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日月潭の文武廟にて [ 神社仏閣]

台風19号の被害は、はやり酷いものです。
被害にあわれた方々は早く回復されることを願うばかりです。
そんな中で、ワールドカップ・ラグビーのカナダ代表が試合中止になった釜石でボランティアをしたことに感謝し、敬意を表します。

私自身は被害がないため、昨夜は、ワールドカップ・ラグビー、スコットランド戦で興奮していました。日本代表はついに決勝トーナメント進出! 頑張ってください!


 

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さて、カミサンとの台湾ツアー。

2日目は、台中市内の宝覚禅寺を観光してから、台中市の東南約40km、南投県にある観光名所・日月潭へ。
日本語では、現在は「にちげつたん」と呼ばれますが、戦前は「じつげつたん」と呼ばれていたそうです。

「潭」とは水を深くたたえた所のこと。
日月潭は、台湾で最も大きな湖。
というか台湾には大きな湖はなく、日月潭が7.9km2、第2位の澄清湖(人造湖)が1km2ですから、ダントツに大きい。
そして太魯閣、阿里山と並んで、台湾中部にある台湾三大景勝地の1つだそうです。

湖の北側が太陽(日)の形、南側が月の形をしているので「日月潭」と呼ばれているんだって。
湖の形を見ても、あんまり日と月には見えないけど・・・

理由は、日月潭の歴史にあります。

日月潭の水深は27m、面積は7.9km2あります。
しかしかつては、水深は6m程度、面積4.5km2の湖でした。
そこに濁水渓という川から約15キロの導水管を設けて水を引き込み人造湖としました。
その水で、水力発電を行うためです。
1934年にダム湖と発電所が竣工。
湖の水深は21mも増え、面積は約2倍になりました。
それで形が大きく変わったんです。

 

湖を楽しむ時間はなくて、湖畔北側にある文武廟の観光がメインでした。

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祭神は、儒教の祖、学問の神・孔子武の神・關聖帝君(関羽)が祀られているので「文武廟」です。
かつて日月潭の湖畔には水社集落の龍鳳宮と北吉集落の益化堂という先住民サオ族のお寺が2箇所ありました。
日月潭をダム湖にするので水位が上昇し、2つのお寺が水没することになった。
それで2つのお寺が買収され、1938年に、それらを合わせて「文武廟」が建立された。

文武廟については、以上のように説明されています。
しかし、実はそうではないのです。
そのことは次回の記事で説明します。

ともあれ、まずは文武廟のご紹介。 

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