空港フードコートにリーズナブルな鴨ロースト!そして店名「麥記」の意味 麦記@桃園空港 [ 韓国・台湾]
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カミサンと3泊4日の台湾ツアー。
最終日は、故宮博物館を観光して、桃園空港から帰国です。
ってことは、台湾ネタの最後です。
で、最後に空港でランチ、ね!σ(゚ー^*)
空港ですから、いろんなレストランがあります。
でも、そこはとんちゃん夫婦。
リーズナブルなフードコートに向かいましたよ。(*^0゚)v
とんちゃんたちの乗るLCCの「SCOOT」(スクート)はターミナル1。
その地下にあるフードコートはオススメです。
フードコートの「新東陽 美食広場」。
台湾の老舗土産店「新東陽」が経営するフードコートです。
このフードコートは「夜市」をイメージしてつくられているそうです。
台湾麺料理や小龍包、台湾風フライドチキン(炸雞排)、タピオカミルクティーのお店があります。
それもリーズナブルな値段で。
とんちゃん夫婦が選んだのはこのお店。
「新東陽」の方が目立ちます。
でも店名は上の看板にある「麥(麦)記」(マイジー)です。
お店の脇にローストした鴨が下がっている。
「焼臘」(シャオラー)というロースト肉のお店なんです。
ロースト肉をブツ切りしてご飯に載せ、野菜といっしょに出すという香港式のファストフードです。
「新東陽」は台湾では有名な土産屋。その会社がなんでロースト肉の店?
と、思うのですが。実は、訳があるんです。
新東陽の元の屋号は「東陽燒臘行」。そう、「燒臘」のお店なんです。
そして創業者は麥氏で、今の社長もその子孫。
そして「記」は「覚えている」「思い出す」という意味。
だから「麥記」は「麥氏は覚えている」、創業時のことを思い出すという意味。
新東陽が創業時を思い出して開店した、原点回帰のお店ってこと。
そう考えると、美味しいに違いない!
【精緻套餐】のメニュー。
「套餐」(タァォツァン)は「set Meal」と書いてあるように「定食」のこと。
メニューは・・・
1.招牌四宝飯套餐(油雞・烤鴨・叉焼・香腸)
2.経典三宝飯套餐(油雞・烤鴨・叉焼)
3.叉焼油雞雙拼套餐
4.叉焼烤鴨雙拼套餐
5.油雞烤鴨雙拼套餐
6.港式油雞飯套餐
7.港式焼鴨飯套餐
8.港式叉焼飯套餐
9.港式臘味飯套餐
10.美味香腸飯套餐
11.塔香三杯雞飯套餐
12.麻婆藍酥蓋飯套餐
13.桔醤猪排飯套餐
14.客家鹹猪肉套餐
15.梅干扣肉套餐
基本の料理は、油雞(フライドチキン)、烤鴨(鴨のロースト)、叉焼(チャーシュー)、香腸(ソーセージ)。
1~10は、それら4種類の組み合わせ。四宝は4種、三宝は3種、雙拼は2種の組み合わせです。
11番以降は、ちょっと違っています。
「麥記焼臘 黒胡椒猪柳飯」が特価150元。
猪柳(ジューラウ)は豚ヒレ肉だそうです。
これをカミサンがオーダーしました。
◆黒胡椒猪柳飯(豚ヒレ肉の黒胡椒焼セット)
黒いプレートに豚ヒレ肉の黒胡椒焼とライス、野菜のソテー2種、煮卵が載ってます。
副菜で、お椀に入った肉団子と野菜のあんかけがついています。
とんちゃんは・・・
◆招牌四宝飯套餐
油雞、烤鴨、叉焼、香腸の4種セット。
フライドチキン、鴨のロースト、チャーシュー、ソーセージです。
鴨のロースト。皮がパリッとした感じで、鴨は旨いです。
骨付き鶏は手羽元。
チャーシューは、煮豚じゃなくって、周りが赤い、まさに叉焼。
その脇には、青菜炒めとキャベツ炒め。
台湾はキャベツ炒めが良く出てきます。
煮卵の脇にあるのは、カミサンから分けてもらった豚ヒレ肉の黒胡椒焼。
お茶で煮た茶卵(茶葉蛋)じゃなく、タレで煮た煮卵(滷蛋)。
定食には卵スープがついています。
もう1つスープみたいなものは、ぜんざい!
しかも甘くない!(*゚Д゚*)ェ…
アズキ(小豆)は中国語で「紅豆」。ぜんざいは「紅豆湯」。
これは基本的に甘くない。
おだんごの湯圓(タンユエン)を入れるときには、少し甘くする。
というわけで、台湾のぜんざいは甘くないんです。
ぜんざい=甘いと思って食べると、ビックリします。
とんちゃんは、この「甘くないぜんざい」を食べたとたんに、ブラジルの「フェジョン」という黒インゲン豆のスープの味を思い出しました。
ロースト肉の定食、美味しいしボリュームもあって、しかもリーズナブル。
帰国前にしっかりと食事をするにはおすすめのお店です。
ごちそうさまでした。
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