隠れ家の古民家そば屋へ家族で、山形産手打ち十割そばが旨い そば処 いろり@茨城県阿見町 [ 茨城県]
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阿見町にある隠れ家の手打ち十割蕎麦店。
土日限定のランチ営業。しかも通常は1日8食限定。
今回はやっと家族で行けました。
お店は竜ケ崎阿見線沿いにあります。
しかし看板がないから知らない人は絶対に入れない。
そんな隠れ家蕎麦店の場所は、地図を頼りに行くしかありません。
「酒処むーみん」さん脇、生垣に開いた入口に入ります。
民家の敷地に入るのを見て、助手席に座っていた息子がウソ!と叫ぶ。
そんな隠れ家なんです。
そこに立つ古民家が「そば処 いろり」さんです。
近づくと【いろり】の暖簾や、【元気に商い中】の札がやっと見えます。
今回は3人なので、事前に予約してから向かいました。
なんてったってこのお店、ご主人は8食分しか蕎麦を打たないですから。蕎麦にありつけないと困りますからね。
とんちゃんは1人で過去2回訪問しています。
1回目⇒まさに隠れ家の蕎麦店に山形産そば粉の手打ち十割そば
2回目⇒土日限定営業の手打ち十割蕎麦、行くなら今日でしょ!
「お久しぶり」とご主人と奥様にごあいさつ。
囲炉裏を囲んで3人で座りましたが・・・
暑い!(;´д`)ゞ
最高気温が33℃というクソ暑い日。しかし古民家にはエアコンがない!
扇風機を回しているけど、室内はとっても暑い。
家族には「たぶんエアコンがあったはず」と言って連れて来たんです。
ニセ情報の発信者に家族が厳しい視線を投げつけます。(*´ο`*)=3
メニューの一部が替わっていますよ。
温かい「いも煮そば」が「冷やしぶっかけそば」になっている。
迂闊なことにメニューの写真を撮り忘れたので、以前のメニューに修正をして示します。
とんちゃんは板そば、息子は板そば大盛。
カミサンは冷やしぶっかけそば。
それからげそ天1つとにしんも1つ。
奥様が、冷たいお茶と小鉢の料理を持って来てくれました。
箸袋に「そば処 いろり」の銘。これが店名です。では、いただきます!(合掌)
◆小鉢料理
今日の小鉢料理は、ナスとピーマンの味噌炒め。冷たくてまったりしたナスが美味しい。
そして蕎麦以外の料理が先に登場。
◆げそ天
「げそ天」は山形県民の熱愛グルメだ!と、「秘密のケンミンSHOW極」(2021年6月10日放送)で言っていましたよ。
山形県のそば屋には必ずゲソ天があるそうですよ。
でもここのはゲソ以外の天ぷらがいくつも盛り合わされています。
手前右の団子状のものはそばがきの天ぷら。かなり珍しい料理です。
その間に隠れているのはウドの葉の天ぷら。
そしてこれはタラの芽の天ぷら。
ウドもタラもこの古民家の敷地内に生えているものですって。
◆にしん
乾物の身欠き鰊をもどして醤油煮にしたもの。これも山形の郷土料理ですね。
山形には甘露煮や味噌煮もあるけど、シンプルな醤油煮もいいですね。
◆板そば
キュウリの漬物が添えられています。
これが一人前。でも、普通のそばに比べると大盛りです。
ご主人は1kgのそば粉を打って8人分の蕎麦をつくります。
1kgのそば粉で十割蕎麦を打つと、1.5kgのなまそばが出来上がるようです。
ということは1人前188g!通常の1人前は120gですからその1.6倍!大盛の蕎麦ですね。
◆板そば大盛り
これは息子用ですが、かなりの大盛りです。
蕎麦は、灰色をした太いそば。まさに田舎蕎麦です。
まずは、蕎麦だけをつまんで、ひとくち。
蕎麦粉のザラついた食感があって、噛むとしっかり硬く、蕎麦の香りが鼻を抜けます。
そば粉は、山形県大石田町産の「来迎寺在来」という在来種のソバ。
それを自家製粉して、手打ちしたもの。
板そばのつけ汁は薄めなので、蕎麦を汁にドブン!とつけて、いただきます。
辛めの汁にちょこっと蕎麦をつけて食べる江戸蕎麦とは違います。
そば汁の出汁は本鰹がメインなので、香りが穏やか。
そして醤油の味がしっかりしてる。山形県の醤油(紅谷醸造)を取り寄せて使っています。
蕎麦を食べ終わるころに蕎麦湯を運んで来てくれます。
サラリとした蕎麦湯。8人分しか茹でないからトロミがない。
それをそば汁に注いでいただきます。
◆冷やしぶっかけそば
冷やしたぬきみたいな蕎麦です。揚げ玉が入っているから、コクがあって美味しい。
麺の量が多いからカミサンは全部を食べきれず、とんちゃんが少しいただきました。
サービスで山形県産さくらんぼをいただきました。甘くて美味しい。
蕎麦も料理も美味しかった!
でも暑かったぁ!
涼しい時にまたどうぞ、という言葉に送られて古民家を出ました。
ごちそうさまでした。
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