焼鳥ってこんなに旨いんだ、と改めて知る 明神下 焼鳥とし@外神田 [ 東京飲みある記]
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3月も終わろうとする日、とんちゃんの退職の祝いの飲み会。
巨漢のKさん推しの焼鳥屋へ、長らくお付き合いしていただいたFさんと3人で行きました。
場所は神田明神の近く。
神田明神の東側には崖があって、その先は低いので古くから明神下と呼ばれています。明神下と言えば、そのむかしあの銭形平治が住んでいたところですね。
その明神下にある明神下中通に、目的のお店はひっそりとありました。
「焼鳥 とし」さん。
白い暖簾と提灯が下がる、一見さんには敷居が高そうな店構え。それがいいんでしょうね。
清潔感ある店内。
奥の方にある窮屈なテーブル席に通されました。
肩寄せあう感じの狭さが焼鳥屋風で良かったりします。
ビールはヱビスの生です。
東京発のクラフトビール、アウグスビールもあります。
◆生ビール
ヱビスの生。好きです!スタートから、すっかりうれしい気分です。
焼鳥は税別で1本300円からという、かなりお高い料金。
どんなものがいただけるのか、楽しみです。
オーダーは「おまかせ八本コース」で。
まずはささみから。
さっと炙ったササミ。そこに本わさびが乗ってます。
レア状態で柔らかいささ身が旨いです。
砂肝。
小さめに切ってあり、サックリとした歯ごたえがいい。
筋を綺麗にカットしてあるから硬いところがない。
ドリンクは、ビールの次は日本酒にしましょう。
日本酒のリストはカードファイルを使った加除式。合理的ですね。
◆伯楽星 特別純米
宮城県大崎市にある新澤醸造店のお酒。好きなお酒のひとつです。
片口からぐい飲みに注いでいただく。こういう飲み方は風情があっていいな。
ねぎ間。
もも肉2切れの間にネギが2本。もも肉は折り曲げるようにして刺してある。
この形のおかげで、きっちり2口で食べられるように設計されている。
もも肉の一切れは意外に大きく、ジューシー。
ネギが乾燥しにくく、柔らかく甘い味をいただける。
つくね。
荒くたたいた肉の食感がよくて、噛むと肉のジューシーさを味わえます。
日本酒をもう一杯。
◆奥能登の白菊 純米吟醸 無濾過生原酒 そのまんま
長い名前だぁ。
石川県輪島市の白藤酒造店のお酒。
搾りたての生原酒をそのまま瓶詰した、まさに「そのまんま」。
濃厚だけれども柔らかい味わいのお酒です。
なんこつ。
一切れを小さくしてある。コリコリした食感と肉のジューシーさのバランスがいいです。
はつ 。
二つに開いたハツ。 独特のむにゅとした食感が美味しい。
手羽。
手羽餃子みたいに、中に何かを詰めてあるのかと思ったほどの仕組み方。
皮がパリッとしていて、身が充実していて、実に美味しい。
銀杏
ちょっと一息。これでおまかせ八本がおしまい。
さらにお好みで追加しました。
ればとトマト。
トリのレバーはマッタリしていて好きなんです。トマトはFさんのオーダー。
以下は、料理名を正確に覚えていないんです。
「ぺた」だったかな。
「ぺた」は、お尻(ぼんじり)と背中を繋ぐ部分で、尾っぽを動かす筋肉という貴重部位。皮が厚くて脂がのっていて、噛むほどに肉汁があふれ出てくる。
初めて食べたけど、脂の多いぼんじりより好きです。
「はつもと」だったかな。
はつもとは、ハツ(心臓)の根元部分で、肝臓と繋がっているところ。ハツよりずっと小さい希少部位です。
「そり」だったかな。
ソリレス、ももの付け根の部分の肉だよな。
〆にスープ。
濃厚な鶏の出汁がとっても美味しい。お替りしたくなります。
なので旨いスープのお茶漬けをオーダー。
◆鶏飯(スープ茶漬け)
濃厚な鶏スープの茶漬け。
これもお替りしたくなる。(笑)
料理がどれも旨く、店のスタッフのホスピタリティも良く、大満足。
ごちそうさまでした。
そして誘ってくれたKさん、Fさん、ありがとうございました。
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