竹園ショッピングセンター内の隠れ家イタリアンレストランは高コスパ ランチ&バー 花菜@茨城県 [ 茨城県]
この投稿をInstagramで見る
久しぶりにカミサンと2人でつくば市へ。
図書館のホールで開催される小さなコンサートに行きました。
ついでにランチを、と向かったのは、竹園ショッピングセンターにあるレストラン。
つくば市が誕生したとき、住民の買い物のために住区ごとにいくつかショッピングセンターが開設されました。竹園、並木、松代、天久保のショッピングセンターがそれです。スーパーを中心に医療や銀行など各種の店舗がまとまってありました。
しかしつくば市が成長し、大規模スーパーやモールが誕生して、住区ショッピングセンターではスーパーが撤退し、施設も老朽化して、シャッター商店街っぽくなってます。
竹園ショッピングセンターもスーパーが撤退したまま。
でも、古くからの「竹園珈琲」があり、食パン専門店の「銀座に志かわ」が新しく入ったり、元気なお店があります。
そんな中にある隠れ家のようなイタリアンレストラン。
「Lunch & Bar 花菜(はなな)」さん。
レトロな喫茶店のようにショーケースに料理のサンプルが並んでいます。
黒板に、秋限定のパスタやオススメメニューが書いてあります。
すごいのは、ランチタイムが11時から17時(!)まであること。
今日のランチはここにしよう、と思ってやって来ました。
車は、ショッピングセンターの駐車場が使えます。
店内は、テーブル席が3卓、カウンター席が6席。
カウンター席にはコンセントがついてます。
天井からつるされた照明がオシャレ。
壁には額に入ったハーブが飾られています。そのハーブ、生なの?ってシェフにお聞きしたら、開店以来変わらない造花ですって。だよね。
ランチタイムには、ミニサラダ、スープ、ドリンクがセットされるサービスがあります。
そして、メニューがとにかく多い!
パスタとご飯物以外のメニューは最後に掲げます。
パスタは、乾麺と生麺が選べます。生麺のパスタを提供するお店って、珍しいですね。
乾麺は大盛り無料です。
ご飯物は大盛り無料。
カミサンはきのこ一杯和風パスタを生麺で。
とんちゃんは手作りハンバーグをオーダー。でも40分かかるというので、ドリアに変更。きのことベーコンのドリアにしました。
ミニサラダといいつつ、そこそこの量のサラダが出されます。
洋食用のカトラリーと箸が用意されてます。これはうれしい。
サラダを食べるには、フォークよりも箸の方がずっと食べやすいもん。
ところで、リユース箸を止めている箸止め。これ懐かしい!
箸を抜き取ると、箸置きになるんですよ。久しぶりに見たなぁ。o(^▽^)o
スープが美味しい。ネギとナスが入っています。
◆きのこ一杯和風パスタ・生麺
細いスパゲッティーニは生麺でモチモチ。
でもオイルが少なくてパサついた感じだって、カミサンはイマイチみたい。
粉チーズとタバスコが用意されています。
粉チーズはイタリア産「グラナ・パダーノ」。これはこだわりですね。
「グラナ・パダーノ」はイタリア北部のポー川周辺の平坦地で生産されるハードチーズ。その地域の一部で「パルミジャーノ・レッジャーノ」が生産されています。後者は最低熟成期間が12か月で、多くは24か月以上熟成しているのに対して、前者は最低熟成期間が9か月で、多くは16か月程度だから、塩分が少なく味もマイルドで、価格も安い。「パルミジャーノ・レッジャーノ」が「チーズの王様」と呼ばれてリストランテで使われる高級品なのに対して、「グラナ・パダーノ」は「キッチンの夫」と呼ばれて家庭で使われているチーズだそうです。
なお、日本でよく使われる「パルメザンチーズ」はアメリカ製や日本製で、パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズです。
◆きのことベーコンのドリア
チーズがいっぱいかかったアッツアツ。その中央に生卵が潜んでいる。
火傷しそうに熱いチーズがかかったライスが旨い。
卵は熱で半熟状態。
半熟の卵にアツアツのチーズとライスが、火傷しそうに熱くてうんまい。
しばらくすると卵にしっかり熱が通りました。
それほど熱いってことです。
このドリアは量が多い。普通盛りなんだけど、おなかがほぼ満たされました。
大盛りにしたら、いまのとんちゃんでは食べきれないかも。
ところでドリアってイタリア料理じゃなくって、実は日本生まれの料理だったんですね。
1930年頃、横浜のホテルニューグランドの初代総料理長・サリー・ワイルが、体調を崩した欧州の銀行家のために創作した料理だそうです。
食後のコーヒーは普通にちゃんと美味しいです。
寂れた感じのショッピングセンターに、隠れ家のようにあるレストラン。
しっかりおいしくて、とってもリーズナブル。
ごちそうさまでした。
コメント 0