インドカレーにはナンもいいがロティが旨いぞ プリンス@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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インドカレーの話題が続きます。
インドカレーというとナンで食べるもの、と思い込まれています。
でもインドで普通に食べられているのは、ナンではなく、ロティやチャパティ。
しかもそれらがナンよりずっと美味しいと知りました。
ということで、お店へ再訪です。
「インド料理 プリンス」さん。北インド料理店です。
「北インド料理」と言われてもピンとこないかもしれませんね。
インドカレーとして日本人にすっかりなじみになった、油分が多くてまったりしたカレーをナンで食べる料理。あれが北インド料理です。その本家本元、本場の料理店ってこと。
入り口前の黒板で日替わりカレーを確認。今日はサーグキーマカレーね。
土日にはランチバイキングがあります。
税込1650円で、甘口から辛口までの4種のカレー、2種のナン、ライス、サラダ、デザートが食べ放題で、超お得です。
だから絶対的に食べ過ぎちゃうんだよね。(*^▽^*)
今日のカレーは、チキン・ド・ピアザ(甘口)、ほうれん草とジャガイモ(中辛)、ラジュマンカレー(中辛)、キーマカレー(辛口)。
チキン・ド・ピアザカレーは、鶏肉とタマネギ等の野菜のカレー。「ド」は二重、「ピアザ」はタマネギのことで、「ドピアザ」は「ダブルオニオン」の意味。炒めてベースにしたタマネギ、具材として加えたタマネギ、そんな二重に入っているからですって。
ラジュマンカレーは、ラージマ豆(Rajma)のカレー。ラージマ豆はキドニー豆のことで、インゲン豆の一種です。
通常のランチメニュー。
Aセット、Bセットはカレー1種類。
Cセット、Dセットはカレー2種にタンドリーチキンなどがつく。
ナン、ライスのお替りは1回だけ。
キーマカレーライスやカレーうどんもあります。
今日のオーダーは、Aセットで日替わりのサーグキーマカレーに。
辛さは激辛。ドリンクは食後にホットチャイにしました。
さて、カレーに合わせるのは普通はナン。
でも今日は違うものをいただきます。
インドカレーはナンがお決まり、と思われています。
しかしナンを食べるのは、小麦が主食の北インドでのこと。しかも小麦粉を使ったナンはタンドール窯があるレストランで食べるもので、家庭では食べない。
家庭では、全粒粉の生地を焼いたロティーとかチャパティが食べられています。
そしてこれ、小麦が香って美味しいんですよ。
このお店にも、いろんな種類のナンと並んでロティがあります。
先日、家族出来たときに、全粒粉を使ったロティーを食べて、とっても気に入りました。
⇒インド料理で家族ディナー、まったりカレーとナンだけじゃないぞ
オーナーに、ランチの時にも食べられたらいいな、とお願いしたら、OKだというのです。
それで今回は、ナンをロティに替えてもらいます。
何枚必要か?と聞かれて「2枚!」とお願いしました。
まず野菜サラダ。
自家製のニンジンドレッシングがかかっています。
◆サーグキーマカレー&ロティ
緑色のサーグキーマカレー。
中には鶏の挽肉が入っています。激辛はそこそこ辛いレベル。
ロティが2枚。
丸い形に焼いたロティーは、小麦のいい香りがします。
ロティを適当にちぎって・・・
カレーをつけていただきます。
ナンは、小麦を精白(表皮、胚芽を取り除く)して粉にした小麦粉を焼いたもの。
ロティーは、精白しない全粒粉を無発酵で焼いたもの。
チャパティとどう違うのか?
ロティとチャパティは同じもので、地域によって言い方が違う、という意見がある。でもこのお店のように、ロティはタンドール窯で焼いたもの、チャパティはフライパンで焼いたもの、という意見もある。焼き方が違うだけで、中身は同じものですね。
このロティの何が良いかって言うと・・・
全粒粉を使っているから、とても香ばしくて美味しい。
しかも全粒粉を使っているから食物繊維がいっぱいでナンよりずっとヘルシー。
カロリーも低く、腸活にも良い。食後血糖値の上昇度を示すGI値が低い(ナンのGI値は82で高GI食品ですが、ロティは62で中GI食品だそうです。)
食後にはホットチャイ。とんちゃんはノンシュガーでいただきます。
レジで料金を確認したら、プラス385円でした。料金をプラスしないで食べられたらベストだな。
美味しさからは断然、ロティ推しです。
ごちそうさまでした。
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