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世界に広まる黄燜鶏米飯は筑前煮の味わい とり居酒屋天然居@虎ノ門 [ 東京ランチ]

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虎ノ門にある四川料理の名店「天然居」の支店ができたという記事を先週アップしました。
 ⇒あの四川料理店の支店が新規オープン、さっそくランチへ

今回は、食べてみたい料理があって、再訪です。

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「とり居酒屋天然居」さん。
鶏料理専門の居酒屋ですけど、和食じゃなく中華、しかも四川料理の居酒屋です。

お店に入ると、レジに立っていた店長の亭亭(ティンティン)さんが「あ!いらっしゃい!」と迎えてくれました。

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店内は、右側にカウンターが8席、左側にテーブル席が並んでいます。

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ランチメニューは、唐揚げ定食、油淋鶏定食、マーラー鶏肉ピーナッツ炒め定食、黄燜鶏定食、汁なし担々麺定食、週替定食。
【HOT】マークがついた辛い料理は、マーラー鶏肉ピーナツ炒め、汁なし担々麺だけ。

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週替り定食は、唐揚げの醤油蒸し。

店長さんが「今日は唐揚げがオススメです!」と週替わりランチを推薦します。

あのね、今日は食べてみたい料理があるんですよ。   
「黄燜鶏」を食べたいの。しかも辛い黄燜鶏が食べたいの。
黄燜鶏(フゥァンメンジー)は辛くできる?

煮込み料理だから味がすでに出来上がっているので、辛くできない、と店長さん。
自分で辣油をかけて辛くしてもらってもいいですか?だって。
うん、それでいいから、お願いします!とオーダー決定です。

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お水は卓上のポットからセルフです。

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◆黄燜鶏定食
お盆にラー油も乗せて出されました。

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中華スープじゃなくって味噌汁です。

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杏仁豆腐ではなく冷奴がついています。

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こいつが黄燜鶏(フゥァンメンジー)
鉄鍋に入っているけど、鉄板焼きじゃなく、鍋料理です。
鶏肉とシイタケ、ニンジン、ピーマン、タマネギ、ジャガイなどの野菜を煮てあります。

醤油ベースの優しく家庭的な味の料理です。
五香粉など中華料理独特の香辛料は感じなく、中華料理なの?って感じ。
というより、そう!シイタケ出汁の筑前煮みたいな味です。
だから食べやすい、馴染みやすい味の料理です。

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醤油味なので、普通にご飯に合いますね。

というのが黄燜鶏定食です。
そして、辛さはまったくありません。

辛い黄燜鶏が食べたい!というのが、とんちゃんの要望でした。
そんなワガママのために、店長さんが薬味を用意してくれました。

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お盆にセットされた辣油。底には唐辛子がたっぷり沈んでいます。

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これもあった方がいいですね!と持ってきてくれた花椒

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唐辛子入りのラー油花椒をたっぷりかけてみました。

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辛くて痺れる味になりましたよ。

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おっと、黄燜鶏にも唐辛子が入ってます。でもこれ香りづけ程度で辛くなかったです。

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食べ終わると鍋に赤い汁が残りました。
追い飯したら旨いんだろうなぁ。

こうして辛くした黄燜鶏をいただきました。
でも後付けだからイマイチ馴染んでないです。
ここでは、元々の辛くない黄燜鶏をいただくのがベストですね。

ごちそうさまでした。


最後に、黄燜鶏について少し。

「黄燜鶏」とは。「燜」はとろ火でじっくり煮込むという意味で、「黄」は黄色っぽいに仕上がっているということで、醤油味で黄金色(茶色?)になった煮込み料理のこと。
中国語のwikipedia「維基百科」によると、山東省済南発祥の料理で、1927年創業の鲁菜店(山東料理店)「吉玲园(吉陵園)」が開発した料理だとか。
しかし料理の内容からみて、家庭料理の1つでしょう。そして全国各地で異なった味の変化をしているようです。 

その黄燜鶏とご飯のセット「黄燜鶏米飯」は、中国三大小吃(軽食)の1つとも言われる。
山東省済南発祥の黄燜鶏米飯のチェーン店「楊銘宇 黄燜鶏米飯」が中国国内で急増殖、世界で6000店にも拡大。日本でも2019年3月に大阪・日本橋に、12月には高田馬場に開店しました。
同店の「黄燜鶏米飯」は辛いのが特徴らしいです。
でも本来は辛い料理じゃないんです。

食べログ: とり居酒屋 天然居

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