荒川沖駅前に帝国ホテル直伝の洋食を気軽にいただける喫茶店 カフェ・ド・コトブキ@茨城県土浦市 [ 茨城県]
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荒川沖駅西口を出て、駅前ロータリーの左脇にあるお店。
1階は不動産屋さん。
その2階にある「コトブキ」さん。創業は1985年だそうです。
駐車場はないので、駅前ロータリーの市営駐車場に車を停めました。
外壁に「Confectionery KOTOBUKI」とありますよ。
神戸市に本社があった洋菓子メーカーです。1982年に「お菓子のコトブキ」から「コンフェクショナリーコトブキ」に社名変更したので、この店名なんですね。
そのフランチャイズ店が1階にあったようです。
なるほど、それで2階の喫茶店も「コトブキ」にしたってことですね。
キーコーヒーの行燈に「café de KOTOBUKI」とあります。
これが正式な店名なのね。
こっちは日本語で「カフェ・ド・コトブキ」ね。
メニューが張りだされています。これはまた後ほど。
川浪セツ子さんの「茨城・つくば お散歩スケッチ」の作品が展示されているそうです。
常陽新聞は廃刊になりましたけど、川浪さんは今もブログでスケッチを続けられています。
⇒≪おさんぽスケッチ≫にじいろアトリエ.水彩&色鉛筆イラスト スケッチ
お店は階段を上った2階。
営業時間は12時から17時までです。
階段を上がると大きなショーケース。
綺麗なティーカップやコーヒーカップ、陶器が展示されています。
ショーケースの上には、フォーションとリプトンの紅茶空き缶がありますよ。
紅茶を召し上がれ、と誘われている感じです。
店内は優雅なサロンのような雰囲気。
広い窓からは荒川沖駅前の景色が見えます。
窓際に座って、外の景色を眺めながら食事することにしました。
室内やテーブルの上には鉢植えや花瓶に生けた花がいっぱいありますね。
お水のグラスまで、ブルーできれいです。
隅々まで目が行き届いている感じのお店ですね。
メニューは1階に掲示してあったものの写真を載せておきます。
ドリンクメニューはコーヒー、紅茶など。
ケーキやアイスクリームとのセットがあります。
今日のデザートは、ロールケーキとチョコレートケーキ、そしてアイスクリーム。
右の絵は、川浪セツ子さんのスケッチです。
2014年1月の初ランチにここに来られたときの絵だそうです。
⇒『カフェ・ド・コトブキ』初ランチ
ランチメニューは洋食がいろいろ。
カツカレー、ハンバーグに惹かれますね。でも野菜カレーにしました。
ドリンクは、いつもならコーヒーですけど、今日はレモンティーに。
階段の上にあった紅茶の空き缶が誘ってましたから。
料理を待っている間に店内を眺めていたら、こんなものを発見。
帝国ホテル料理長・村上信夫氏から贈られた色紙ですよ。
村上氏は1969年から1996年まで料理長を務めた方。
コトブキのオーナー・鶴町さんは帝国ホテルで料理人をされていた方なんですって。
まずサラダが出されました。
ゴマ風味のドレッシングがかかったサラダが、しっかりしたポーションがあります。
◆野菜カレー
ぉぉおおお!カレーがソースポットに入って出てきた!w(*゚o゚*)w
こりゃホテルや老舗洋食店で提供される形式じゃないですか。
ソースポットに入ったカレーには、野菜がトッピングされている。
お皿に盛りつけられたライスに・・・
カレーをかけていただきます。
カレーの色が黒っぽく、スパイシーでしかもちょっとスモーキーな香ばしさ。
炒めた玉ねぎの香り、そして小麦粉とカレー粉をローストしたので黒い色とスモーキーな香りがするんでしょう。
これは野菜カレーよりもカツカレーに合いそうです。
食後にレモンティー。
ティーカップが綺麗です。
スプーンの頭に珠がついてる。
紅茶にレモンを浸していただきます。
レモンが入っていた小皿には、小さい花が描かれていて、綺麗ですね。
この裏印はどこのものなのか、わかりません。
カップとソーサーの周囲に金色の線が描かれハンドルの形もちょっと高級。
ソーサーの裏印は大蔵陶園。
喫茶店のカレーを想像していたら、出されたものは本格的な洋食。
ここでは帝国ホテルのレストラン直伝の洋食をこんな身近で気軽にいただけるんです。
そんなお店だということを知っている人はどれだけいるんだろうか。
また別の料理をいただきに来ますね。
ごちそうさまでした。
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