食堂の焼飯、いや炒飯なのかな? いそ前食堂@茨城県龍ケ崎市 [ 愛しき食堂]
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週末の地元食堂巡り。
竜ケ崎市の食堂へ向かいました。
場所は、JA龍ケ崎中央支店のすぐ近く。
「いそ前食堂」さん。
お店の前に駐車場があります。
今回で2回目の訪問です。
店内はテーブル席が3卓半。
「半卓」は、窓際にあって片辺しか使えないテーブルのことね。(*^^*)
前回は女将さんだけでしたが、今回はご主人らしき方もいらっしゃいます。
黄色い短冊に書かれたメニューは、麺類と定食。
いろんなジャンルが並ぶ、まさに食堂メニュー。
前回は女将さんオススメのもつ煮込みライスをいただきました。
もつ煮込みライスこれ。⇒温かい女将さんお手製のモツ煮込みがテンコ盛りの定食
そのとき気になったメニューがあるんです。
それは・・・「焼飯」です。
炒飯(チャーハン)じゃない、焼飯(やきめし)ですよ!ヽ(*'0'*)ツ
炒飯と焼飯の違いって、なにかって?
詳しいことは最後に書きますが・・・
炒飯は中華店の料理で、焼飯は食堂の料理。
ということで「焼き飯1つ!」とオーダーしました。
すると・・・
「チャーハンね。」
と、まさかの反応。
え゛!チャ、チャーハン!w(*゚o゚*)w
「焼飯」は「炒飯」だったのか!ウッソー!
頭の中が混乱です。
そんな、とんちゃんの様子を知ってか知らずか、女将さんが小皿を運んできました。
◆漬物
まず、大根の醤油漬けが出されました。
これをつまんで、お茶をすすりながら、料理が出来上がるのを待ちます。
ご主人が料理を作るのかと思ったら、女将さんが料理を作り始めました。
さて、出てくるものは、チャーハンなのか?あるいは焼き飯なのか?
◆焼飯
焼飯とお吸い物が並べられました。
輪切りのウインナーがいっぱい。
おっ!ナルトも見えます。
玉子も入った塩味の焼飯だぞ。
ご飯を玉子がコーティングしている・・・というチャーハンとは違って、ご飯と玉子は分離ぎみ。
胡椒が効いた塩味。
これはやっぱ、焼き飯だよなぁ。
吸い物は醤油味で、ネギがいっぱい浮かんでいます。
チャーハンと呼ばれているけど、食堂の焼飯がいただけました。
450円は安いな。
これに野菜炒めとかを合わせたら、いいかもね。
ごちそうさまでした。
最後に「炒飯」と「焼飯」の違いについて。
以前にも書いたのですが、こんな違いがあります。
中華料理の炒飯は、卵を先に入れてからご飯を入れて炒める。
焼飯は、ご飯を先に炒めてから卵を入れる。
こういう説明がネットにたくさんあります。
これ、かなり正しいけど、かなり違うんです。
作り方の違いは、調理器具の違いに由来するんです。
炒飯は中華鍋と強力な火力で一気に炒めます。
焼飯はお好み焼きを作る鉄板が発祥で、じわじわと炒めます。だから卵は最後になる。
味付けや具材も違います。
炒飯の具材は卵、叉焼、ネギで、味付けの基本は塩。醤油は香り付け。
焼飯の具材は決まりがなく、卵が入っていても入っていなくてもいい。味は醤油でも塩でもいい。
ということで、焼飯はかなりいいかげんな料理。
しかも西日本では炒飯を焼飯と呼ぶことも普通なんです。
餃子の王将は「焼めし」ですもん。(現在のHPでのメニューは「炒飯」になってる。)
ってことは、炒飯か焼飯か、なんて拘る必要ないかな?
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