ザックリ食感のアメリカンパイがグルテンフリーで MIKAGEグルテンブリーベーカリー@茨城県つくば市 [ 茨城県]
この投稿をInstagramで見る
昨日の記事の続きです。
つくば市小田にある土日営業の食堂でカミサンとランチしたときのこと。
場所は「TAMARIBAR(タマリバ)」さん。
それに連結した小さな建物。
「MIKAGE GLUTEN FREE BAKERY」(美影グルテンフリーベーカリー)さんです。
タマリバを運営するNPO法人TSUKKURAの副理事長もされているAnne Kohtz(アン・コーツ)さんが、2020年4月にオープンしたお店。タマリバより少し遅れての開店です。
MIKAGEは、店名にあるように、グルテンフリーのスイーツを作っています。
販売は、ネットがメインですが、タマリバで店頭販売もしています。
いまHPを見たら、12月は11日(土)~13日(月)しか営業してません。
今年食べたい方は急ぎましょう!
⇒ミカゲHP:https://mikagegf.com/
アメリカ・アイダホ州の農場で生まれ育ったAnne Kohtz(アン・コーツ)さんは、建築家として日本に住んでいた2003年に、グルテン不耐症であることがわかりました。
それでグルテンフリーのカフェを開きたいと考えていらっしゃって、2020年4月、ついにグルテンフリーのスイーツとパイを提供するこのお店を開業されたそうです。
店名の「MIKAGE」は亡くなった愛猫の名からとったらしい。
ミカゲの工房は、ドア1枚を隔ててタマリバの店内とつながっています。
ランチを食べ終わったころ、そのドアからアンさんが出て来て、商品を陳列。
(写真は以前のもの)
「試食してみますか?」とお皿を差し出しました。
おいしー!(>▽<)
ネットリとしたチーズケーキみたいな食感。パイですって。
ちょっと酸味があって爽やかな香り。レモンじゃなくライムですって。
タマリバの店内で販売しています。
アメリカンパイと言われるアメリカ家庭料理のパイです。
日本で普通のパイは、折り込みパイ生地のタイプ。パイ生地が層状になっていてサクサクホロホロと崩れるような食感ですね。
それに対してアメリカンパイは、練り込みパイ生地のタイプ。生地にバターを混ぜ込むもので、パイ皮にザックリとした歯ごたえがあります。
アンさんの料理上手のお母さんが作っていたアメリカンパイの味を再現しています。
しかもグルテンフリー。
ライムパイです。
母が小麦粉で作ったアメリカンパイ生地をグルテンフリーで再現しているそうです。
「グルテンフリー」について詳しいことは知らないのですが、グルテンが含まれない食事をするのは、普通の食生活からみて、かなり大きな制約があります。
小麦粉を使った食事を避けるのですから、パン、ピザ、麺類のパスタ、うどん、ラーメン、蕎麦や菓子類、粉物のお好み焼き、たこ焼きはダメです。餃子、焼売、天ぷら、とんかつ、フライ、唐揚げ、シチュー、カレールー、ハンバーグなんてのもダメ。調味料の醤油や味噌、ソースなどにも小麦が入ったものがあります。
小麦を使わないグルテンフリー。「小田米」米粉、茨城そば、きな粉、地元のオーガニック乳製品と卵などを使って、パイやスイーツを作っているそうです。
グルテンフリーでパイを作るのがどれほど大変なのか、わたしには理解する知識がありません。でもアンさんのパイが美味しい、ってことは理解できます。
その美味しさに感動して、2つ買って自宅でいただきました。
これからは、タマリバに来たら、細川風月堂の和菓子とMIKAGEの洋菓子を買って帰るのがお決まりになるなぁ。
ごちそうさまでした。
関連ランキング:洋菓子(その他) | つくば市その他
コメント 0