本格北インド料理を名乗るお店のランチカレーはスパイシー インド料理 プリンス@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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※本日2件目の記事です。
人口わずか8万人の牛久市にインド料理店がなんと5店もあります。うち1店がインド人経営のインド料理店、4店はネパール人経営のインド・ネパール料理店。
5店の簡単な紹介⇒牛久駅周辺がインドカレーのメッカになる?
インド人経営のお店のカレーはスパイシー。なので夫婦でよく行きます。
ネパール人経営のいわゆるインネパ店のカレーはスパイシーさも辛さもマイルドで汁気(グレービー)が多い。だからスパイス苦手で汁気が好きな日本人に受けがいい。
ということでインド人経営のインド料理店へ。
【インド人シェフによる100%本場の味】の「プリンス」さん。
入口前の黒板に本日の日替わりカレー。
ラーラチキンカレーだ。ラーラカレーは肉塊とひき肉のカレーですね。
こんにちは!とママさんにご挨拶して席につきました。
おやメニューが新しくなっていますね。
【本格インド北部(パンジャブ州)料理】と銘打ってますよ。
インドカレーと言っても、北と南では大きく違っています。
(インドに行ったことないので、聞きかじりですけど。)
北インドのカレーは、牛乳や生クリーム、バターなどを使い、こってりと濃厚で油分が多く、チキンやマトンなどの肉類がメイン。 主食は アタ(小麦の全粒粉)を使ったチャパティやパラタ、小麦粉を使ったナン。
南インドのカレーは、ココナッツミルクを使い、水分が多くシャバシャバしていて、魚介類や野菜、豆が中心。主食はライス(インディカ米)。
さらに北インドの料理は「パンジャブ料理」と「ムガル料理」の2つに大きく分けられます。
ムガル料理は、16世紀~19世紀にインドを支配したイスラム王朝のムガル帝国の宮廷料理が発祥。ナッツや生クリームをたっぷり使用していて、キーママター(ひき肉と豆のドライカレー)、ムグライ・ムング・ビリヤニ(ムガル式のチキンビリヤニ)などがあるそうです。
パンジャブ料理は、インド北部からパキスタンにまたがるパンジャブ地方の料理のこと。ナンやタンドリーチキンなどのタンドール窯を使った焼き物、アルゴビ(ジャガイモとカリフラワーの炒め物)などの野菜を使った料理、バターチキンカレーやパラクパニール(カッテージチーズとほうれん草のカレー)などの乳製品を使ったカレーがあります。
このお店は北インド料理、しかもタンドールを使ったパンジャブ料理の本格店。
とはいえインネパ店を含むインドカレー店のほとんどが、マッタリした北インドカレーです。しかもみんなタンドールを設置している。
だから本場もんの北インド料理、パンジャブ料理だと言われても、日本人にはなかなか区別出来ない。困ったもんですね。
さて、ランチメニューを確認。
メニューは以前のまま。いや、料金が変わってます。
ナン、ライスのお替りは1回だけに変更されてる。
ビリヤニとドリンクがセットになったビリヤニセットも新登場。
チキンとマトンはいただきました。新たにベジタブルピラフが加わっています。
マトンビリヤニ⇒インドの炊込みご飯・ビリヤニ、スパイシーでおいしいわぁ!
チキンビリヤニ⇒スパイシーなインドカレー、インド流炊き込みご飯のビリヤニ
さて今日のオーダーは、日替わりのラーラカレーをAセットでいただきましょう。
辛さは「激辛」、ドリンクは冷たいチャイで。
まずはサラダが運ばれてきました。
オレンジ色のニンジンドレッシングがかかったサラダ。
ちなみに生野菜のサラダ、というのは日本流のアレンジなんだよね。
そしてドリンクのコールドチャイ。
紅茶の香りが美味しいんだけど、食後の方がよかったな。
◆Aセット・ラーラカレー
ナンって大きくて変な形をしていますけど、これって実は日本独特なんですよ。
本場インドのナンは丸い形をしていて、こんなに大きくないんです。
ララチキンカレー激辛。
ララカレーは肉と挽肉が入ったトマトベースのカレーで、これはチキン。
これをなぜ「ララ(rara)」と呼ぶのかはよくわからない。
西ネパールにあるララ(Rara)湖の名に因んだものかと思ったけど、さて?
チキンのもも肉と挽肉が入ったカレー。
スパイシーですね。そして汁気(グレービー)が少なめ。肉と半々って感じ。
「激辛」は、わたしには適度に辛いカレーです。
マッタリしたカレーだからライスじゃなくナンで食べるのがいいですね。
ギーが塗られたナンはプーっと膨れてアッツアツ。冷えてからいただきます。
インネパ店のナンは甘い味のものがよくありますけど、ここのはプレーン。
もっちりして、噛むと甘みが出て来るナンです。
カレーをつけて次から次へと食べちゃいます。
ナンを食べ切る前にお替りをオーダー。
ハーフナンをお替りしました。
食後にはセルフのコーヒー。
作り置きだけど、いいんです。
このお店のスパイシーなカレーがやっぱり好きだな。
せっかく銘打ったんだから、次回からはもっとパンジャブ料理を楽しもうと思います。
ごちそうさまでした。
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