老舗パン店はコッペの惣菜パンがいろいろ美味しい! 木村屋@茨城県土浦市 [ 茨城県]
茨城県の措置で、5月20日(木)から6月20日(水)まで、牛久市が「感染拡大市町村」に指定されました。
不要不急の外出自粛、「他の地域との往来は最低限に、特に夜8時以降は徹底」が要請されています。 会食は、同居家族以外ではいつも近くにいる4人まで、飲食店は午後8時までの営業自粛、酒類の提供は午後7時まで、などが要請されています。
1人静かにランチに行くことくらいは継続できそうです。
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古くからのパン屋さん巡り。
2軒目ももちろん土浦市のパン屋さんです。
お店の場所は、本町通り商店街。
ここは観光名所化している中城通りとともに旧水戸街道だった古い通り。
だから江戸時代から続く老舗もいっぱいあります。
城下町の通りらしく、すぐに突き当たって左へ折れます。
その曲がり角には、土浦宿本陣だった大塚家跡、そして土浦商工会議所があります。
L字に折れると、左に目指すお店があります。
黄色いテントが目印のパン・洋菓子「木村屋」さん。
2階建ての住宅兼店舗の1階がお店です。
「木村屋」という店名、そしてテントにあるロゴで気づかれた方もいらっしゃるでしょう。
実はこのお店、銀座にある木村屋の暖簾分け店です。
お店には、ご年配のおかあさんが立ってらっしゃいます。
いつごろできたお店ですか?と伺うと、100年位前かな、だって。
この辺のお店は、どこもそうじゃない?とおかあさん。
大正元年が1912年ですから、大正から昭和初期に暖簾分けしたお店なんでしょうか?
昨日の記事で紹介した小林パン店は、創業が明治後期、パンの製造は1921年(大正10年)らしいですから、それよりは新しいでしょう。
※『パンの明治百年史』(パンの明治百年史刊行会)によると、常陸大宮市(旧山方町)の木村屋が昭和4年、日立市の木村屋が昭和14年、水戸市の木村屋が昭和15年、笠間市の木村屋が昭和25年の創業ですが、ここの木村屋は出てこないので、創業年を確認できません。
ショーケースの中に、アルミのトレイに載ったパンがある。 丸コッペや長コッペの惣菜パンがいろいろあるぞ!
上段は、オレンジドーナツ、タマゴドーナツ、コーンパン。
2段目は、アンドーナツに白身フライ、エビグラタン。
3段目に、竜田揚げ、ハンバーグパン。
最下段には、大辛口カレー、カレーパン、カニコロッケ。
カレーパンは、普通のカレーパンと大辛口カレーがあって、カレーパンは売り切れ。
でも辛いもの大好きのとんちゃんは、大辛口の方がいいですよ。
上段にはさらにアップルパイ、フランクパン。
2段目にやさいコロッケ、まるオムレツ、玉子サラダ。
3段目は、ポテトサラダ、スパサラダ、やきそばパン。
「まるオムレツ」って、どんなパン?
丸く巻いたオムレツかと思ったら、目玉焼きみたいなものだって。
ナポリタンと焼きそばの2種類があるそうですけど、焼きそばは売り切れでした。
ブドウパン、クリームパン、コロッケパン。
メンチパンにツナサラダもあります。
どれも美味しそうで、チョイスが困ります。
大辛口カレー、白身フライ、まるオムレツ、コロッケパンにメンチパンを購入しました。
木村屋だから、あんぱんを購入するべきなんでしょうけど、陳列されていなかった。
売り切れていたのかな。
それぞれビニール袋に入れ、紙袋にまとめて入れてくれました。
お皿の上に5個を並べてみたところ。
◆大辛口カレーパン
所詮はカレーパンの辛さ。と侮って食べたら、これが意外に辛い。
冷えていてこんくらい辛いんだから、温めたら、かなりの辛さを味わえそうです。
◆白身フライパン
のり弁当の比較を行ったもんで、白身フライに惹かれてしまいました。
フライには辛しマヨが塗ってある。
魚は、のり弁と同じくホキ。
適度に塩気が利いていて、うまいわ!
◆メンチパン
分厚いメンチカツが食べ応えありますね。
息子が食べちゃうところを、慌てて写真だけ撮りました。
◆まるオムレツパン
クルンと丸まっているオムレツとナポリタンが入っています。
丸まったオムレツは、よく見ると黄身が透けて見えていて、目玉焼きです。
黄身をつぶして円盤状に焼いてあります。
目玉焼きとナポリタンを挟んであるんだから、そりゃもう旨いさ!
◆コロッケパン
半分に切ったコロッケの中には、ちゃんと挽肉が入ってる。
甘めのソースがついていて、これが絶妙に旨いのよ!
楕円や丸いコッペパンに総菜を挟んだ総菜パンが、どれも美味しい。
しかもフンワリしたパンが、懐かしさもあって、実にいい。
これはハマってしまう美味しさです。
ごちそうさまでした。
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