朝食は涸沼のシジミ汁と健康ネバネバ丼、そしてオーシャンビューの美肌の湯 ホテル ニュー白亜紀の朝食と温泉 [温泉・旅館・民宿]
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9月下旬のシルバーウィーク。カミサンのお母さんや従姉とともに、ひたちなか市の高台にある温泉ホテル「ホテル ニュー白亜紀」さんに泊まりました。
夕食のことを昨日の記事でご紹介しました。
料金から予想する以上に豪華で美味しい料理をいただけました。
今日の記事は、朝食と温泉についてです。
朝食の会場は、夕食と同じく1階レストランで、バイキング形式です。
洋食と和食の料理が用意されていて、地元食材を使った美味しい朝食です。
◆とんちゃんの朝食
まずはサラダから。ドレッシングが数種類用意されています。
みそ汁は、涸沼のシジミ汁です。
「汽水湖」である涸沼のシジミは、島根県宍道湖、青森県十三湖と並ぶ日本三大しじみ産地です。(「三大」と言っているのは涸沼で、一般にそう言われているかどうかはよくわかりません。)
和風のおかずをいろいろチョイス。
上は、焼き魚のサンマとサケ。左が肉じゃが。
右のだし巻き卵は常陸大宮市産の「奥久慈卵」を使用した自家製で、これはかなり美味しい。
上のカレーは野菜いっぱいで、全然辛くない。カレーというよりデミグラスソースに近い。「辛くな~い!」とカミサンも叫んでます。
朝食のカレーは、子どもがよくチョイスするメニューだから辛くないんですよ。
でもカレーが盛られた器の脇には、カレーホットやガラムマサラが置いてありますので、辛くしたい場合は、それを使いましょう。
下は、大根おろしにシラスで、シラスおろし。
そして辛子明太子。福岡市に本社がある辛子明太子メーカー「かねふく」の製品です。
大洗町に「めんたいパーク」がありますよね。あれ、かねふくの辛子明太子工場なんです。工場がある、という意味では地産地消ですかね。
健康ねばねば丼。
マグロぶつに、納豆、とろろ、すりオクラなどのネバネバ食材を丼飯にのっけて、刻み海苔や薬味をかけていただきます。今春からの新メニューだそうですが、食欲がないときにも食べられそうで、健康に良さげな丼です。
食後にコーヒーをいただきました。
このホテルのコーヒーは、ひたちなか市内にある「サザコーヒー」の豆を使っています。SAZA COFFEE⇒https://www.saza.co.jp/
レストランだけでなく、全室にサザのコーヒー豆が置いてあって、ミルで挽いてコーヒーを落としていただけます。
部屋にあったのは、ブレンドじゃなくってブラジル。
苦みの強いコーヒーと思ったら、意外にも甘さとチョコレートっぽい風味がある。
パルプドナチュラル製法という、コーヒーチェリーの果肉を除去後に粘液性の糖質を付けたまま天日乾燥させる精製方法で作たコーヒー豆なので、糖質を多く含んでいるので甘さがあるそうです。
「GAROTA」って書いてありますね。
ブラジルで使われているポルトガル語で「garota」とは「少女」のこと。
ボサノバの名曲「イパネマの娘」は「Garota de Ipanema」です。
でも写真に写っているのは、少女ではなく青年。
このホテルの温泉もいいですよ。
「いそざき温泉」という温泉で、日帰り入浴もできます。
ここが浴室。塩素臭が全くない温泉です。
お湯に浸ると、肌がスベスベになって、美肌の湯ですね。
その外には露天風呂があって、太平洋を眺めながら温泉に浸ることができます。
東向きの温泉ですので、ここから朝日を拝むこともできます。
温泉に入るときには、せっかくなので温泉分析書で泉質をチェックしましょう。
源泉の所在地は、ひたちなか市磯崎町字磯崎云々。じつはこれ、磯崎小学校の敷地内なんですって!
源泉温度は23.2度と低い。pH値は8.8のアルカリ性。
溶存物質(ガス性のものを除く)の重量は2.1g/kg。1g以上あれば冷たくても「温泉」なんです。
泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性ーアルカリ性-冷鉱泉)。
成分は、陽イオンはナトリウムイオン、陰イオンは塩化物イオン、炭酸水素イオンが多い。炭酸水素ナトリウムって重曹ですね。
アルカリ性だから、お湯に浸ると、肌がスベスベします。
源泉温度が低いから加温してあって、また暖房費を減らすために循環しています。
しかし、加水していないので、薄めていない源泉を楽しむことができます。
料理が美味しく、美肌の温泉もいい。
ホテルの方々のホスピタリティもよくって、また来たいと思うホテルでした。
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