ラーメン旨し、そして茶色い炒飯に魅了された中華食堂 中華料理こむろ@茨城県阿見町 [ 愛しき食堂]
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中華料理を提供する大衆的な店、町中華には3つのジャンルがあると思います。
大衆的中華専門店、洋食や和食なども提供する中華食堂、そしてラーメン中心のラーメン店。
「日本標準産業分類」だと、中華専門店、食堂・レストラン、ラーメン店に分類される。ただし、中華専門店のうち高級中華店じゃない大衆的中華店ね。ラーメン店のうちラーメンのみのラーメン専門店じゃない、飯類も出すラーメン店ね。
そんな中で、今回は中華食堂のお店です。
Googleのレビューはいっぱいあるけど、中身がよくわからない。
食べログのレビューが1件しかない。
そんな情報過少のお店。
どんなもんだろか?と思ってランチをいただいたらば・・・
これが感動のお店でした。
さて、場所は茨城県立医療大学の近く。
「中華料理 こむろ」の看板が目印。
2階建ての住宅兼店舗がお店です。
「中華料理」を掲げる中華店。
中華専門店なのか中華食堂なのかは、この外見からはわかりません。
店内は、左手に赤いデコラのテーブルにパイプ椅子という、これぞ大衆中華!
右手には座敷もあります。
さてメニューは、ラーメン530円からの麺類。チャーハンや中華の一品料理。
そしてチキンライスやオムライス、カレーライス、カツ丼もある!
洋食も和食もあって、これぞまさに中華食堂です。
ラーメン・半チャーハン、ラーメンライスなどのセットメニューもあります。
ギョウザライスなど一品料理+ライスの定食セットもある。
どれも人気のセットなんでしょうね。
ただしセットにしたら安くなるというわけじゃありません。
いつものように、ラーメン&餃子にしようかな?
と思ったけど、ラーメン&半チャーハンのセットにしてみました。
そしたら、これが大当たりだったんですよ!(*^0゚)v
◆ラーメン・半チャーハン
ラーメンに半チャーハンをプラス。町中華の王道の1つですね。
ラーメン丼は、丸い形状の丼で口元が太い、玉渕(たまぶち)丼。
たっぷり入るので、具材の多いラーメンなどに使われるタイプの丼です。
ラーメンのトッピングは、チャーシュー、メンマ、ワカメ、焼き海苔、ナルトで、ネギが散らされています。
醤油味のスープは、ラーメン専門店とは違う、中華店の味わい。
出汁がしっかり効いていますよ。
だから、サッパリしているけれど、旨味の重さがズン!と伝わってくる感じ。
んー!実にうまいスープですわぁ。(*^^*)
スープだけ、レンゲで3杯も啜っちゃいました。
中細麺はしっとりした触感です。
チャーシューは肩ロースでしょうか?
歯応えがあって、カエシの味が適度に浸みこんでいる。
チャーシューを煮込んだそのカエシが、スープの旨味になっているんですね。
メンマは柔らかめで、しょっぱくない程度に味が浸みこんでる。
渦巻のナルトが入っているところは、古典的中華店の歴史を感じさせます。
しっかりした味のラーメン、旨いなぁ・・と感心。
ところが、次にいただいたチャーハンが、さらに旨かったんですよ。
チャーハンは色が濃いぞ!(◎_◎;)
シットリ系のチャーハン。
こいつが実に旨いんですよ。
濃い色のチャーハンには、ラーメン用のカエシが使われているようです。
そのカエシの旨味とコクが飯に加わっているんですね。
チャーハンの具材はチャーシューにナルト。
和食も洋食もある中華食堂だって、しっかり旨い中華なんですわ。
出汁が効いたスープと肉の味わいが溶け込んだカエシでつくるラーメンスープ。
そのカエシが旨さの秘密になっているシットリ系炒飯。
ラーメンが旨い上に、チャーハンが旨くて、感動した中華食堂です。
ごちそうさまでした。
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