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カミサンと謎多き伊勢神宮を観光-外宮からー [ 神社仏閣]

名古屋に行こう!というカミサンの唐突な提案から始まった名古屋旅行。
2日目は朝から伊勢神宮へ。
カミサンは信仰心がややあるから神宮参詣。
とんちゃんは信仰心が皆無だから、神宮観光ってところ。

信仰心はないけど、伊勢神宮の歴史には大いに興味があります。
アマテラスと伊勢神宮にはいまだ明かされない謎が多くあるからです。
伊勢神宮はいつ、どうして出来たのか、内宮の祭神・天照大神(アマテラス)はどういう由来の神なのか。外宮の祭神・豊受大神やその他の神々はどのような神なのか。
※伊勢神宮は、内宮・外宮の正宮(まさみや)のほかに、14の別宮(わけみや)、43の摂社、24所の末社、42所の所管社、合わせて125の宮社をあわせたものです。


 

さて、ホテルで朝食を済ませて名鉄名古屋駅へ。

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近鉄名古屋8:50発の特急に乗りました。
カッコイイ電車ですね。

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とんちゃんたちの席は2階建車両の2階。いい眺めでした。

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1時間20分で伊勢市駅に到着。落ち着いた感じの駅舎です。


 

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表参道を通って外宮へ向かいます。

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火除橋を渡って境内へ。

以下、とんちゃんが気になったところだけ紹介します。

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手水舎で手と口を清めるのですが・・・

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新型コロナ対策で柄杓がありません。

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樋から流れる水を直接に手に取って清めます。

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神楽殿の脇でカミサンが御朱印をいただいています。
御朱印収集が趣味になったみたい。
でも熱心度は低く、機会があったらいただく、って程度のボチボチ収集みたい。

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ここは単なる空き地、ではなく内宮正宮の古殿地
2013年に遷宮が行われる前には、ここに正宮があったんだよ。
そう説明すると、カミサンが意味深に写真を撮りはじめました。(^^)

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故殿地の左隣が正宮豊受大神を祀ってあります。

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正宮の中は撮影禁止。なので、ちょっと外から撮影。
中には、正殿、東宝殿、西宝殿の3殿があり、正殿に豊受大神、東殿に一座、西殿に二座を祀っているそうです。

主祭神・豊受大神は、「古事記」には名が出てきますが「日本書紀」には全然出てこない。そして鎮座の理由は、「古事記」にも書かれていない。
豊受大神はいったい、どういう神様で、どうしてここに鎮座するのでしょう?

正宮の正殿には、豊受大神に加えて、東側と西側に相殿神が3座あります。
しかしそれら3座の祭神が何なのかは、明らかにされていないのです。
これまた謎に満ちた神様です。

外宮の禰宜は渡会氏です。
外宮の主祭神・豊受大神は、伊勢神宮(内宮)が出来る以前から、渡会氏が祀っていた地元神ではないか.。
また相殿神3座は海人系の神ではないか、と考えられています。もしかしたら宗像3女神(オキツシマヒメ、タキツヒメ、イチキシマヒメ)かもしれません。


正宮を背にしたところに、いくつかの別宮(わけみや)があります。

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豊受大神の荒魂(あらみたま)を祀っている多賀宮

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こじんまりした神社です。

和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)とは・・・という説明がよくありますが。
どうしてそれぞれを祀ってあるんでしょうか?

「多賀宮」は、以前は「高宮」と呼ばれていたところ。
内宮が出来たときに、豊受大神の正宮の位置が移動され(内宮正宮と同じ南向きに変更され)、元の南東向きの宮が高宮として残されたのではないでしょうか。


外宮を参詣したあとは、バスで移動して内宮へ。
内宮はさらに謎に満ちています。
※明日の記事に続きます。


 
タグ:神社
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