ハルさんも立ち寄った北条の旧呉服店で休憩、情報収集 北条ふれい館＠茨城県つくば市

 

旧筑波小学校で開催された「魔女のフェスタ」に行ったのですが、車の渋滞を見て、すぐに入場を断念。
でもせっかく筑波山麓まで来たので、北条の「カフェ ポステン」さんへ行くことに変更。
カフェのオープンは11時なので、開店まで北条の街を歩いてみました。

 

筑波山参拝の門前町として栄えた「北条」には、国登録有形文化財がいくつもあります。

そのひとつ、大正末期の店蔵、旧田村呉服店が無料休憩所として開放されています。

「北条ふれあい館」さん。
北条街づくり振興会が、街の情報発信と交流の拠点として2012年8月から開設している無料休憩所。土日･祝日の10:00〜16:00に開いています。

以前は田村呉服店だったところ。昔の電話番号は５番だったんですね。

北条街づくり振興会のメンバーが交代でお店番をされています。

2022年4月21日放送のNHK「ふるカフェ系 ハルさんの休日」で「カフェ ポステン」さんが紹介されたときに、ここも登場。
真田ハルこと渡部豪太さんを囲んだ記念写真があります。

なお車は北条商店街共用駐車場に停めましょう。

 

 

ここは呉服店だったので、土間に張り出した畳敷きの上がり框（かまち）があります。お客はここに腰掛けて、畳の上に広げられた反物を見て品定めをしたんですね。

立派な箪笥などがあります。

テーブル席に座ってお茶のサービスがあります。

天井を眺めると、手前は梁が露出していて、２階に部屋があることがわかります。でも奥は梁がなく、金属製の柱が立っていて、不思議。
実は、手前（西側）は大正末期から2階建てでしたが、奥（東側）は昭和前期に２階を増築。２階の加重を支えるために鉄製の柱を立てたのだそうです。

外から見ると、２階部分は、元々の左側部分と新築した右側部分の２つに分かれているという、ちょっと変わった造りになっています。そして鉄の柱は、右側（東側）の２階部分の壁を支える位置にあります。へぇ。

北条関係のチラシやがいろいろあります。

障子の骨に小さな人形が並んだもの。【竜の子ゴブリン団地】だって。

コンクリート片などに可愛い顔が描かれている。

北条小学校の子どもたちがガレキのかけらに宿る妖精「竜の子ゴブリン」を作ったんですって。   

ガレキ？！

竜巻でいろんなものが風に巻き上げられて飛んできました云々。

竜巻！

そうだ！竜巻で北条が大きな被害が出たんですよね。
2012年5月6日、10年前のことだったんです。
そのときのガレキで小学生が作ったものですって。

「北条ふれあい館」は2007年に岩崎屋店蔵に開設したのですが、竜巻の被害のために、旧田村呉服店に移設されたのだそうです。

小物がいろいろ売られています。 

北条米や唐辛子、醤油も売っています。
醤油は、北条にある「山口信太郎商店」の木桶仕込しょうゆ・二年もの。つくばむらさき つゆの素もあります。⇒山口信太郎商店HP

筑波山の名産・福来（ふくれ）みかんの皮を入れた七味唐辛子を購入しました。

「北条米（マイ）スクリーム」もありますよ。
ここを含めて北条地区内数か所でしか入手できないレアものです。

ウクライナの平和を願って、青と黄色のウクライナ国旗色の折り鶴をいただきました。

それからアクリルたわしもいただいちゃった。

お茶だけでなく、お土産までいただいてしまいました。
ありがとうございます。

　

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