アジメがつくる韓国ランチ、熟成キムチが旨いチゲ アジメ食堂@茨城県土浦市 [ 茨城県]
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韓国料理店の新店があるという情報を食べログで知って、お店に向かいました。
場所は乙戸沼公園の近く。でも通りがかりに見つける、なんてことは絶対にないところ。
つくば牛久ICに接続する国道6号バイパスとつくば東大通との交点・中村西根交差点から、バイパスを150mほど西のところ。パチンコ店と反対側、乙戸沼方向に行く小路があります。そこを道なりに進みます。
「ランチ」の幟が目印です。
「アジメ食堂」さん。
2020年11月にオープンしたお店です。
韓国語の「アジメ(아지매)」は、釜山がある慶尚道の方言で「おばさん」のこと。
共通語では父方のおばが「コモ(고모)」、母方のおばが「イモ(이모)」で、その両方を指す言葉でしたが、いまではおばさん一般を意味するようになったようです。
韓流ドラマでよく聞く「アジュンマ(아줌마)」。これは「おばさん」を指す乱暴な言葉で、「アジュモニ(아주머니)」が「おばさま」みたいな丁寧な言い方ですね。
お店の前に駐車場がある一軒屋です。
白い暖簾が下がっています。
玄関わきの黒板にランチメニュー。隣に氷旗。かき氷もやってるようですね。
ちなみに黒板のハングルは、上が「ランチ」、下が「ありがとうございます(カムサムニダ)!」。
店内はL字カウンターに6席、小上がりに4卓あります。
厨房には日本語の堪能なアジメ。フロア係には可愛いアルバイトのおじょうさん。
ランチは、カムジャタン、サムゲタン、もつ煮定食、ユッケジャン、石焼きビビンバ、スンドゥプチゲ、キムチチゲ。
どれもそそられますね。
メニューをひっくり返すと・・・
な、なんと!【昼のみOK】とな!(*゚Д゚*)ェ…
しかしいまはマンボウで酒が出ない。
いや、マンボウじゃなくても車だから飲めないんだった・・・。
カウンターの上には、当店イチオシが海鮮チヂミだって。
これでビールとかマッコリとか飲んだら、いいよなぁ・・・
いや、そのことじゃなくって、お米のこと。つくば市の北条米使用ですって。
昭和初期には皇室献上米だったという茨城県のブランド米ですね。
お知り合いの農家がいて、そこから購入しているそうです。
かき氷のメニューもありましたよ。
シンプルなかき氷が好きなんだけど、全然違うタイプ。でも旨そうです。
さて、オーダーですが、キムチチゲにしました。
「辛くして!」とアジメにオーダー。
◆キムチチゲ定食
土鍋入りのチゲはグツグツと沸騰中。
収まるまでしばらく待ちましょう。
その間にサラダ。
胡麻ドレッシングのサラダは、ポーションが大きいです。
韓国料理の「おかず」、ハングルで「パンチャン飯饌)」。
これはなんだ?切干大根のキムチですね。
こっちは厚揚げの煮物。これは和食だよな。
沸騰が収まったところで、チゲをいただきましょう。
豆腐がいっぱい。
そして豚肉。
なんと言っても重要なのはキムチです。
しっかり熟成したキムチを使ってあって、スープに酸味があります。
旨味と酸味がしっかりある熟成キムチを使ったチゲだから、美味しいです。
エゴマの葉も入っていました。こりゃ、本場もんのチゲですよ。
とんちゃは独特の風味があるエゴマやエゴマの葉が好きなんです。
ご飯は茶碗にてんこ盛り。ボチボチ食べながら、熱々のチゲをいただきます。
改めて思うけど、キムチチゲって、熟成したキムチを食べる料理なんですね。
6割ほどチゲを食べたところ。
ここで待ちに待った白飯登場です。
チゲに白飯をドボンと投入。
チゲ雑炊・クッパです。
これがまた旨いんですよ。
ということで完食。
おばさんの味は韓国のおふくろの味。
キムチの旨い韓国・朝鮮料理は、やっぱ美味しい。
暑い時に辛いチゲってのもいいですね。
ごちそうさまでした。
最後にグランドメニューを載せておきます。
ランチにオーダーすることもできます。
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