新鮮カツオの背身と腹身の刺身定食、手抜きのない料理 大衆割烹 喜世志@茨城県土浦市 [ 茨城県]
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土浦市でランチ。合同庁舎の近くにあるお店へ。
場所は小路にあるので、地図やナビを頼りに向かいましょう。
「大衆割烹 㐂代志」の看板。
「㐂」は「喜」の草書体。
77歳のお祝いを「喜寿」というのは、喜を㐂と書くからです。
「㐂」は、漢字JISには登録されているから、こうして表示できるけど、出生届には使えない漢字ですって。
お店の前に駐車スペースがあって、さらに玄関前の通路を抜けると・・・
奥にも駐車場があります。
玄関に下がった暖簾は「喜代志」。これが正式な店名ですね。
店内はカウンター席と
テーブルが3卓。奥には座敷があります。
カウンターには割りばしと紙ナプキンがセットされています。
ご主人は厨房で料理を作っていて、フロア係りはいません。
だから急ぐときは、奥の厨房に向かって声をかけた方がいいようです。常連さんはそうしていますもん。
とんちゃんはヒマなので、ご主人が出てくるのをじっと待っていました。
メニューは壁に掛かったホワイトボード。
おすすめは、さしみ定食。今日はカツオですって。
春は初鰹の時期ですもんね。
先客の方々は揚物、とくにトンカツを食べている人が多いようです。
なので、とんちゃんもとんかつ定食をオーダー。
でも売り切れですって。やっぱ、人気なんだぁ。
では、刺身定食にしましょう。
◆刺身定食・カツオ
春の初鰹は脂がほとんどないので、身の締まった赤身のさっぱりした味が特徴です。秋の戻り鰹は脂がのってピンク色をしてもっちりとした濃厚な味が特徴です。なので、初ガツオは刺身、戻り鰹は炙ってたたきで食べるのがいいそうです。
で、本来の鰹の旬は、脂がのった戻り鰹の秋以降とか。でも<初物好き>の江戸っ子は春の初ガツオが好きなもんで、旬が2つになってしまったとか。
味噌汁は豆腐とワカメ、揚げも入ってます。鰹出汁の美味しい味噌汁です。
カツオの刺身がすごくたっぷりありますよ。うれしいなぁ。(*^▽^*)
おや色が違う2種類の切り身が並んでいますよ。手前のが赤くて、奥のがピンク。背身と脂ののった腹身のようです。ご主人の気配りですね。
おろしショウガをつけていただきます。
切り口が虹色に光っていない。これは、かなり新鮮な証拠ですよ。
甘みのあるカツオ。うんまい!
このオーダー、正解でした。
ご飯は丼にしっかり盛られています。
ちょっと多いんだけど、いただいちゃいました。
刺身の脇に添えられている大根のツマ。
やや太めでエッジが立ってます。これ、自家製ですね!
大根を桂剥きして、ツマを作っているんだぁ。
こんなとこにも手を抜かないご主人。料理が美味しいわけです。
カツオたっぷりの刺身定食、おいしかったです。
ランチと言えども手抜きのない料理。
「大衆割烹」を看板に掲げるだけのことはあります。
ごちそうさまでした。
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