実は創業80年、故きを温 (たず) ねて新らしきを知るパン屋さん アンソレイユ@茨城県阿見町 [ 茨城県]
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古いパン屋さん、コッペパンのあるパン屋さん巡りの続きです。
今回は阿見町のパン屋さん。
国道125号・阿見美浦バイパスの東京医大西交差点にお店があります。
赤い瓦の南欧風の建物。
「アンソレイユ」(ensoleillé)さんです。
何やらフランス語が書かれていますよ。
Bienvenus à notre fière atelier!
La douceur des pain vous offre du heureux.
C'est le thème de ensoleillé.
(私たちの誇り高き工房へようこそ!
パンの甘さがあなたに幸せをもたらす。
それがアンソレイユのテーマです。)
店名が横文字で外観が南欧風だから新しいお店に違いない。
・・・そう思ったのは大きな間違い。
2007年9月にリニューアルオープンしたお店で、その前は「吉田ベーカリー」。
現在の店主は3代目。祖父がお店を創業したのは終戦後すぐみたい1937年。だから70年80年以上続く古いパン屋さんなんですよ。
※創業年を修正しました。パン製造の開始は1950年代かと思います。(2022.11.01)
かつては、小中学校の給食用のパンも製造していたそうです。
そんな古いパン屋さんだというので、やって来ました。
駐車場は、お店の前に3台分、からあげの寺田商店駐車場の向こうにもあります。
店内にはオシャレなパンがいっぱい。
その中にとんちゃんお目当てのコッペパンの総菜パンがありますよ。
コッペパンについて伺ったら、コッペパンは2種類あるそうです。
長いコッペパンは、食パンと同じ生地で作ったもので、あんバターのみ。でも、もう売り切れ。いまお店に並んでいるのは、それとは違った生地のパンですって。 どう違うのかな?
プレーンのコッペパンが4本入り290円で販売しています。
おっと、お隣に、かの高級バター・北海道のよつ葉バターのバターロールがありますよ。
梅ジャムとつぶピーナッツのスイーツ系コッペサンド。
コッペパンに挟んだハムカツパン。
コロッケパンはパーカーハウスロールに挟んであります。
シナモンあげぱんもコッペパンです。
コッペパンに挟んだシャケマスタードフライサンド。
南蛮たれの唐揚げサンドと牛カルビ焼肉バーガーは、バンズに、しかも珍しく背割りで挟んであります。
どれもガッツリ系で魅力的です。
フランスパンで作ったタラモチーズパンとか、美味しそう。
定番のつぶあんぱん、クリームパンに可愛いアンパンマンパンもあります。
冷蔵庫には、サンドイッチやシフォンサンドがあります。
ということで、ハムカツパンとつぶピーナッツコッペを購入しました。
並べてみると、パンの大きさが少し違っている。つぶピーナッツコッペの方がちょっと長いですね。
◆つぶビーナッツコッペ
長さ15.5センチ、幅6センチ、高さ4センチ。
パンは柔らかいくて、ややサクっとした感じがあります。
ピーナツのつぶつぶ感があって、甘いですね。
◆ハムカツパン
長さ13センチ、幅6センチ、高さ4センチで、少し短い。
ハムカツに甘酸っぱいとんかつソースが美味しいです。
背割りのパンはドッグパンとするお店が多くあるけど、このお店ではどっちもドッグパンではなく、コッペパンという位置づけです。昔からの流儀なんだろうな。
店名も外観もオシャレになって今風のオシャレなパンがいっぱい。でも、食パンサンドを揚げたあんサンドやコロッケパンは吉田ベーカリー時代の人気商品。そんな昔から長らく愛されてきたパンも復活。温故知新のパン屋さんです。
ごちそうさまでした。
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