旨すぎる韓国料理は隠れ家で ハンミ@茨城県阿見町 [ 茨城県]
この投稿をInstagramで見る
阿見町にある隠れ家のような小さな韓国料理店。
そこのお母さんが作る料理がすっごく旨かった、という記事です。
ナビに電話番号を入力して、ついたところはまったく別のお店。
移転したんですね。古い情報だと、とんでもないところに行きます。
正しい場所は阿見町役場の近く。
【本場の韓国家庭料理】を掲げる「ハンミ」さん。
2010年に、ここに移転してきたようです。
お店の両脇に道路があって、どちらからでも敷地に入れます。
ちなみに「ハンミ」は「おばあさん」の意味だとか。
標準語だと「ハルモニ」。でも慶尚道あたりでは「ハンミ」と言うらしい。
店内はテーブル席2卓、小上がりに座卓が2卓。
やや広い座敷もあります。
フロア係はおにいさん。
厨房で料理を作っているのが彼のお母さんです。
おばあさんと呼ぶには若くて、元気なお母さんです。
席に着くと、冷たいお茶の入ったポットが置かれます。
そのお茶が、ほんのりと甘いよ。
「とうもろこし茶ですね!」って聞いたら、麦茶と混ぜているんだそうです。
なるほど、その方が日本人には馴染みやすいですね。
ランチメニューは、ビビンバが580円。これはずいぶんと安いです。
「辛味」と書いてあるのは、キムチチャーハンやスンドゥブチゲ。いいじゃないですか。
スンドゥブチゲは、キムチ、半ライス付きで980円。
チヂミや麺類、ご飯もの。
焼肉や一品料理。
汁物、そしてチゲ類。ランチじゃないチゲはライス付きで1000円です。
黒板にもメニュー。
カルビやプルコギの焼肉プレートもあります。
辛いものが食べたいので、ランチメニューのスンドゥブチゲにしましょう。
「辛くして!」とオーダーです。
するとおにいさん、ニコッっと笑って「アオトウいれますね?」だって。
アオトウ・・・おぉ!青唐辛子ですね。
「お願いします!」(*^0゚)v とお返事しました。
まず、大根キムチ=カクテキが一皿出てきました。
かなりしっかり量の自家製キムチです。
お母さんがつくった、このキムチが旨いんですよ。
辛さが控えめで、旨味のあるキムチです。
しかも2種類のキムチがありますよ。
透明感がある方は、しっかり漬かっていて、やや酸味のある。
白いキムチは、漬かりが若い。
このカクテキだけで丼飯が1杯いただけちゃいそう。
◆スンドゥブチゲ
土鍋に入ってグツグツと沸騰しているチゲ。
輪切りの青唐辛子がいっぱい浮かんでいますよ。
おにいさんが、卵が半熟になるようにって、生卵を熱いチゲの中に沈めてくれます。
自家製の熟成キムチを使ったスープは・・・
超うんまー!ヽ(^◇^*)/
そしてカッラー!o(>▽<)o
輪切りにされた青唐辛子が、マジ、超辛い。
おっと!アサリも入っていますよ。
このチゲのすごいところは、具材がどっさり入っていること。
豆腐と白菜キムチ、ネギやモヤシだけじゃなく、アサリも入ったチゲ。
こんなに具だくさんだから、旨いわけですよ。
そして青唐辛子入りだから、ムチャクチャ辛い!
辛くて、無意識のうちに涙が出てきます。
辛いチゲをご飯といただきます。
フロア係のおにいさんは、とにかく話好き。食べている最中にも、お店のこと、料理のこと、おかあさんのことなどをいろいろ話します。
食べ終わると厨房からママさんが出てきました。
「辛いって言ってなかったけど、辛くなかった?」と聞きます。
「すっごく辛くて、涙が出てきちゃった!」と白状しました。
キムチに使っている赤唐辛子は韓国産で、それをチゲにも使っている。
だけど青唐辛子は近所の農家が作ったものなんだって。
「青唐辛子はすごく辛くて、わたしはとても食べられない。」とお母さん。
(おいおい、自分が食べられないものを客に出したんかい!)
「その青唐辛子を1本全部入れたから、すごく辛かったでしょう。よく食べたわね。」
褒められたんだか、呆れられたんだか、よくわかりません。
ともあれ、とっても辛くて、とっても美味しいチゲでした。
おにいさんの話では、このお店のビビンバは具がいっぱいなのに安い、しかもランチはさらに安いから、最もコスパが高いよ、だって。
ならば、次回はビビンバをいただきましょう。
そしてお母さんの作る海苔巻きが絶品だって。だたしこれは予約のみ。
恵方巻として、韓国海苔巻きを咥えるのもいいですね。
とっても美味しい韓国料理のお店に出会えて、シアワセです。
辛いチゲを食べて、幸福ホルモンのエンドルフィンが出たためだけではありません。
ごちそうさまでした。
関連ランキング:韓国料理 | 荒川沖
コメント 0