飲み食べ放題の中華で忘年会、そこで大惨事発生! 味覚@西新橋 [ 東京飲みある記]
西新橋にある激辛麻婆豆腐で有名な「味覚」さんで、6人のプチ忘年会をしました。
辛いもの大好き人間が集まって、とにかく激辛料理を食べまくるぞ!
・・・という宴会はさすがにしません。(ホントはやりたいけど)
そうではなくて、食べ飲み放題の料理がとにかく旨い、というので、やってきました。
わが社で、食べる量では一二を争う巨漢のKさんもいっしょです。
宴会は、予想通りの超ハイコスパでした。
ところがその最中に、店内で大事件が発生してしまったのです。
さてその様子は・・・
「味覚」さん本店。
ランチ時には頂点石焼麻婆豆腐の激辛を何度もいただいているお店です。
夜に来るのは初めてで、とっても期待して店内へ。
まだ、誰もいない店内。
壁に宴会メニューが掲示してあります。
【限定特別記念キャンペーン】
楽コース3,180円、吉コース3,880円、火爆四川麻辣火鍋コース3,880円、福コース4,580円。
飲みホ付・税別の料金です。
でも、今回のオーダーはこちらの【食べ放題+飲み放題】。
2時間で3,380円(税別)という低価格。
料理の種類がいっぱいで、ガッツリいただくには持って来いです。
店内は完全に満席。しかもみんな予約客。大変な人気です。
とんちゃんたちグループは、入ってすぐの入り口脇の席でした。
宴会は6時半スタート。
なんと他の予約客たちも、ほぼ同時にスタートで、料理が出てくるのにかなりの時間がかかります。
それを見込んで、どんどんオーダーを入れちゃいました。
まずは生ビールで乾杯!
では、食うぞぉ!(*^^*)
◆味噌やっこ豆腐
まずは前菜から・・・っていうか、すぐに出来るから、真っ先に来ました。
厨房が繁忙するときには、こういう簡単料理をオーダーするのが大切です。
絹ごし豆腐の上に肉味噌を載せた料理。
辛いのか、と思ったら、全然辛くありません。でも肉味噌が美味しい。
◆豆苗のにんにく炒め
豆苗がシャキシャキしていて、絶妙な炒め加減です。
◆エビマヨネーズ
ブロッコリーと和えたエビマヨ。
下に敷いてある揚げた長いパスタが、なんとマカロニみたいに中空なのです。
イタリアンパスタのブカティーニかな?
◆エビのチリソース
日本人が好きな中華料理のトップはこれだろうな。
もちろん四川には、海がないから海老はなく、エビチリなんて料理はありません。
しかしこの料理は四川風に辛い料理・・・かと思ったら、全然辛くありません。
みなさんはビールを飲んでますけど、とんちゃんはこっちに移行。
◆紹興酒
デカい徳利に温かい紹興酒が入ってます。
◆鶏肉とカシューナッツ炒め
これぞ中華料理の定番!と思います。
中華料理で珍重される肉は、1位が鶏、2位が豚で、3、4がなくって5位に牛って感じでしょうから。
◆トマトと玉子の炒め
トロトロの玉子が甘酸っぱい味に炒めてある。
巨漢のKさんが大絶賛で、もう1皿追加しました。
◆カニ玉
カニの存在がよく見えないけど、ちゃーんと入ってます。
玉子のとろーり感が残っている炒め具合が絶妙です。
◆鉄鍋ゴマ棒餃子
3人前の大盛り餃子です。(*^^*)
餡がはみ出ているっていうか、慌てて作ったというか、口が開いている。
この餃子が実に旨いのですよ。
ランチにこれの餃子定食を食いたい!
◆ナスの唐揚げの黒胡椒炒め
ナスに衣をつけて揚げたものにスパイシーな味がついている。
衣に包まれたナスがトロトロ状態で、その食感が実に旨い。
こういうナス料理は初めていただきました。
◆青椒肉絲
細切り肉がいい食感で旨いです。
◆上海焼きそば
〆にはちょっと早いけど、巨漢のKさんは、やっぱり炭水化物が食べたいもんね。
こんな感じで、どんどんと料理を食べているときです。
すぐ後ろの席へ「石焼麻婆豆腐」が運ばれてきました。
いつものようにお店のお姉さんが、テーブル上で石焼鍋に入った豆腐を砕きます。
ところが・・・
ジュー!っと激しい音。
立ち上がる白煙!
石焼鍋が過熱しすぎていて、大量の唐辛子入りの麻婆豆腐餡が焼けているのです。
もうもうと立ち上がる唐辛子の煙が店内へ広がる。
ゲホゲホゲホ!オエーッ!o(>▽<)o
あちこちで、激しく咳込む声。そして悲鳴。
唐辛子の毒ガスが鼻腔やのどを激しく刺激するのです。
とんちゃんもハンカチをマスクにしないと呼吸が出来ない。
「ドアを開けてください!」
口と鼻を抑えたお客さん達が、悲鳴を上げながら出入口に殺到して、次々に店を飛び出て行きます。
麻婆豆腐をオーダーしたグループ以外は、全員が屋外退避!
店内は唐辛子の刺激ガスが充満して、呼吸困難になります。
とんちゃんは出入口に近い席だったので、かろうじてハンカチを口に当てるだけでなんとか過ごすことができました。
しかし地上では、店から逃げた客が集まって、異様な光景だったそうです。
この状態で5分ほど経過します。
室内の空気が呼吸できるほどに沈静化してから、客が戻り始めました。
こんな状態でも苦情を言う人はいません。
発生元のグループも被害者ですから、大丈夫ですか?と優しく声をかけています。
そんな珍事件が収束してから、ふたたび飲み食いの再開です。
◆若鳥の唐揚げ
すぐにKさんが食べちゃったんで、かなり減っています。
珍事を含めて約2時間、よく食べ、よく食べ、そして飲みました。
いやぁ、美味しかった~!というのが参加者の感想。
面白かったぁ!という珍事への評価も含まれます。
とんちゃんたちが店を出た後で、お店にテレビの取材があるそうです。
このハプニングを取材できたら、さぞ面白かったでしょうけど、残念ですね。
また来ましょうね、といいながら、2次会へは行かずにお別れしました。
ごちそうさまでした。
戦場カメラマンのような、決死の撮影に感動しました。
特におしぼりで目を押さえている人を、いいタイミングで撮りましたね。
お店だったから、皆さん寛容な人たちで良かったです。
電車内とかだったら、東京消防庁が出動です(笑)
by 式守錦太夫 (2017-12-26 00:18)
> 式守錦太夫さま
煙がもうもうと立ち上がり、みるみる店内が真っ白になって、むせ返る客たちが慌てて店外へ逃げ出すところすべてをビデオに撮ったら、実に絵になるドキュメントだと、後で話したんです。残念です。(笑)
店の外には非難者が20人ほどいて、異様な雰囲気だったそうですが、警察や消防署に誰も通報しなかったのが幸いです。(笑)
by とんちゃん (2017-12-27 06:18)