昭和ノスタルジーの味、ナポリタンとメロンソーダー ダンケ和@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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地元の喫茶店・カフェを綴っています。
今回はぎりぎりそのジャンルに入るお店です。
場所は牛久市役所近く。
「ダンケ和」さん。
コロナ禍などで一時休業されていましたけど、営業再開されました。
このお店、生ビールのポスターからは居酒屋風に見えます。
焼きそばがあるんで、初訪時の記事では「食堂」としたんですが・・・。
⇒お酒もある、ちいさな食堂 ダンケ和
「やきそば」の幟に加えて、いまは「スパゲティ」の幟もあります。
スパゲティは、ナポリタンとアサリパスタがあるようです。
昼のチョイ飲み、ゆっくりTea Time もあります。
店内はカウンターが4席。
テーブル席が3卓あります。
ご年配のご主人が1人で営業されています。
お店に入ると、「お久しぶりです」とご主人にご挨拶されました。
なんと、弊ブログの2年前の記事のことをご存じで、とんちゃんのことも覚えていてくれました。なんだか、恐縮してしまいます。f(^^;)
メニューは以前と変わりません。
軽食とソフトドリンク、そしてお酒を提供するお店です。
おすすめメニューはやきそば。
気まぐれプレート飯とスパゲティが、ドリンク付き。
でも、気まぐれプレート飯は、コロナ禍で客足が少ないせいで、休止中。
なのでドリンク付きはスパゲティだけ。
外の黒板にあったように、ナポリタンとアサリパスタ(和風とトマトソース)。
スパゲティとくれば、ここは、やっぱりナポリタンだなぁ。
昭和の人間、特に男子は、ナポリタンに愛着を感じるの。(*´▽`*)
昭和の時代(といっても色々ありますが)、スパゲティと言えばナポリタンでした。
ナポリにもイタリアにもない、日本発祥の料理です。
昭和も少し下ると、ミートソースなるものが登場。こいつは肉が多くて魅惑的でした。
しかしナポリタンは母の味、青春の味、郷愁の味なんです。
ということで、迷うことなく、ナポリタンをオーダー。
ドリンクはお替り1杯無料で、2杯目のメニュー変更もOKです。
では、1杯目はアイスコーヒーにしましょう。
◆アイスコーヒー
ミルクがポット入りで出されるところが、意外に本格喫茶的なんです。
やっぱここ、喫茶店・カフェーの部類に入るお店だと思います。
アイスコーヒーをジュルジュル啜っていると料理が出来上がりました。
◆スパゲティナポリタン
ぉぉぉおおお!ステンレスの銀皿だ!
喫茶店のナポリタンは銀皿が定番。
まさにその喫茶店の銀皿ナポリタンが目の前に登場したんです。
もうそれだけで、目頭が熱くなってきます。
そしてスパゲッティにはたっぷりのケチャップ。
ナポリタンには、ケチャップ少なめのパサパサ系とケチャップ多めのシットリ系とがありますけど、これはシットリ系。しかもケチャップやウスターソースがたっぷりかかったマッタリ系です。
具材は、ウインナー、ハム、タマネギ、ピーマンという昭和定番に加えて、エノキ、さらにはエビまで入ったラインナップ。
青海苔がかかっているところが焼きそば風ですね。
汁気の多いナポリタンをフォークに巻き付けて、ズズっとすすります。
あぁ、これですよ、これ。ケチャップたっぷりのナポリタンはお母さんの味です。
ケチャップの酸味を含んだ甘い香りが鼻腔を刺激すると、目の前に昭和の懐かしい景色が浮かんできます。
目を潤ませて視線が宙に浮かぶとんちゃんの前に脇役が登場しました。
タバスコと粉チーズです。
このお店の粉チーズはイタリアン製の粉チーズ。業務スーパーで販売しているものですけど、原料は100%ナチュラルチーズです。
なお、添加物として入っている卵白リゾチームについては「わからん」というネット情報ばかりですけど、チーズの異常発酵を抑制するためのものだそうです。
タバスコと粉チーズをしっかりかけていただきます。
スパゲティにタバスコと粉チーズは、とんちゃんにとって青春の味です。
そして昭和の喫茶店の味です。
粉チーズは高度経済成長とともに1960年代から広まり始めたもの。
タバスコを日本に広めたのはプロレスラーのアントニオ猪木さんで、1970年代のこと。
それ以降の喫茶店では、ナポリタンに粉チーズとタバスコを「これでもか!」と思いっきりかけて食べるのが、男の流儀でした。
青春時代の昭和の気分にどっぷりと浸りながらナポリタンをいただきました。
そんな昭和にタイムスリップしたとんちゃんを見て、マスターが「昭和の味ね」と言って2杯目のソフトドリンクをオーダーしてもいないのに出してくれました。
◆メロンソーダー
うわぁー!o(>▽<)o
まだ土曜が半ドン(午後半休)だったとき、休日の日曜日にデパート最上階にある大食堂でお昼を食べることが家族のハレの食事だった時代。大食堂で飲む小学生のハレの飲み物がメロンソーダーでした。ちょっと高級だと、それにアイスが載ってます。
メロンソーダーは、青春時代にも、そして高齢者となった今も思い出のドリンクなのです。
小学生から青春時代までを行き来しながら、昭和ノスタルジーのランチをいただくことができました。マスターに感謝です。
そんな料理を提供するこのお店は、食堂や居酒屋ではなく、喫茶店なのでしょう。
とんちゃんは勝手にそう決めました。
ごちそうさまでした。
ダンケ和さんのナポリタン
できたてアツアツの粉チーズタバスコ鬼かけたまりませんね
私は先日テイクアウトで頂きましたが、これぞナポリタン!といった昔ながらの味に心躍りました?
身近なお店を食レポしてくださって嬉しいですありがとうございます
by 坂朋子 (2021-06-30 19:57)
> 坂さん
スパゲティは、やっぱりナポリタンに尽きますね。
身近なお店しか行かない行かないですけど、食レポ続きます。
by とんちゃん (2021-07-01 20:38)