近鉄特急がカッコイイ、宇治山田駅は面白いものがいっぱい [旅行先]
カミサンとの2泊3日の名古屋旅行。
2日目は、伊勢神宮に詣で、伊勢市で食事をしました。
その様子は昨日までの記事でアップしました。
今回は、往復で乗った近鉄特急、そしてとても興味深い近鉄宇治山田駅についてです。
◆近鉄特急 |
近鉄名古屋8:50発の特急に乗りました。
カッコイイ電車ですね。
とんちゃん夫婦の席は2階建車両の2階。いい眺めでしたよ。
1時間20分で伊勢市駅に到着。落ち着いた感じの駅舎です。
伊勢神宮に詣でて、おはらい町を散策し伊勢うどんやソフトクリームを食べました。
3時に食事をするまで少し時間があったので、宇治山田駅で休憩しました。
◆宇治山田駅舎 |
1931年建設の近鉄宇治治山田駅。
2001年に国の登録有形文化財に指定されている歴史的な建物です。
屋根は茶色のスペイン瓦。外壁はテラコッタで繊細に飾られていて、荘重かつ優雅です。
ひさしの上にある窓はなんと八角形です。
◆澤村栄治の銅像 |
その駅前に野球選手の銅像がある。
澤村栄治の銅像です。
1934年に巨人の前身球団に入り、プロ野球初のノーヒットノーランを達成するなど活躍したけれど、戦争に向かわされ、1944年に27歳の若さで戦死してしてしまった。
その銅像が2019年5月30日に立てられたそうです。
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駅舎内にある待合室でしばらく休憩しました。
駅舎内には、2012年にリニューアルしたショッピングモール「Time s Place うじやまだ」があります。
◆本格鉄道ジオラマ |
そこに本格的な鉄道のジオラマがあって、ビックリ。
鉄道風景模型制作者の巽(たつみ)慎吾さんが制作したものだそうです。
HOゲージ(1/87)の車両がすごい。
宇治山田駅や景観の細かなところまでしっかり再現されています。
そして列車を動かくことができるんです。
◆伊勢紙型の文様 |
八角形の枠の中に色々な文様。
「伊勢型紙の文様」だそうです。
型紙とは、着物の生地を染めるときに使う型。
その型紙製造で、伊勢は千年以上の歴史があるそうです。
⇒伊勢形紙協同組合:https://isekatagami.or.jp/
ちなみに型紙文様を収めた枠の八角形は、駅舎の窓を模したものですね。
◆バスの転車台 |
宇治山田駅は、伊勢神宮への参詣客が多いけど、鳥羽行や賢島行の特急バスへの乗換駅でもありました。
高架になっている1番線ホーム横には、かつてのバスの乗り場があります。
そこに上がったバスは転車台を使って方向転換したんですって。
(wikipedia「宇治山田駅」から)
そんなことを2016年6月11日放送のNHK「ブラタモリ」で知りました。
その場所を地上から眺めてみようと思い、駅の周りをめぐってみました。
駅正面に向かって左側、駅の北側には、乗り場へ向かうスロープがあります。タモリはここをバスで上りました。
さらに駅南側を回り込むと・・・
おぉ、バスの転車台を支える土台が見えます。
面白いものを作ったもんだなぁ、と感心ですわ。
◆観光特急しまかぜ |
「ぎょうざの美鈴」で食事をして、伊勢市駅から近鉄名古屋へ向かいました。
帰りの電車は観光特急「しまかぜ」。スマートな列車です。
記念乗車券をいただけます。
座席が広くて、横に3席しかありません。
ペアシートは満席で、1人席にカミサンと縦に並んで座りました。
疲れてしまってお休みタイムです。
あっという間に近鉄名古屋駅。
よく歩いた1日。お疲れさまでした。
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