淡い色の美味しい醤油ラーメン いせのじょう桑園高架下@北海道札幌市 [ 北海道]
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2020年3月、札幌でのことを遅ればせながら記事にしています。
桑園駅の高架下にある美味しいラーメン店でランチしました。
駅の東側にあるイーストプラザ。その札幌駅側の一番端っこにあるお店。
出入口の脇にある小さなお店なので、気を付けないと素通りしてしまいそう。
「餃子と麺 いせのじょう」さん。
地下鉄東西線菊水駅近くに本店があるそうです。
この店が札幌駅高架下にあったときに訪問して、気に入ったお店です。
⇒ガード下の小さなお店に拘りの淡麗ラーメンがワンコインで いせのじょう高架下店
それがここ桑園駅高架下に移転したので再訪しました。
でも順序が前後して、2021年3月再訪の記事を先にアップしちゃってます。
⇒鶏ガラベースの旭川系さっぱりラーメン いせのじょう桑園高架下
店内はL字型のカウンター7席だけ、という小さなお店。
若いご夫婦2人で営業されています。
メニューは醤油ラーメンのみ。ただし特製味噌ラーメンだけはあります。
デフォルトの「しょうゆ」は550円で、かなり安い。
そして特徴的なメニューが並んでいます。
メニューのトップは、辛口白菜ラーメンと辛口白菜チャーシューメン。
そして、しょうが、追いがつお、卵とじ、太麺背脂、胡麻ニラの辛口、チャーシューメン。
札幌駅高架下時代には「しょうが」をいただきました。
なので今回はデフォルトの「しょうゆ」をいただきます。そして焼き餃子も。
◆しょうゆラーメン
醤油ですけど、澄んだ色のスープ。
トッピングは、ネギ、メンマ、チャーシュー、そして中央にお麩。
シンプルなトッピングです。
しかも麩があるというのは、北海道の古典的タイプ。
普通は麩がスープをすっているんですけど、ここのは違う。
麩が、高く盛られたネギの上に載っていて、スープから浮かんでいる。
完全にスープから浮かび上がった麩の姿は芸術的です。
切り立丼の図柄も実に古典的。
丼の外側は鳳凰や龍、内側は赤・青・黄色の渦巻の三色雷紋。
懐かしい図柄のドンブリです。
油玉が浮かんだスープは、鶏ガラベースのスープに煮干しの魚介系が加わった旭川流。
鶏ガラベースなので淡麗なやわらかい味です。
スープの色が薄いのは、塩と醤油で味付けしているからでしょう。
昔の札幌のラーメンは、こんな醤油ラーメンが普通だったと思います。
「しょうがラーメン」より、この「醤油ラーメン」の味の方がシンプルで好きだな。
中細の角切り麺。
やや低加水でスープと絡む。ここも旭川流です。
チャーシューはやや厚切りで、薄味でしっかりと食感があるタイプ。
トロトロのチャーシューじゃなく、こんな昔ながらの歯応えのあるチャーシューが好きです。
メンマは歯応えがある程度に柔らかで、上品な薄味。
スープに浸したお麩。柔らかく、香ばしく、そして懐かしい・・・。
◆焼餃子
二枚看板のもう1つ、餃子もいただかないとね!σ(゚ー^*)
ひと口大の餃子が5個。しっかりと焼き目がついています。
辣油入り酢醤油でいただきました。
ジューシーな餃子の餡は、味が付いている。
これは醤油なしの酢コショウでも旨いだろうな。
デフォルトの醤油ラーメン。おいしかったです。
古典的な丼に入った淡い醤油色のスープは昔の札幌ラーメンを思い起こさせてくれます。
ごちそうさまでした。
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