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牛久市観光アヤメ園至近の知られざる観光スポット:展望台と休憩所 [旅行先]

横田滋さんが亡くなられました。
北朝鮮に拉致された娘・めぐみさんとの再会を果たせぬまま、さぞかし無念だったことでしょう。 
拉致問題を最重要課題に掲げつつ、なにも前進させない現政権。
我が家で購読している朝日新聞は、そんな政権のことを批判せず。
「拉致被害者の帰国を実現するために、あらゆるチャンスを逃すことなく果断に行動していく」という首相。自らの保身のためにする行動に果断である前に、最重要とする課題に本気で向かってほしいです。


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週末の散歩やプチ観光にちょっといいネタです。 

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牛久市の数少ない観光スポットの1つに「観光アヤメ園」があります。

場所は、牛久駅西口から2.5kmほど、歩くと約30分、車で5分程度のところ。
駅からの散歩にはちょうどいい頃合いです。

その周囲にある知られざる観光スポットをご紹介します。

・観光アヤメ園と水郷地帯
・公衆トイレが展望台!
・新地町にある牛久沼展望のベストポジション
・アヤメ園至近の休憩所がオープン

 

 

観光アヤメ園と水郷地帯

 

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牛久市観光アヤメ園は、総面積8000㎡の敷地があります。
そこに約200品種、2万本のアヤメ・花菖蒲・カキツバタがあるそうです。
6月初旬頃から下旬頃まで約一ヶ月間、紫、白、黄色と色とりどりの花を楽しめます。

ここは1985年に開園したらしい。
その開園の事情については、後ほどまた触れます。

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紫色の花が咲いていました。

ところでここは、「アヤメ園」という名称ですが、そこに咲く花はアヤメ・花菖蒲・カキツバタ。いずれもアヤメ科でよく似ています。どう区別したらいいのでしょうか?

「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるように、ともに美しいアヤメカキツバタはよく似ています。そしてアヤメハナショウブもよく似ている。

ヤヤコシイのは、アヤメ(菖蒲)とハナショウブは似ているけど、どっちもショウブではないってこと。
アヤメ(文目)は「菖蒲」とも書くけど、ショウブ(菖蒲)とは別物。
そしてショウブ湯にするショウブ(菖蒲)は、ハナショウブとは別物です。(ショウブはショウブ科で、アヤメ科ではありません。)


詳しい話は別のサイトで調べていただくとして・・・
アヤメ・花菖蒲・カキツバタの違いは、花の根元の部分が違っていることです。
 アヤメ:花弁の根元に網目模様がある
 ハナショウブ:花弁の根元が白と黄色で模様はない
 カキツバタ:花弁の根元が白一色で模様はない

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さて、さきほどの紫色の花は、何でしょうか? 
花弁の根元が白と黄色なので、花ショウブだと思います。

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ハスもいっぱいあって、これも花が咲きそうです。

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アヤメ園の中には河童がいます。

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小さな河童が隣に座っている。

この観光アヤメ園開設について少し。

観光アヤメ園を含む稲荷川の両岸には水田が広がっています。
その水田とアヤメ園とは関係があるようです。

かつてこの一帯は湿地帯でした。
現在、田になっているところは、かつては稲荷川の流域でした。
そこにウキタやカキアゲと呼ばれる多数の小さな田を作りました。田は、網の目のようなクリーク(水路)の中にあり、農家はクリークにを浮かべて田の間を移動していました。
しかし研究学園都市のための排水路建設と並行して、1973~1984年に土地改良事業が行われ、今のような道路やあぜ道で移動できる水田に変わりました。  

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三日月橋のたもとに、その土地改良事業の記念碑が建っています。

そんな工事が完了した翌年の1985年に、ここ観光アヤメ園が開園しています。
クリークがある水郷地域であった名残をアヤメ園として留めようとしたのだと思います。
潮来市にある水郷潮来あやめ園(面積約13000㎡)が1976年開園なので、それに倣ってアヤメ園にしたのでしょう。  

 

 

公衆トイレが展望台!

 

この観光アヤメ園に秘密の観光スポットがあります。

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駐車場脇にある公衆トイレ
実はここ、展望台になっているのです。ヽ(^◇^*)/

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屋上の展望台から牛久沼が望めます。

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ちなみにこの公衆トイレ、コンクリート打ちっぱなしの壁が美しい。
壁に木目が現れるように造られている。
市役所にいい設計士さんがいるようです。

 

新地町にある牛久沼展望のベストポジション

 

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三日月橋を渡って、対岸の新地地区へ向かいましょう。

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橋のたもとにも河童が鎮座しています。
新型コロナウィルス対策で、河童もしっかりマスクをしています。(*^^*) 

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橋を渡ってまっすぐ行くと、「たまやボート」の看板があります。
そこから奥へ小道があります。

この小道、宅地内への通路のように見えますけど、公道なのです。
そこを奥へ・・・

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おっと、その前に、小道入口の左側にある道祖神に合掌!

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さて、小道を登っていくと・・・

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「東林寺城址」「一ノ郭土塁」の表札があります。
ここにはかつて牛久城の支城の1つ、東林寺城があったのです。
そして土塁の一部が残っています。空堀の跡も残っています。
郷土史好きには面白いネタですね。 

googleの航空写真だとわかりますが、道に沿ってかつての城内を巡れます。

 

でもここで紹介したいのは展望スポットのことです。

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この高台から牛久沼が展望できるのです!ヽ(^◇^*)/

「絶景」というのは大げさですけど、遠くまで見通せますよ。
たぶん牛久市内からの展望で、ベストスポットなのではないでしょうか。

牛久沼の展望スポットには、他にもこんなところがあります。
龍ケ崎市の牛久沼水辺公園、つくば市の泊崎大師堂(はっさきだいしどう)、牛久沼聖地公苑、つくば市ふれあいプラザ。有料ですが、ホテルレイクサイドつくば(展望風呂)、うなぎの鶴舞家。

 

アヤメ園至近の休憩所がオープン


ふたたび観光アヤメ園へ戻りましょう。

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アヤメ園と道を挟んだところにある三日月橋生涯学習センター

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そのすぐ脇に新たなスポットがオープンしました。

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「とみさんちく」じゃなく「とみさんち C」
「C」は三日月の意味。

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ほら、「OPEN」と書いてあるでしょ?
おっと、「OPNE」になってますわ。(*^^*)

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空き家になった古民家を改造しで近所の野菜を販売しています。
「たまり場」=無料のおやすみ処でもあるので、気軽に遊びにきてください!
と、自己紹介しています。

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障がい者への就労支援事業などを行っているNPO法人にじいろが運営しているそうです。
 ⇒NPO法人にじいろ:https://siawasetukuri.amebaownd.com/

これからカフェーも開店する予定だそうです。 

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LINEやインスタのアカウントもありました。
 ⇒インスタグラム:https://www.instagram.com/tomisanchi_mikazuki/

アヤメ園や三日月橋生涯学習センターに寄った後に、野菜を買ったり、お茶を飲みながら休憩したりするのにとってもいいですね。


 
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