から南に200mほど行ったの日吉町にある食堂でランチにしました。
「御食事処」の暖簾が下がるお蕎麦屋さん風のお店。
「おばこ食堂」さん。
「おばこ」は娘さんのこと。そして「庄内おばこ」は庄内の民謡です。
おばこ来るかやと(ハァコリャコリャ)
たんぼのはんずれまで 出て見たば(コバエテ コバエテ)
おばこ来もせで(ハアコリャコリャ)
用のない煙草(たんばこ)売りなんどふれて来る(コバエテ コバエテ)
TVアニメ「ひみつのアッコちゃん」のエンディングテーマの元歌です。
って昨日の記事に書いたけど、わかる人、どれだけいるかな?
一枚板の看板に筆字で手書きされた【中華そば】。
中華そばがウリなんです。
店内は右に座敷席、左にテーブル席があります。
奥にも座敷席があります。
配膳口の上にメニューの木札。
中華そばは650円です。これにするぞ!
・・・と思ったのですが。
「鶴岡名物 はっこいラーメン」を発見。
「はっこいラーメン」とは山形名物「冷やしラーメン」のこと。
じゃぁ、ってんで、冷やしラーメンをいただきました。
そしたら、それが美味しいの。
旨い冷やしラーメン。
それを温かいのでいただいたら、きっと旨いよなぁ。
・・・そう思ったら、温かいラーメンも食べたくなってしまったんですよ。
冷やしラーメンを食べた直後に、普通のラーメンを追加オーダー。
そんなことがありえるでしょうか?
ラーメン2杯ですよ。
常識的にはあり得ませんよ。
普通の人は絶対にしませんよね?
しかも同じ店でラーメン2杯なんて・・・絶対に。
でも食べたい・・・
だからオーダーしちゃったんです。f(^^;)
「すみませーん!中華そば1つお願いします!」
お店の女将さんが一瞬、「えっ?」(*゚Д゚*)ェ…って顔をしました。
「温かいラーメンですか?」
そして、至って平常心、って顔になって聞きなおしました。
でも聞き直すってことは、もう普通じゃないってことです。
「いやぁ、冷たいラーメン食べたら、温かいのも食べたくなって・・・。」
つくろうように、いや、正直に告白しました。
「はぁ、そうですか。ありがとうございます。」
と、いちおう、理解していただけました。(〃´o`)=3
そんなわけで、二重にドキドキしながら料理を待ちます。
◆中華そば
ルックスは冷やしラーメンと似ている。
いや、正しくは、冷やしラーメンの方が、中華そばに似ているんです。
でもラーメン丼が違います。
冷やしラーメンは玉縁丼でしたけど、これはオーソドックスな切立丼です。
トッピングは、もも肉チャーシュー2枚にメンマに焼き海苔、そしてネギ。
冷やしラーメンに載っていたワカメと紅ショウガはありません。
これが200円の違いでしょうか?
副菜のナスの味噌炒めもありません。
これは1人1品のサービスじゃないかって思います。
だから2品目にはきっと出てこないんでしょう。
スープには油が浮かんでいます。鶏ガラや豚から出た脂でしょう。
スープの味は同じですけど、温かい分、出汁の味がしっかり感じます。
シンプルで旨いスープです。
もも肉チャーシューは薄味でしっかりした食感。
シンプルなチャーシューです。
細い縮れ麺。かなり灰色をしている。
もちろん冷やしラーメンと同じ麺です。
シンプルなスープが絡んで旨いです。
ただし細麺なので、早く食べないと延びてきます。
やっぱりこのラーメンは旨いなぁ。
・・・と思って半分くらい食べたところで気が付きました。
やっぱり多い。(⌒▽⌒;)
昔に比べると小さくなった胃に、2杯目のラーメンはヘビーです。
でもせっかくの料理を残してはいけません。
しっかり完食します。
ふぅー。久しぶりの満腹だ。(*´ο`*)=3
しかし美味しかったぁ。そして腹いっぱいだぁ。
とっても満足です。
ごちそうさまでした。
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