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宿根木集落と清九郎の家@佐渡市 [旅行先]

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昨年、佐渡に行った時のこと。
南端部に位置する小木町の「宿根木(しゅくねぎ)集落」に行きました。

 

宿根木は江戸時代に廻船業で栄えた町。
そこには、船大工が建てた100棟以上もの板張り家屋が、狭い入り江にびっしり建つ町並みに目を見張ります。

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宿根木公式HPより)
宿根木集落の全体が「重要伝統的建造物群保護地区」(略称「重伝建地区」)になっていて伝統的建築物が多数残っています。

googleのストリートビューで宿根木の集落内を見ることができます。
 ⇒宿根木googleストリートビュー

 

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こんな狭い石畳の小路が高台から海へ通じています。

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板の屋根の上に重石を並べている「石置き木羽葺屋根」。
ここは普通の民家ですが、さらに大きな民家がいっぱい並んでいます。

一般に公開している建物はいくつかあります。 

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佐渡市小木で実物大の北前船に遭遇 [旅行先]

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昨年、佐渡に行った時のこと。
佐渡というと・・金山、朱鷺、たらい舟・・多くの見どころがあります。
そんな中で、島の南端部にある小木町の「宿根木(しゅくねぎ)」集落は一味違います。

宿根木へ向かう途中で・・・重大な発見。

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佐渡国小木民族博物館
大正9年(1921年)に宿根木集落からこの高台に移転し、1970年に廃校になった宿根木小学校の建物を使用して、1972年に開館したものです。
廃校となった小学校を民俗資料館にすることは、佐渡で何度も調査を行った民俗学者・宮本常一の提案によるものだそうです。

googlのストリートビューがあります。
 ⇒佐渡国小木民俗博物館googlストリートビュー

 

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校門の門柱には「宿根木青年會」の文字。

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もう一方には「昭和弐年六月建設」の文字。
きっと1927年に青年会が、当時の宿根木尋常小学校に門柱を寄贈したんですね。

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博物館・千石船」と書かれています。

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北一輝由縁の地:佐渡市両津湊の風景 [旅行先]

佐渡の両津に行きました。
その風景を少しだけご紹介しましょう。
遊郭あり、偉人あり、という内容です。 

両津は、佐渡島の両津湾に面したところ。

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日本海の両津湾と加茂湖に挟まれている両津。
両津には、北の(えびす)地区と南の(みなと)地区があります。

ここは両津湾と加茂湖にはさまれた細長い砂礫で、江戸時代に夷町と湊町ができました。
明治41年(1901年)にその両町が合併して両津町となりました。
夷町と湊町にはそれぞれ港(津)があり、それら2つの津(港)が合併したため「両津」となったとさ。

 

周囲17キロの加茂湖は、新潟県最大の湖で、カキの養殖が盛んな湖です。
加茂湖は、もとは海と隔たれた淡水湖でした。
ところが明治34(1901)年から出口を開削して、今は汽水湖になっています。

 

湊地区を少し観光しましたので、それを記事にします。

まずは湊地区にあった旅館。

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老舗旅館の金沢屋さん。

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戦前は「金澤楼」という妓楼、すなわち女郎屋さんでした。
さてそんな歓楽街、女郎街もあった湊地区を少し散策してみました。

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佐渡への旅はジェットフォイルで [旅行先]

ずーっと前から一度は行ってみたいと思っていた佐渡。
昨年、その佐渡へ2度も行く機会がありました。
1度目のことはすでに記事にしました。
今回からは2回目のことを書きましょう。

まずは佐渡行きから。
1度目は、直江津港から佐渡の小木港へ高速フェリーで向かいました。
 ⇒直江津から佐渡へ:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-08-17-2

今回は新潟港から佐渡の両津港へ向かいます。

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新潟駅から万代島ターミナルへはバスで向かいます。
約15分でターミナルに到着。

ターミナルで乗船を待つ間に、栃尾揚げをつまみに新潟限定ビールと佐渡の日本酒をいただきました。
 ⇒船に乗る間にちょっと一杯  佐渡汽船食堂@新潟港
  :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-11-05-3

それからいよいよ乗船です。

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おっと、乗船客がいっぱい並んでいます。
こりゃ時間がかかるなぁ・・・
って思ったら、これはカーフェリー乗り場でした。

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とんちゃんが向かうのはこっち。
ジェットフォイル乗り場です。

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今回乗船するジェットフォイルの「すいせい号」。
船体に【KAWASAKI BOEING(川崎ボーイング)929】と書かれています。

前回は、佐渡の両津港から新潟港に来るという、逆のコースでジェットフォイルに乗船したのですが、とっても快適でした。
 ⇒佐渡から新潟港へ渡るジェットフォイルの船中で天領杯のワンカップ
  :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-08-19-4

その記事にも書いたんですけど、このジェットフォイルってのが、すごいんですよ。(*^0゚)v
海の飛行機”と呼ばれるそうです。
どう凄いかっていうと・・・

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新選組を有名にした池田屋跡に遭遇 [旅行先]

京都に行ったときのことは、飲み歩き、食堂食べ歩きの記事が基本ですが、観光のことも少し記事にします。

進々堂三条店さんで朝食をいただいてから、三条通りを東に向かった時のこと。

観光マップを見ていたら、三条通り沿いに池田屋跡があるそうです。
1864年7月8日(旧暦6月5日)、新撰組が旅籠池田屋に潜伏していた長州藩や土佐藩等の尊皇攘夷派を襲撃した。
その池田屋の跡があるのです。
そんな歴史的な場所があるところが、さすがに京都ですね。

どこにあるんだろ・・・と思いながら三条通りを進むと・・・ 

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ぉぉおおお!「旅籠茶屋 池田屋」だ!
いまだに旅籠があるのか!w(*゚o゚*)w

