寂れたショッピングセンター、でも中華食堂の定食はポーションが大きい 利根飯店@茨城県利根町 [ 愛しき食堂]
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ちょっと遠出して、利根町でランチしました。
利根川をはさんで千葉県に接する利根町。
1970年代に造成された利根ニュータウン。
その中心部にあるショッピングセンターにはバスの停留所があります。
1971年に千葉県我孫子市との間にある栄橋が架け替えられて、利根川対岸の成田線布佐駅までバスで10分弱で行けるようになりました。
当時は、ここから多くのサラリーマンがバスに乗ったのでしょう。
ショッピングセンターは、20店舗ほどが軒を連ねる商店街です。
でもいまは、ほとんどの店がシャッターを閉めています。
そんなショッピングセンターの駐車場に車を停めて、お店に向かいます。
ショッピングセンターの一角に、広場を囲んで飲食店があります。
新しく赤いテントが目印の「利根飯店」さん。
「飯店」っていうんだから、中華店です。
店内は、右手にテーブル席が3卓、左手の座敷に2卓あります。
配膳口の上に「地域密着の中華店 利根飯店」という看板。
どなたかに寄贈されたものみたいです。
まさに、そんな町中華なんです。
メニューを開くと、最初に飛び出すのが「とねりんチャーハン」。
「とねりん」は利根町のゆるキャラ。 右下に写真があります。
その「とねりん」の名を冠したチャーハンは、利根町産のお米と野菜を使った、地産地消のチャーハンです。
次は「アスリートメニュー」。
ここから1kmのところに日本ウェルネススポーツ大学があるからでしょうね。
その学生さん向けかな。
とねりん、そしてアスリート学生向け。
地域密着がこんなところにも表れているようです。
普通のメニューは、ラーメン550円から。
ラーメンのメニューがすごく多い。
醤油味、塩味、味噌味のラーメンはバリエーションがいろいろ。
ご飯類も負けてはいない。
カレーライス、チキンライス、オムライスに親子丼。
ここは、和洋もある中華食堂ですね。
定食は・・・
A:肉とキャベツの味噌炒め・・・回鍋肉ね?
B:鶏肉とピーマン炒め・・・青椒肉絲じゃないぞ。
C:酢豚
そのほか、いろいろ。
単品メニューもいろいろ。
豚肉とピーマン炒め(青椒肉絲か?)があるけど、定食は鶏肉だけなんだよな。
さて、今回はご飯ものが食べたかったんで、定食にします。
肉とキャベツの味噌炒め(回鍋肉?)と酢豚は、定番ね。
でも鶏肉とピーマン炒めってのは初めて見るメニュー。
なので、それをオーダーすることにしました。
どんな料理が出てくるか楽しみです。
◆B定食:鶏肉とピーマン炒め
ご飯、味噌汁、漬物。そしてなんと!麻婆豆腐もセットされています。
まずはお味噌汁から。 中華スープじゃないのも好きです。
ワカメのみそ汁です。
では、鶏肉とピーマン炒め。
こま切りの鶏肉、ピーマン、タケノコを炒めた料理です。
細切りにしてあれば「青椒肉絲」ならぬ「青椒鶏肉絲」(チンジャオジースー)ですけど、こま切りだから「青椒鷄丁」(チンジャオジーディン)ですね。
で、その青椒鷄丁は、お皿にのったポーションが大きい!
かなりしっかりした量があります。
むっちりした鶏むね肉とシャッキリ感が残るピーマンの対照的な食感がいいですよ。
オイスターソースがしっかり効いていて、こいつは旨い。
こういう味はご飯が進みます。
小皿の麻婆豆腐。
豆腐がしっかり入っています。
味は・・・予想通り、全く辛くありません。(;´ρ`)
辛くしたければ、ラー油ですね。
ラー油をしっかりかけて・・・
でも、辛くない。(とんちゃんには)
麻婆豆腐は油が多いから、ラー油の辛さを感じないのね。(とんちゃんには)
漬物は、ザーサイじゃなくって、沢庵、高菜漬け、キュウリの浅漬け。
どらもご飯のお供にグッドです。
おかずのポーションが大きく、麻婆豆腐までついて、ボリューム満点の定食です。
800円はちょっと高いかな?と思ったけど、そのボリュームなら、納得料金です。
たっぷりたべて、おなか十分。
ごちそうさまでした。
ここからはオマケ。
お店と駐車場の間にある花壇で不思議なものを発見。
小さな動物が激しく羽を動かしてホバリングしながら、細い口から花の蜜を吸っています。
ハチドリ?
いやいや、日本にハチドリはいません。
後で調べたら、オオスカシバ(大透翅)というスズメガの一種。
鳥ではないなぁ、と思ったけど、蛾(ガ)だったんですね。
羽が透けているんで大透翅なのね。
もう少し小さいホシホウジャク(星蜂雀)という蛾もいるそうです。
でもガは嫌いなんですけど・・・。
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