今日の味噌ラーメンは薄い? 千成亭@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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道産子のとんちゃんはラーメンが大好き。
昔風の札幌味噌ラーメンが食べたくて地元の中華店へ行きました。
「千成亭」さん。
ここの味噌ラーメンはずーっと前の札幌味噌ラーメンの感じなんです。
奥に長い店内は、左手にカウンター席、右手に小上がり。とんちゃんはいつものようにカウンター席へ。
味噌ラーメンは「サッポロラーメン」と「サッポロタンメン」があります。
このお店ではサッポロ=味噌という意味。で、サッポロラーメンはモヤシだけ、サッポロタンメンはモヤシと野菜がのっています。
今回は、サッポロラーメンをオーダーしました。
厨房にはご主人とお母さんが立たれています。
ランチの忙しい時にはお母さんが麺類担当。わたしのサッポロラーメンもお母さんが調理します。
モヤシを中華鍋で炒め、スープを注いでいます。
そうそう、そのタンメン流の作り方が、札幌ラーメンの調理法です。いいですね!
ニンニクも投入されています。それもいいですね!
札幌ラーメンについて、すこし。
本場の札幌ラーメンは醤油、塩、味噌があって、食べる人の好みで選べます。だから札幌ラーメン=味噌ラーメンというのは大きな誤解です。
札幌ラーメンには野菜がいっぱい載ってます。でもあれは後乗せの「トッピング」じゃありません。中華鍋で野菜を炒め、そこにスープを注いで野菜を煮る。そのスープと野菜を丼に入れます。これはタンメンの作り方で、野菜入りの札幌ラーメンは、タンメンの一種です。
関東では、札幌ラーメンだと言いつつ、茹で置きしたモヤシをラーメンにトッピングするお店が多い。それではモヤシが冷たく、水っぽい。札幌ラーメンとしてはダメです。
玉縁丼で登場です。
◆サッポロラーメン
具材はモヤシと挽肉だけで、ネギがトッピング。実にシンプルです。
チャーシューがなくて挽肉、というのは札幌でもよくあります。でもモヤシと挽肉だけ、というのはあまり見ないな。
モヤシは、炒めてからスープで煮てある。
モヤシが熱々で、スープにモヤシの旨みが染み出て美味しい。
スープの表面には油が浮かび、味噌とニンニクの香りがいいですね。
スープは鶏ガラと豚骨がベース。
おや?味が薄いぞ。
どうも味噌ダレが少ないみたいです。
お母さんが作ると、味が薄いのかも。
麺は黄色い中細麺で、茹で加減は適度です。
薬味をかけようと思ったけど、近くに一味唐辛子がない!
実はこのお店、一味唐辛子と七味唐辛子を置いてあって、たまたま手近に一味がないと残念なことになるんです。
しかたないので七味唐辛子を投入。
そしてお店の自家製のラー油をたらしました。この自家製辣油は旨いんです。
ここの味噌ラーメンはサッパリ系で好きです。
でも今日のは味が薄かった。
ネットで「スープの味が薄い」という評価があるのは、このことですね。
お母さんが担当すると味が薄いことがあるのかもしれません。
そういうときは「味を濃くして!」と言った方がいいみたいですね。
もう1つ。このお店では、一味と七味を置いてあるので要注意。たまたま手近に一味がないと残念なことになります。
っていうか、そもそも七味なんていらないんだけどな。
そしてもう1つ。
味噌ラーメンの野菜はモヤシだけじゃないのが好きだな。
ごちそうさまでした。
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