広州街観光夜市で夜食 [ 韓国・台湾]
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カミサンと台湾ツアー。
台湾北部の山間地にあるノスタルジックな九扮を観光して夕食。
それから宿泊先の台北市のホテルに行きました。
宿泊先のホテルは「禾順商旅」(Your Hotel)。
ホテルの前は夜市になっていて、格好の場所です。
地下鉄龍山寺駅の北西に「艋舺夜市」が広がっています。
艋舺夜市は「広州街観光夜市」「華西街観光夜市」「梧州街観光夜市」の3つの夜市の総称なのです。
ホテルが、広州街観光夜市と梧州街観光夜市の交差点にある、といういい立地。
部屋の窓から夜市を見下ろせます。
カミサンと2人で夜市を歩いた後、カミサンはお土産を買いに。
とんちゃんは広州街観光夜市で夜食をいただきました。
夜市で食べたものは、1つは「臭豆腐」、もう1つは「旗魚黒輪」。
「臭豆腐」(しゅうとうふ)をご存知でしょうか?
その名のとおり臭(くさ)い豆腐です。
醗酵した液体に漬けた豆腐。で、この液体が臭(くさ)い。
そのにおいは、腐敗臭というか「トイレ」のにおいに近い。
あの「くさや」のようなにおいです。(〃´o`)=3
その臭豆腐は、油で揚げて食べるんです。
臭い豆腐を揚げるんですから・・・強烈な臭いがします。w( ̄△ ̄;)w
しかし食べてみると・・・あら不思議。臭くないんですよ。
ところで、中国のくさい豆腐にはもう1種類あります。
麹菌をつけて塩水や酒に浸した「腐乳」です。
麹の種類によって白、紅(赤)、青と3種類あって、紅腐乳は沖縄の「豆腐よう」と同じ。
これも腐ったような臭いなんて言われますが、チーズのような味わいで、美味しいんです。
梧州街夜市の入り口にあった「臭豆腐」の屋台。
っていうか、ホテルを出てすぐのところにあります。
その後ろにも臭豆腐のお店。
「批発」は卸売のことで、臭豆腐の卸売店です。関係あるんだろうか?
この屋台で臭豆腐をいただきます。
◆臭豆腐
揚げ立ての臭豆腐。これで50元。180円くらいです。
お皿にビニールを敷いて、その上に盛り付けてあります。
甘辛い醤油タレをかけ、白菜の漬物をトッピングしてあります。
これが揚げた臭豆腐。揚げ豆腐です。
これが全然、臭くなくて、美味しいですよ。
さらに豆板醤をかけました。
台湾の豆板醤は、あまり辛くなくて、少し甘いです。
ところでこのお店、「大腸 蚵仔麺線」とも書いてあったんです。
でも全くスルーしてしまった。
「麺線」は台湾名物の素麺。そして「蚵仔」は牡蠣のこと。
だからカキ素麺だったんですね。
食べておけばよかったぁ・・。残念です。
もう1軒、面白い食べ物を見つけました。
「東港 旗魚黒輪」さん。
なんだか、お魚の料理ですね。
「東港」は、高雄の近くにあるマグロ漁港として有名なところ。
みなさん、串に刺した何かを食べています。
オバサンが油で揚げ物をしています。
手前のオバサンが魚のすり身に串を刺して、奥のオバサンが揚げている。
◆旗魚黒輪
串に刺さった魚のすり身の揚げ物。串刺しの薩摩揚げですね。
甜辣醤と日本式ワサビのソースがあったけど、どっちもすごい色をしてるんでパス。
そのままいただきます。
アツアツのさつま揚げがうんまい。これで10元=35円ですよ。
さて、改めまして「旗魚黒輪」ってどんな意味なんでしょう?
後で調べたら・・・
「旗魚」は「カジキ」のこと。
「黒輪」は、台湾語で「オーレン」で「おでん」のこと。
おでんの具のさつま揚げを台湾では「おでん」と呼んでいるんですね。
ちなみに台湾では汁で煮た「おでん」のことは「関東煮」(クワントンチュー)と言います。
関西でのおでんの呼び名「関東煮」(かんとだき)が台湾でも使われているんです。
おでんついでにもう1つ。
この「頂級甜不辣」って、何のお店かわかりますか?
「頂級」は最高級って意味ね。
その次の「甜不辣」ってナニ?
実は、とんちゃん、知らなかったんです。
これ「てんぷら」と読みます。
小麦粉を溶いた生地をつけて油であげる「天ぷら」じゃなくて、関西でいう「天ぷら」、そう「さつま揚げ」のこと。
ということは、さっきの「黒輪」とどうちがうのか?
形が違うんです。
「甜不辣」が、平たい楕円形や太い棒状なのに対して、「黒輪」は串にさしてあるもの。
らしいです。(不詳)
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