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官庁街のロメスパ店で極太のぼっかけスパ ロメスパ・バルボア飯野ビル店@霞ヶ関 [ 東京ランチ]

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ガタイのいい若者とランチへ。
いつもは虎ノ門方面が多いのですが、今日はちと方向を変えて日比谷公園の脇へ。
飯野ビルや日比谷シティには地階にレストラン街が広がっています。

今回は飯野ビルの地階に降りて、若者にお店のチョイスを任せましょう。
彼氏が選んだのはここ。

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「ロメスパ バルボア」飯野ビル店さん。
そうですか、そうですか、これですか、若者向きのグッドチョイスですね。

とんちゃんは6年前以来の再訪です。
 ⇒品のいいロメスパ ロメスパ・バルボア飯野ビル店 

ここは、カプリチョーザなどを運営するWDI(http://www.wdi.co.jp/index.html)が展開するお店。
2011年4月に1号店が日本橋室町に、5月には2号店が虎ノ門にオープン。ここ飯野ビルに2014年7月11日に開店しました。

ところで、店名の意味は何でしょう?
まずは「ロメスパ」という言葉をご存じでしょうか。
そして「バルボア」とは?
答えは最後に書きましょう。

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券売機で食券を買って列に並び、店員さんの案内で席に着きます。

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グランドメニューは6種類。
ナポリタン、青じそトマト、しょうゆアサリ、ミートカレー、明太子、ぼっかけ。
どうですかこのラインナップ。イタリアンじゃなくって、実にジャパニーズです。
プレミアムメニューで、焼きカルボナーラがあります。

麺の量が選べて、並盛350g、大盛500g、特盛700g、さらにメガ盛1000gです。

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◆焼きカルボナーラ・大盛
同行した若者のオーダー。
「炭焼職人風」という名のとおり黒コショウがしっかりかかっています。

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特製カルボソースを絡め、ベーコン、小松菜、オニオンと炒めてあるそうです。
小松菜が使われているところが、大きなミソなのです。

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◆ぼっかけ・並盛
とんちゃんのオーダー。セーブして並盛にしました。f(^^;)

「ぼっかけ」って、何のことだかわからない人が多いですよね。

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【牛スジとコンニャクの煮込み、小松菜、玉ねぎ】と書いてあります。
「牛スジとコンニャクの煮込み」が「ぼっかけ」なのかな?

実は、「ぼっかけうどん」という神戸市長田の名物料理があります。
牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んだもの「スジコン」とか単に「スジ」と呼ばれるもの。それをうどんに「ぼっかけた(ぶっかけた)」のが、「ぼっかけうどん」。
 ⇒神戸長田のソウルフード「スジコン」は「ぼっかけ」となって全国へ 長田本庄軒@神戸三宮

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「ぼっかけうどん」に倣って、「スジコン」を焼きスパゲッティにぼっかけたのが「ぼっかけスパ」というわけ。

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甘辛い牛スジがのっています。これ自体が旨い。

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薬味に、デカいタバスコ、粗びき唐辛子、粉チーズ。

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粗びき唐辛子をババっとふりかけ。

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極太麺を油(サラダ油?)で炒めた焼きスパゲティは、モッチリした触感にマッタリした味わい。
辛さは・・・唐辛子がほとんど辛くないわ。
なので、酸味があるタバスコもかけました。

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そして粉チーズをたっぷり。

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甘辛いスジコンに唐辛子の辛さ、リーズのマッタリした香りと味わいがミックス。
和と洋のコラボですね。おいしい。
男子に圧倒的に支持されるわけです。

ごちそうさまでした。


最後に「ロメスパ バルボア」の意味について。

まずは「ロメスパ」
立ち食いそば・うどん店を路傍の麺、略して路麺(ロメン)と言います。
東京路傍の麺党の『旨い!立ち食いそば・うどん』(2000年、小学館文庫)なる本もあります。
立ち食いだけでなく、大衆的なそば屋・うどん屋・ラーメン屋なども路麺と称します。

その延長で路麺(ロメン)のスパゲティ、略して「ロメスパ」という言葉が生まれました。
「ロメスパ」の発案者は、おうさる氏「ジャポネ全制覇計画」http://www.ousaru.com/japone/

ロメスパの特徴は、極太の乾麺を使い、それを茹で置きして、油で炒めて調理するというもの。
茹で上げた麺にソースを絡める、アルデンテで提供する、というイタリアンパスタとは全く異なる。実に日本的なスパゲティ料理です。
しかもスパゲティの量が大盛りである、ということを特徴としています。
 「ロメスパとは何か?」http://babameshi.web.fc2.com/romespa.html

そんなロメスパの都内での代表格は、銀座のジャポネ、大手町のリトル小岩井。
霞が関にはミスターハングリーがあります。

その「ロメスパ」を店名に掲げたチェーン店、それが「ロメスパ・バルボア」です。

そしてつぎに「バルボア」

「バルボア」をググると、ヨーロッパ人として初めてパナマ地峡を横断し、その向こうにある太平洋を「発見」した探検家・バルボアが出てきます。でも彼はスペイン人。イタリア発祥のスパゲティ店の名の由来となる人物じゃないでしょう。

では、イタリア人の有名な「バルボア」とは?

ロッキー・バルボアだと思います!
映画「ロッキー」の主人公です。シルヴェスター・スタローン演じるロッキーです。
彼はイタリア系移民で、本名はロバート・バルボアという設定です。

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お店のロゴマークにはフォークを握ったこぶし。(ロメスパバルボアHPより)
フォークこそ握っていますが、この拳、ロッキーの鉄拳を思い出させませんか?
これは全くの独断ですが。(^∇^)

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