筑波西武百貨店にあった中華店・翠芳楼の味を求めて 日東農場@つくば市 [ 茨城県]
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つくば市の中心地には、かつて西武百貨店がありました。
その1階に、カウンターだけのレストラン街があり、そこに「翠芳楼」という中華店がありました。
麺類と餃子、炒飯しかないお店ですけど、とっても旨かった。
カミサンは酸辣湯麺、とんちゃんは水餃子が、好きでした。
ところが2017年2月末で西武百貨店が閉店。
「翠芳楼」さんは、その前年の9月になくなってしまった。
どこかで再開してくれないかなぁ・・・カミサンとそう話してました。
昨日の記事にあるように、龍ケ崎市の中華店でその話が再燃。
帰宅してから、翠芳楼の再開についてググってみました。
すると、2018年10月1日に移転再開していたことを発見!
ただし独立の中華店ではなく、そば屋の中にある中華コーナーだそうです。
その店の前は何度も通っているのに、全然、気が付きませんでした。
さて、開店したと知ったからには、じっとしてはいられません。
さっそくお店に向かいました。
場所はつくば市、東大通り(県道55号線)と土浦野田線(国道354号線)が交差する大角豆交差点から西に500m程のところ。
【十割そば 常陸秋そば】を看板に掲げる「日東農場」さん。
お店は横長に大きくて、駐車場も広い。
看板にあるのは、そばと定食だけで、中華の文字が全くない。
ここに本当にあるんだろうか?
歩道側を確認すると・・・
あっ、あったー!ヽ(^◇^*)/
【西武筑波店で27年、老舗のラーメン店「翠芳楼」完全復活。】
確かにここで再開しています。
よし!と気合を入れてお店に入ります。
お店に入ると、すぐ左にメニューが掲げられています。
「社員食堂メニュー」だって。
日東農場の社員食堂なのか?
いやいや、「社員食堂」というくくりで、定食メニューがあるってことですね。
常陸秋そばのメニュー。
おっと「ちたけそば」だ!
「チタケ」(乳茸)というキノコを使ったそばですね。
チタケは栃木県人が熱愛するキノコ。それがここで味わえるというのは、非常に貴重です。
秋田の比内地鶏を使った蕎麦もある。
どっちも食いてー!(>_<)
しかしその気持ちを今日はグッと抑えましょう。
うどん類もあります。
そしてついに、奥にある中華のメニュー発見。
しっかり「翠芳楼メニュー」と書いてあるじゃないですか!ヽ(^◇^*)/
嬉しくて、懐かしくて、ちょっと涙が出てきました。
メニューは麺類に加えて炒飯や中華丼、天津丼など飯類もあります。
餃子は、焼餃子だけだ。
とんちゃんの好きだった水餃子は、ありませんよ。
セットメニューにするとお安くなるようです。
配膳のカウンターが左右にあって、左が和食、右が中華です。
中華のカウンターでオーダーしました。
ワイヤレスのブザーを渡され、これが鳴ったら料理をとりに行きます。
配膳カウンターを抜けると食事スペースがあります。
テーブル席や座敷があって、好きなところに座ります。
ブザーが鳴ったので、ワクワクしながら料理をもらい受けに行きます。
◆拉麺&焼餃子
王道のラーメン・ギョーザです。
まずはラーメンから。古典的な反高台丼に入ったラーメンです。
ラーメン丼が滑らないように、お盆の上に滑り止めのシートが置かれています。
半透明の澄んだスープ。そうそう、この半透明感です。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、そしてサヤインゲン。
筑波西武時代も青菜じゃなくて、サヤインゲンでしたね。
半透明のスープは、本格中国料理店の味わいです。
そうそう、こんな味だったなぁ。
麺は中細のストレート。これも変わりません。
っていうか、中国料理専門店のラーメンって、こういう感じですね。
メンマや柔らかく、薄味です。
肩ロースのチャーシューは、しっかりした歯応えで、これも薄味。
サヤインゲンはシャッキリした触感です。
こんな本格中華のラーメンを520円でいただけるのは、嬉しいです。
水餃子がないので、焼餃子をオーダーしました。
つくば西武時代、焼餃子は大きな餃子が3個でした。
でもこれは普通の大きさの餃子が5個です。
皮は厚くなく、日本流の普通の厚さ。
餡はしっかり詰まっています。
普通に美味しいけど、もしかしたら業務用でしょうか?
筑波西武時代には、厚い皮の水餃子がとっても好きだったんです。
でもその水餃子は復活していません。
とっても残念です。(;´ρ`)
次回は、このお店の酸辣湯麺が好きだったカミサンと一緒に来よう。
そして他の料理も食べてみよう。
ごちそうさまでした。
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