北海道の大沼公園から駒ケ岳を望む [旅行先]
※本日1軒目の投稿です。
9月の初め、札幌の実家に帰省したときの連載を再開します。
2泊3日の函館観光を終えて、レンタカーで札幌へ。
途中で、大沼公園に立ち寄りました。
大沼は国定公園。1958年に、全国で13番目の国定公園となりました。
大沼だけでなく、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼をはじめ大小の沼があり、公園の総面積は9,083ヘクタール。東京ドーム1900個分、って言っても想像できないですね。大田区や世田谷区よりも広いんですよ。
大沼とか小沼とか、「沼」だから「小さくて浅い」とイメージしてしまいますが、全然違います。「沼」ではなく「湖」と言った方が適切です。
表面積、最大水深、平均水深は、それぞれ、大沼が5.12平方キロ、12.2m、4.7m、小沼が3.8平方キロ、5.5m、2.3m、蓴菜沼が0.75平方キロ、4.6m、3.0mあります。
湖沼学では、深い水底を持ち少なくとも中央部に水生植物が生えないものを「湖」、浅い水底でその全面で水生植物(沈水植物)の生育が可能なものを「沼」としています。
その定義からすると、大沼や小沼は、「沼」ではなく「湖」です。
大沼公園内を少しだけ散策しました。
JRの大沼公園駅。
1903年に函館・小樽間に鉄道が開通して、ここに駅が開設されました。
”この年に大沼周辺が道立公園となった”という情報がありますが、それは間違い。道立公園に指定されたのは1922年のことです。
函樽鉄道が開通した1903年に、北海道議会が大沼公園創設の建議を北海道長官に提出すると、道は「大沼公園創設案」を起草して道路の開発に着手しました。そして1913年に「大沼公園設計案」が議会に提出されて、公園が整備され、1922年に道立大沼公園が政府の許可で発足しました。(「道立大沼公園の誕生」より)
(七飯大沼国際観光コンベンション協会 ガイドマップより)
ぐるっと周遊する時間はないので、近場を散策。
西大島からの駒ヶ岳がきれい。
でも残念ながら雲に半分隠れていました。
本来であればこんな姿が見られます。
北海道にも駒ケ岳があるの?!
と埼玉出身のカミサンは驚いていましたが、駒ケ岳は日本アルプスの木曽駒ケ岳だけでなく、東日本を中心に各地にあります。
「駒」は馬のことで、山体が馬の形をしているなどの理由で「駒ケ岳」という名がつけられているんです。
さて、大沼でおいしいものをいただきましょう。
ということで次の記事へ・・・。
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