本場のネパール定食があるインドネパール料理店 ハリオン安孫子若松店@千葉県我孫子市 [ その他関東]
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インド料理店の多くは、ネパール人経営のインドネパール料理店です。
せっかくネパール人のお店ならネパールカレーが食べたい!と思います。
ネパールカレーのセットはダルバート(ダルバット)と言います。
「ダル」は豆スープ、バートはライスのことで、日本流に言うなら「味噌汁とご飯」。それとおかず(タルカリ)がセットになっているから、ネパール定食です。
でもダルバートがメニューにあるお店は、茨城にはまだ少ない。
今回は千葉県へ足を延ばしてネパール定食・ダルバートがあるお店へ行きました。
場所は我孫子市。我孫子駅から1キロ余りのところ。
「ハリオン」安孫子若松店さん。
「インドカレー」としか書いてませんけど、ネパール人経営のインネパ店です。
ここが本店で、我孫子駅北口と取手駅東口に支店があります。
2018年10月に火災があったのでしばらく近くの仮店舗で営業して、2020年5月にリニューアルオープンしたそうです。
お店の前の看板に、カレーセットとビリヤニのメニュー。どちらも人気メニューのようです。
交差点を挟んで70mほど東にある駐車場に8台分の駐車スペースがあります。
店内、右手に厨房があって、テーブル席とボックス席。
左手にテーブル席が5つ並んでいます。
フロア係りの女性や厨房から出て来た男性は日本語が非常に堪能で、コミュニケーションに全く問題ありません。
立派なグランドメニュー。
表紙に店名「ハリオン(Hari Om)」の意味が書いてあります。ヒンディー語で「お祈り」の意味だ、と。でも「祈り」というより、「祈りの言葉」のようですね。
「Hari Om」の「Om」は、「オム」よりも「オーム」と読んだ方がいいみたいです。某宗教団体も使ってましたね。
さて、カレーのランチメニュー。
カレーセットが人気で、ビリヤニも美味しいと人気みたいです。
ビリヤニは「インド風炊き込みご飯」と書いてあります。
でもグランドメニューには「インディカ米炒め」と書いてあります。食べたいな・・。
ナンロールとタンドリーチキンプレートのメニュー。
ドリンクメニュー。
こっちはオールタイムのメニュー。
その中に「ネパールタリ」があります。
大きな皿(ターリー)に載っているからインド風に「タリ」としてある。
でも野菜や豆、カレー、アチャールをセットにした【ネパールの伝統的家庭料理】って書いてある。
これぞネパールのダルバートです!
ネパールタリセットは、カレー、ほうれん草炒め、パパド、サラダ、アチャール、デザートのセット。カレーはベジタブル、チキン、マトンから選べます。
今回はベジタブルにしました。
カレーの辛さが甘口から激辛まで選べるんですが、聞かれなかった。
ベジタブルは辛さを選べないのかな?
◆ネパールタリーセット・ベジタブル
丸皿のターリー、料理が入っている器・カトリが黄金色の真鍮製です!
インドではステンレス製ですが、ネパールでは真鍮製が高級なんだそうです。
食べるときには、カレーなどが入ったカトリをターリーの外に置いた方がいいですね。
では、いただきます!(合掌)
まずはそれぞれを味見。
豆スープ。ダルバートの「ダール」です。
汁気が多いシャバシャバ。
ほとんど辛くなく、スパイシーさもほんのわずかだけ。
豆カレーじゃなく、豆スープです。
野菜カレー。
何種類かの野菜が入ってますが、これはやや辛い。
やっぱり激辛って指定した方が良かったな。
青菜炒め。メニューには、ほうれん草炒めと書いてあったけど、小松菜炒めです。
ま、どっちも青菜(サーグ)ですね。
全然辛くなく、まさに野菜炒め。
ドーム状に盛られたライスは、日本米のターメリックライス。
ダルバートのライスはネパールでは普通の白いライスです。
でもこのお店のライスは、デフォルトがターメリックライスみたいです。
まずはライスに豆スープをかける。
豆の味が美味しいから、これだけで旨いです。
さらに野菜カレーを加えます。
豆スープの汁気に野菜の旨み、辛さとスパイシーさが加わります。
でも辛さが足りないので、卓上のチリペッパーをかけましょう。
大き目な穴からチリペッパー。
さらに野菜炒めも加えます。
ベジカレーライス、美味しいですよ。
パパドは細かく砕いて・・
ライスにかけると食感がいいですね。
タマネギのアチャール。
アチャールは漬物(ピクルス)という意味。インド料理にもあるタマネギのアチャールです。
カレーに加えて味変です。
メニューには「サラダ」と書いてあったけど、ドレッシングなしの生野菜です。
これは適当に箸休めでいただきます。
ヨーグルトは、甘くないプレーンヨーグルト。
メニューには「デザート」って書いてある。
でも実は、ライスにかけて食べるんです。
最後にライスを少し残しておいて・・・
そこにヨーグルトをかける。
サッパリした味わいで、後味がいいですね。
初級者のわたしはヨーグルトだけをライスにかけました。
でも上級者は、カレーにヨーグルトを混ぜて食べるらしいです。
ということで、完食。
メニューでは「ネパールタリー」でしたけど、中身はしっかり「ダルバート」でした。
本場のダルバートがメニューにしっかりあるインネパ店は貴重です。
みなさまもお試しあれ。
ごちそうさまでした。
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