北海道の食材が楽しめる朝食 ホテルマイステイズ札幌アスペン [ホテルの朝食]
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9月の連休に札幌に帰省したときのことを何回かの記事にします。
夕食時は父親と過ごしたので、ランチで食べ歩いた記録がほとんどです。
ツアーチケットで札幌に行ったので、初日はホテルに宿泊しました。
(ホテルHPから:https://www.mystays.com/hotel-mystays-sapporo-aspen-hokkaido/)
宿泊先は札幌駅北口すぐの「ホテルマイステイズ札幌アスペン」。
1995年12月建設の「札幌アスペンホテル」が、2016年にマイステイズ・ホテル・マネジメントの運営になって、「ホテルマイステイズ札幌アスペン」という長いホテル名になったようです。
駅から近くて安い、そして朝食が美味しそうだったので、ここにしました。
さて、朝食は2階のレストラン「アスペン」で。
美味しそうな料理がいくつも並んでいます。
でも、コロナ禍で宿泊客が少なく、通常よりも朝食の品数は少ないのかもしれません。
そして新型コロナ対策で、料理が1人分ずつ盛り分けられていたり、大皿にはカバーがかかったりしています。
サーモンの刺身やマグロとイカの刺身があります。
さすが北海道!ってところでしょうか。でもパスしました。
イカ以外は北海道産じゃないし、サーモンは養殖だから・・。
右はイクラ。これはいかにも北海道!ですね。
でもとんちゃんは、左の海産物に注目。
松前漬けです。
松前漬けは、北海道の郷土料理で、数の子、スルメ、昆布を醤油で漬けこんだもの。
昔は、亡くなった祖母が毎年作っていました。
この2つは、ちょっと珍しい。
左が「いか味噌」、右が「北寄サラダ」。
いか味噌は、味噌味のイカの塩辛みたいです。
北寄サラダは、北寄貝のサラダです。
ところで、なんで北寄貝と言うのか、ご存知ですか?σ(゚ー^*)
理由はまた、あとで。
焼き魚は、北海道産ホッケの塩焼きです。
スーパーで売られている「ホッケ」には2種類あります。
北海道で獲れるホッケは「マ(真)ホッケ」で、頭が付いた開き干しで売られています。
スーパーで多く、しかも安く売られている頭がないホッケは、体側に縞がある「シマ(縞)ホッケ。オホーツク海やベーリング海で獲れるもので、北海道より北で採れるので「キタノホッケ」という和名があります。
で、このホッケは真ホッケです。
フライドポテトは「インカのめざめ」という品種のポテトです。
「インカのめざめ」は小粒のジャガイモで、中がサツマイモのように濃い黄色をしています。
納豆は、北竜町産の黒千石納豆ですって。
極小粒の黒大豆(黒豆)で、北海道が原種だそうです。
1970年代に生産が途絶えていた。それを復活させ、2005年から北竜町で生産されているんですって。
そして、これ!「エゾ鹿カレー」。
「道産エゾシカ」は、農家がエゾシカを飼育しているわけじゃぁない。野生ですよ。
野生のエゾシカ肉を使ったカレー。ジビエ料理です!
◆とんちゃんの朝食
いっぱい並んでいますね。(*^^*)
まずはみそ汁から・・・いやいや!
いつもなら、まずはみそ汁から、ですけど今回は違いますよ。
牛乳です。
北海道に来たら、なにはともあれ、牛乳を飲みましょう。
間違いなく美味しいです。
そして味噌汁。ワカメとナメコが入っています。
生野菜とポテサラ。
コロナ対策のためでしょう、サラダバーではなく、皿に盛り合わせてあります。
プレートにとった料理たち。
ホッケの塩焼き。懐かしいです。
子どものころに、焼き魚と言うと、鮭かホッケだったな。
肉じゃが。北海道の肉じゃがの肉は、もちろん豚肉です。
そして、肉じゃがのメインはジャガイモ。
ほほぉ、このジャガイモは男爵系ですよ。
煮崩れしにくいメークインじゃなく、煮崩れする男爵系の方が絶対に旨い。
北海道産の地黄卵を使用、というのでチョイスしたオムレツ。
後で調べたら、「地黄卵」という商標は、1996年に福岡県の生産者が登録していて、北海道の生産者は現在、別のブランドで生産していると思います。
右がポテトフライ、左がかぼちゃコロッケ。
「インカのめざめ」のポテトフライは、中が黄色いですね。
色だけでなく食感もサツマイモのようにネットリしていて、甘い味です。
かぼちゃコロッケは、北海道のカボチャらしく、甘くてホクホクした食感です。
ご飯のお米は、北海道産「ななつぼし」。
かつては、不味いコメの代表だった道産米ですけど、いまでは美味しくなりました。
黒千石大豆の納豆。
納豆の香りが弱いから食べやすい?
まぁ、とんちゃんは納豆臭い方が好きですが。
小粒で柔らかい納豆です。ポリフェノールが多いから、抗酸化作用が強いぞ!
北寄サラダ。
北寄貝をサラダ仕立てにしたもの。
噛みしめると北寄貝の濃厚さが味わえます。
ところで、なぜ北寄貝と言うのか。北国の貝だから、じゃありません。
これはアイヌ語のポッキセイに由来するのです。和名は姥貝。
で、アイヌ語の名の意味は何か?
それは、この記事をご覧ください。
⇒ホッキ貝の語源
いか味噌。数の子入りのイカの麹漬けです。
普通の塩辛のようにイカのワタ(ゴロ)が入っていないので、アッサリしています。
ご飯に載せても美味しい。
これ、日本酒に合うだろなぁ・・・。(*´▽`*)
松前漬け。
細く切ったスルメと昆布。そして数の子が少し。
旨味が強くて、これも酒の肴にいいんだよなぁ。(*´▽`*)
白飯やお茶漬けにも合います。
エゾ鹿カレー。
エゾシカと4種類の道産豆が入ったカレー。
レストランのビーフカレーに似た、デミグラスっぽいカレーです。
煮込んだために、エゾシカの肉が粉々に細かくなっていて、肉の食感をほとんど感じないのが残念。
デザートにヨーグルトとフルーツ。
ヨーグルトは、雪印メグミルクの「牧場の朝」。甘くて寒天で固めたヨーグルトは、好みじゃない。
フルーツは、キウイ、オレンジ、パイナップル。
コロナ対策で、セットにして器に盛られています。
食後にコーヒー。
レストランを出たところにもコーヒーサーバーがあったので、部屋に持ち帰って、コーヒーをいただきました。
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