蕎麦屋の天ぷら豚骨ラーメンは、いかに 三徳@札幌市 [ 愛しき食堂]
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札幌で食堂に向かいました。
場所は西区琴似の住宅街の中。
【石臼びき】を掲げる「そば処 三徳」さん。
今回で2度目の来訪です。
前回は「バホそばドン丼」という、摩訶不思議な名の丼物をいただきました。
⇒バホそばドン丼とは、いかなる食いものぞ そば処 三徳
行燈には、「きそば」に並んで「とんこつラーメン」。
そば屋のとんこつラーメンって、どんなものなのか。
気になるのは私だけでしょうか?
ずっと昔の札幌のラーメンは、鶏ガラスープの醤油や塩だったんです。
「中華そば」ですね。
「とんこつ」は新手のラーメンでした。
それを蕎麦屋さんがつくるなんて。
きっと進取の気質にあふれた店主なんでしょう。
お店に入ってすぐのところにあるテーブル席に座りました。
厨房の前の壁には岡持ちがいくつもある。
出前がよくあるお店なんですね。
先客もカツ丼を食べてますよ。しっかり食堂使いされてます。
メニューは、当然ですけど、そばがいろいろ。
そしてラーメン。これが、とんこつラーメンですね!
丼物や定食。
壁に張られた短冊には、かしわセイロに・・・つけ麺!( ̄□ ̄;)!!
ラーメンのつけ麺ですよね!そんなのまであるんだ!
そして「バホそばドン丼」。
摩訶不思議な、ヘンテコリンな名の丼。略して「バホ丼」。
前回はこの「バホ丼」をいただきましたよ。
⇒バホそばドン丼とは、いかなる食いものぞ そば処 三徳
とんちゃんの後から入った常連っぽい客が、なんと「バホ丼」をオーダー。
一部には有名なんですね。
その隣は「天ラーメン」。
天ぷらそば、ならぬ、天ぷらラーメンってことね!
ラーメンに天ぷら?
どんな料理だろ?
あっ!そうそう。
五所川原市の蕎麦屋さんで、中華そばに天ぷらが載った「天中華」をいただいたな。
あれ、旨かったなぁ。
⇒百年食堂で天中華 亀乃家@青森県五所川原
三徳さんのラーメンは豚骨だから、また違った味わいだろうな。
だったら、これをオーダーするしか、ないっしょ!
反高台丼で登場です。
◆天ラーメン
トッピングは、チャーシューにメンマ、海苔、カマボコ、ホウレンソウ。
一見すると普通のラーメンに見えるけど・・・
いやいや!海老天だ!w(*゚o゚*)w
海老天と天かすが載ってるじゃないか!
スープにはしっかり油が浮かんでいる。
ラーメンの油と海老天の油とが、きっと合体しているんでしょう。
大きな油玉がいっぱい浮かんだスープをひと口。
う、うまい! (◎_◎;)
スープを口に入れたとたんに、旨さに驚きます。
コッテリしすぎない、やわらかい豚骨スープ。
タレは醤油と塩のミックスみたい。
とんちゃんの子どもの頃(50年ほど前)のラーメン店では、醤油&塩のタレがよくありましたよ。
中細の麺は白っぽいけど、多加水の札幌ラーメンらしい麺です。
海老天は、衣が大きい。
蕎麦屋の天ぷらですから、衣も命です。
ラーメンスープに浮かんだ衣。
やさしい豚骨スープでふやけた衣、これがまた旨いのよ。
大きな肩ロースチャーシューもある。
味は薄く、肉の食感がしっかりした自家製チャーシューです。
なんと、海苔は天ぷら。
天ぷら屋さんみたい。
ナルトじゃなくカマボコ。
ここは、そば屋ですからね。
ほうれん草もトッピング。
そしてメンマはシャッキリしていて、味はやはり薄い。
コテコテの豚骨じゃなく、優しい豚骨スープのラーメン。
タレは醤油&塩で、昔懐かしい味わいです。
そこに麺は多加水の札幌麺。
ずっと昔に食べた、古いタイプの豚骨系札幌ラーメンというところでしょうか。
旨かったわ。
ぜひまた食べたいラーメンです。
でも、ここはそば屋なのに、まだ蕎麦を食べてないなぁ・・・。
ま、いっか!
ごちそうさまでした。
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これは旨いですね、きっと。
しかし札幌かあ…(笑)
by song4u (2019-08-10 09:05)
> song4uさん
実に旨いです!
北海道・・・遠いです。
わたしも、いつでも、ってわけじゃない。
博多ラーメンや博多うどんは、もっと遠いです。
by とんちゃん (2019-08-11 05:00)