生粉蕎麦みたいな道産小麦全粒粉の石臼挽きラーメン 富川製麺所@新千歳空港 [ 北海道]
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新千歳空港では、搭乗待合室の中にもラーメン屋さんがあるってことをご存知ですか?
飛行機に乗る前のちょっとした空き時間があれば、最後のラーメンをいただけるんです。
空港の北海道ラーメン道場にある「麺屋 開高」さんで味噌ラーメンを食べたあと。
もう1杯ラーメンが食べたくなって、そのお店に向かいました。
搭乗待合室のJAL側に、こんなところがあるんです。
北海道食堂。
十勝清水町からの豚丼専門店「ドライブインいとう」、礼文島からの海鮮の店「島の人」、そして富良野町から「富川製麺所」が出店している。
豚丼、海鮮丼、そしてラーメンですよ。
フードコートになっていて、そこに3軒のお店があるんです。
真ん中にある「富川製麺所」。
ここで北海道最後のラーメンを食べちゃうゾ!
千歳空港HPには、こんな自己紹介があります。
北海道のまん中!へその街から、「製麺所がやっているラーメン屋!」がコンセプト。
北海産の小麦で作った香り高い麺に、ふらの野菜を感じるスープが自慢の味噌ラーメンが1番人気。
四季折々のふらの野菜を使った季節を感じる一杯に仕上げております。
「へその街」とは富良野市のこと。
北海道産小麦で自家製麺したラーメンがウリのお店。
1997年に富良野市の麓郷に開店した「山麓中華そばとみ川」が、スタート。
富良野の麓郷というと・・・そう、その「北の国から」の舞台になったところです。
2001年から自家製麺を開始し、2003年に石臼挽き中華そばを販売開始。
2009年に富良野市日の出町に「富川製麺所」を開店。
どちらのお店もラーメンをいただきました。(リンク先は弊ブログの記事)
2015年以降、連年、出店数を増やしています。
富良野市に煮干中華「ゆきと花」、上海市に「富良野とみ川」と「富川製麺所」。
そして2017年4月に、ここ新千歳空港に富川製麺所が開店しました。
実は、開店した2017年の8月に、ここでラーメンをいただいたんですよ。
でもまだ記事にしていない・・。
だから再訪なんだけど、初めての記事です。
看板の下にメニューが並んでいます。
味噌ラーメン、四川麻辣味噌拉麺、味噌コーンバターラーメン、醤油ラーメン、えび塩ラーメン。
イチオシは味噌ラーメンですね。
味噌バターコーンは、全くの観光客向け。だから空港店限定。
「限定」に惹かれて、オーダーしてはいけない。
ラーメンのポイントがバラバラと張り出されている。
ふらの産小麦・春よ恋。これ、小麦の品種名ですよ。
そして自家製粉。
焙煎麺:自家焙煎小麦
無化調(スープ):鶏ベースのすっきり、ほんのり魚貝・・・
鶏ガラと魚介のダブルスープ。旭川ラーメンのタイプですね。
カウンターでオーダーして、ブザーが鳴るのを待ちます。
白い反高台丼で登場です。
◆醤油ラーメン
シャーシュー2枚、焼き海苔、メンマ、ザックリ切った長ネギに、紫タマネギがトッピング。
ラード?じゃなく、鶏の香味油が浮かんでいる。
そこが普通の旭川ラーメンとは違うのかな。
鶏油(チーユ)が浮かんだスープ。
無化調で、鶏ガラと魚介のダブルスープは、しっかり旨い。
サッパリした後味がいいですね。
縮れた細麺は透明感のある茶色っぽい色をしていて、麺の中に黒い星がある。
見た目は生粉打ち蕎麦=十割蕎麦みたい。
道産小麦の全粒粉を石臼挽きした麺ですね。
以前、富良野のとみ川で食べた、石臼挽き中華そばの麺です。
食べた感じは、シコっとして、しかも重みがある感じ。
ダブルスープの醤油味には、中細麺がいいですね。
メンマは細切りでシャッキリした食感。でも味付は薄味。
青椒肉絲のタケノコみたい。
肩ロースのチャーシュー。
食感がしっかりあって、肉感的。
もう1枚のチャーシューは・・おや、鶏肉だ。
鶏むね肉の柔らかいチャーシューは、上品です。
この具材たちだとライスと合わせてもいいんなぁ。
でも、そもそもラーメンが2杯目だから、ライスは無理。
店員さんが若い人ばかりで、ちょっと大丈夫かな?って思ったけど。
富川製麺所、やはり旨かったです。
ごちそうさまでした。
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