山形名物・冷やしラーメンがあること、知ってますか 喜楽@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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暑くなってくると冷たい麺を食べたくなりますよね。
なのでランチに、とんちゃん夫婦お気に入りのラーメン店へ向かいました。
中華店の冷たい麺というと定番は冷やし中華。
ラーメン専門店では冷たいつけ麺系もありますね。
でも、とんちゃんのお目当ては全然違うもの。
山形名物「冷やしラーメン」です!
それって、冷やし中華のことじゃないの?
いえいえ、全然違う麺類なんです。
見た目は普通のラーメンと同じ、でも冷たい。
だから「冷やしラーメン」なのです。
牛久市役所正門前にある「喜楽」さん。
ここに山形名物・冷やしラーメンがあるんですよ。
通常メニューの紹介はパスして、冷やしメニューだけ掲載します。
グランドメニューは以前の記事をご覧ください。
⇒本格叉焼いっぱいのチャーシューメン 喜楽
ざる中華と冷やしラーメン。
ねぎ・のりざる中華、冷しとりチャーシューメンのバリエーションもあります。
「ざる中華」や冷たい中華麺を和風のつゆ(そばつゆ)で食べるもので、つけ麺とは違いう、東北の料理です。
そして「冷やしラーメン」。こっちは、山形の名物料理です。
山形県出身のご主人が山形で修業し、さらに一工夫加えたというもの。
ここ喜楽では、2019年に「冷麺」という名で登場しました。
「冷麺」じゃ韓国冷麺と紛らわしいから、堂々と本来の「冷やしラーメン」がいいよ!とお節介したら、そのせいかどうかわかりませんけど、翌年には「冷やしラーメン」に改称。
ところが、冷やし中華風に酸味が強い味だったので、これまた変だよと苦言。
⇒山形名物・冷やしラーメンがここにある in 2019
⇒山形名物・冷やしラーメン、酸味のない味に戻してほしいな in 2020
さて、今年はどうなっているんだろうかな・・・と期待してオーダーしました。
◆冷やしラーメン
黒い皿に載った黒い麺鉢で着丼です。
見た目は普通のラーメンと全く同じ。
トッピングは、鶏チャーシュー、メンマ、味玉半分、焼き海苔、白ネギ、そして揚げ玉。
でも、スープも麺も冷たくて、氷が浮かんでいます。
それが冷やしラーメンなのです。
冷たいスープには油がほとんどありません。
動物性の脂は冷えると固まるから、すべて取り去られているんです。
代わりに植物性の油を浮かせます。
冷たく澄んだスープは、昆布、かつおの出汁の和風テイスト。
冷めたいお吸い物みたいに美味しい。
酸味はありますけど、去年より軽くなっています。
もっと軽いか、酸味がない方がいいと思うんですけど、許容範囲かな?
麺は中細で、縮れが少し。
冷たく締められていて、モッチリした食感があります。
チャーシューは鶏チャーシュー。
去年は低温加熱の肩ロースシャーシューでした。
これも冷温加熱した鶏ですね、噛むと旨味がジワーっと出て来ます。
薄味の味玉。
太いメンマは柔らかくて、これも上品な薄味。
スープが旨いもんで完飲しちゃいました。
「冷やしラーメン」は、普通のラーメンと同じく、酸味は不要。
冷やし中華のような酸味が欲しければ、自分で酢を足せばいいのです。
でも今年の作品は酸味が弱くなっていて、これもありかなという感じ。
とんちゃんみたいに頑固じゃない方からすると、問題なく美味しいです。
というかオススメです。ぜひ冷やしラーメンを堪能あれ!
ごちそうさまでした。
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