秘湯に浸った後は、鮎に山女魚、山の幸の夕食 湯の澤鉱泉@茨城県常陸太田市 [温泉・旅館・民宿]
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昨年11月に夫婦で茨城県北の山中にある秘湯へ宿泊したときのことです。
宿泊先は常陸大宮市の山中にある秘湯「湯の澤鉱泉」。
湯治場として180年の歴史がある温泉です。
温泉に浸ったあとは夕食。美味しく素敵な秘湯の宿の料理をご紹介します。
夕食は会席料理。
料理控えめの「里(さと)」コースにしました。
◆瓶ビール
まずはビールから。瓶ビールはスーパードライです。
蓋つきの器にはふろふき大根が入っていたんですけど、写真撮り忘れです。
木製のリユース箸が、【日本秘湯を守る会 湯の澤鑛泉】の銘が印刷された箸袋入り。
小鉢:きのこの煮浸し。
山中の秘湯の料理には、キノコが似合います。
八寸は、海の物、山の物、里の物の3品。
上側の盆はカミサンの分です。
きびもち えごま味噌。独特な食感のきびもちにエゴマの味噌がかかっています。
山芋の包み揚げ。すりおろした山芋がふっくらと柔らかい。
海老・帆立・胡瓜の酢味噌和え。
小肌と食用菊、胡瓜。
酢締めされた感じのホタテが美味しい。
ビールの後のドリンクは日本酒にしようかな、とお酒のリストを見ると・・
「いわな骨酒」だって!w(*゚o゚*)w
せっかくの機会だからオーダーしました。
◆いわな骨酒
イワナの形をした器に入った燗酒。
日本酒は「久慈の山」。常陸大宮市山方にある1603年創業の根本酒造のお酒です。
焼いたイワナが1匹まるごと入っています。
味はどうかって?そりゃもう、旨いさ!ヽ(^◇^*)/
熱燗に炙ったイワナの旨みと香りが、いいですね。
お造りは、席に着いた後にお盆に並べられました。
お造り:鮪、真鯛、八潮マス、妻いろいろ。
「八潮マス」は栃木県で開発された3倍体のニジマス。通常のニジマスよりもずっと大きく、鮮やかなサーモンピンクが特徴。淡水魚は独特の匂いが苦手なんですけど、それがなくて美味しいです。
「妻いろいろ」とは、大根に大葉、赤かぶのことかな。
山中の秘湯で海の魚。わたしは不要と思う。でも、そう思わない客が多いんだろうなと、宿に同情しちゃう。
でも海の魚だけじゃなく、しっかりニジマスが入っているところが、さすがです。
焼物:鮎の塩焼。
鮎が出てくるところが、やっぱり山中の秘湯ですね。
イワナの骨酒をクピクピしながらアユの塩焼きをいただく。シアワセです。(*^▽^*)
揚物:天ぷら・旬の野菜いろいろ。
いわな骨酒に熱燗を追加。
食事は、ご飯と蕎麦が選べる。なのでお蕎麦に。
美味しい手打ち蕎麦です。
そして香の物。
さらに鍋物があります。
里芋、豚バラ肉、ゴボウや舞茸などの野菜が入った芋鍋。
料理の量が多くて、お腹がいっぱいです。
最後の水菓子は、茨城県産の柿。
ふろふき大根と茶碗蒸しは写真撮り忘れました。
いわな骨酒に入っていたイワナは、もったいないから食べたい。でもお腹がいっぱいで、ほんの少しつまんだだけ。
山の幸が多い、美味しい料理でした。料理少なめのコースでしたけど、高齢者には多すぎるほどの量です。
ごちそうさまでした。
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