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タイ料理の調味料:タオチオ(味噌)とトナオ(納豆) [食文化]

今日の記事は、タイ料理の調味料についてです。
タイの調味料と言うと、魚から作る醤油の魚醤「ナンプラー」が有名。大豆から作る醤油「シーユーカオ」、「シーユーダオ」もあります。

でも今回取り上げるのは、大豆から作る「タオチィァオ」「トゥアナオ」について。

「タオチィァオ」と「トゥアナオ」はタイ語を正確に書いたものです。
でも実際には「タオチオ」「トナオ」と聞こえるし、それで通じるので、以下では「タオチオ」「トナオ」と書きます。

昨日の記事でアップした「タイ居酒屋あかね」さんで使われていた調味料がきっかけ。
以前に「ラートナー」という、ライスヌードル(クイッティアオ)のあんかけをいただいたときのことです。

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その「ラートナー」のスープに、茶色い液体と大豆が入っていたんです。

ママさんに「味噌か?」って聞いたら、「違う」って答えたんです。
だから記事には、タイの納豆「トナオ」だろうか?と推測を書きました。
 ⇒一見ただの居酒屋、してその正体は本場タイ料理店 居酒屋あかね

そこで再訪時(昨日の記事)に「ラートナー」の調味料について確認してみました。

すると、「トナオ」じゃなく「タオチオ」だ、というのです。
「タオチオ」は、空芯菜の炒め(パックブンファイデーン)やカオマンガイ(蒸し鶏のご飯)のソースに必須の調味料です。

いったいどんなものなのか見せてもらいました。

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