いや、待てよ。

おいおい、ここは「はなの舞」じゃないかよ。

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でもちゃんと【維新史跡 池田屋騒動之址】の石柱がありますよ。
間違いなくここが池田屋跡です。

そこを「はなの舞」さんがお店にしちゃったのね。(*^^*)

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五所川原名物「立佞武多」が「ぶた丼」に?「のへ丼」もあるぞ [旅行先]

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青森県内には、「ねぶた」あるいは「ねぷた」という、大きな山車燈籠の祭りがあります。
五所川原のねぶたは、立佞武多(たちねぶた)という、高さが最大で20m強にも達する立像なのが特徴です。

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五所川原市の観光名所「立佞武多の館」。
立佞武多(たちねぶた)祭りに出陣する大型立佞武多を常時格納・観覧できるところです。
せっかくなので入ってみました。

五所川原の立佞武多は、高さが最大で20m強にも達する立像

明治時代から大正時代にかけて豪商、大地主の力と象徴とし巨大化したそうです。
ところが大正になって市街地に電線が張り巡らされたため、巨大な山車の運行が困難になりました。
そして戦後に起きた2度の大火で街が全焼し、設計図や写真も消失して、巨大ねぷたは姿を消しました。
ところが、1993年に当時の設計図と写真が発見され、1996年に市民有志の「たちねぷた復元の会」が結成され、1998年に五所川原市が立佞武多の支援を決めて、「五所川原たちねぷた」が復活したそうです。

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佐渡から新潟港へ渡るジェットフォイルの船中で天領杯のワンカップ [旅行先]

ずーっと前から一度は行ってみたかった佐渡。
そこへ行く機会があって、とてもうれしいとんちゃんです。
そんな佐渡もわずか1泊でお別れ。( ;∀;)

両津港から船に乗って新潟港へ渡りましょう。
帰りも佐渡汽船の船に乗ります。

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一見、普通の船に見えますけど、違うんです。
BOEING(ボーイング)」って書いてありますよね。
なんと航空機メーカーのボーイング製です。

航空機メーカーがなんで船なの?って思っちゃうでしょ?
実はこの船は「ジェットフォイル」と言う船で、「海の飛行機」と呼ばれるものなんですって。
このジェットフォイルは、揺れないし、速いし、実に快適な船でした。(*^^*)

水中翼船(ハイドロフォイル)の1種類です。
ちなみに「フォイル(foil)」はアルミホイルの「ホイル」で、金属の薄片のこと。

まずは、そこからちょっと説明しましょう。

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直江津から佐渡へ [旅行先]

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新潟県上越市の直江津に行きました。
なぜ行ったのかというと、実はそこから佐渡へ渡るためだったんです。
だから直江津では特に用事がなかったんですが・・・
といいつつ、2軒で飲んだり、和風中華そばを朝から2軒も食べたり、神社を観光したりと、その割にはずいぶんと記事が多いですね。

では、いよいよ佐渡行きに船に乗りましょう。
直江津駅前発のバスに乗って直江津港へと向かいます。

そして宿から駅へ向かう道すがらでも、1つ、2つ街の中を観光できちゃいます。

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通りの家々は1階の軒先が歩道を覆うほどに伸びている。
あるいは2階が歩道の上にまで出っ張っている。
これは雁木(がんぎ)と呼ばれるもので、冬に歩道の降雪を避ける雪除けのための工夫です。
・・・と、この程度の説明が普通ですけど、実はそんな生易しいものではないんです。

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狸小路の昔の面影、そして懐かしさ湧き出るお店を発見 [旅行先]

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札幌帰省したときのこと。
大通り公園、テレビ塔下ビアガーデン、そして二条市場の横のビアガーデンで生ビールを飲んで・・・
ほかにもビアガーデンは無いかな、なんて思いながら狸小路を歩いてみました。

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中央区南2条と3条の間の通りにある商店街を狸小路と呼びます。
西1丁目~7丁目までが「札幌狸小路商店街振興組合」で、ここには全蓋アーケードがあります。
これが正式な狸小路でしょうが、アーケードのない西10丁目までのすべてを狸小路と呼んで問題ないでしょう。

この全蓋アーケードは1958年から1960年に設置され、現在のアーケードは1982年に改築されたもの。
初代のアーケードは各丁目毎に異なっていたのですが、改築された現在のアーケードは同じデザインで統一され、丁目毎に色違いになっています。

この狸小路には、古くからのお店もあるので、昔を懐かしみながら歩いてみましょう。
一番東にある西1丁目から西へと向かってみました。

 

◆狸小路1丁目

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わっ!熊だ!w(*゚o゚*)w

お店の前にヒグマのはく製があるのでビックリです。
ここは質蔵屋さん。
元々は質屋さんで、質流れ品を販売していましたけど、1983年からブランドバック・ブランド小物・時計・ブランドジュエリー・宝石・貴金属を扱うリサイクルショップになっています。
 →質蔵屋HP:http://shichikuraya.jp/

熊のはく製は、とんちゃんの子供のころからあって、この熊を見たさにここまで来た記憶があります。
面白がって熊に触るから、手や顔の毛がなくなってしまうんです。
この熊もきっと何代目かのものだと思います。

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広い北海道大学構内を歩いて観光 [旅行先]

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昨日の記事に書いたように、札幌に帰省しました。

いっしょに帰省した家族と北海道大学の構内を観光しました。

北大は構内がだだっ広くて、しかも観光名所がいくつもある。
北海道観光名所大学と言ってもいいかと思います。

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札幌駅から歩いて行ける正門から構内へ。
大学構内は車両の入場規制があるので、観光は徒歩でするしかありません。
(裏技を使って構内に車両で入る、という方法はここでは無視します。)

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