TVワカコ酒(6)女子会(その1) [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという、飲兵衛には楽しいお話。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
2月12日放映の第6話のテーマは「女子会」。
原作では、第2巻のSP1のテーマです。
今回の女子会は友人宅でのたこ焼きパーティー。
ドラマはこれまでと同様に原作に沿って展開します。
しかし今回のドラマは、原作にはないオリジナルの部分がいっぱいです。
原作にはない全くドラマオリジナルのところ。原作にはあるけど、ドラマに登場しないところ。原作とは違ったものが登場するところ。
今回の脚本・監督は千村利光氏で、これまでの5回とは違った、新しい人。
それで新しい作風のドラマになっているのでしょうか。
ワカコちゃんたちの飲み食いをとんちゃん流にコメントしましょう。
今日は”原作にはない全くドラマオリジナルのところ”と”原作にはあるけど、ドラマに登場しないところ”をコメント。
”原作とは違ったものが登場するところ”は明日の記事にアップします。
TVワカコ酒(5)えいひれ [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという、飲兵衛には楽しいお話。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
ドラマの構成は、1~3話は2部構成で、ワカコちゃんが前半と後半にそれぞれ1軒のお店に行って食事をするというもの。
そしてそれぞれの店で原作に登場するつまみを1品づついただく。
これが基本の構成と思っていました。
ところが、第4話はワカコちゃんが1つの店で飲み続け、ざる豆腐をいろんな薬味で食べるというもの。
そして今回の第5話はも1つのお店で飲み続ける。 しかしつまみは2品いただくというもの。
実は第6話は友人宅での「女子会」で、これも一箇所で飲み続ける。
第1~3話は1店・1品×2店、第4~6話は1箇所ってことなんでしょうか。
さて、2月5日放映の第5話のテーマは「エイヒレ」。
原作では、第54夜のテーマです。
そして後半に登場するつまみは「炒りぎんなん」。
これは原作の第34夜のテーマです。
今回のドラマは、「娘と父」というテーマでドラマがつくられています。
ドラマは主人公のワカコちゃんを一人称にして展開される。
今回はワカコちゃんが父とのことをいろいろ考える。
ところがドラマの途中でそれが転換するんです。
店のカウンターで並んで飲むことになった「クマさん」。
ワカコちゃん目線で見た展開の後に、なんと、クマさんから見た展開があるんです。
ワカコちゃんとクマさんとの関係が、最初は娘・ワカコちゃんの側から、次には父・クマさんの側から、それぞれ描写されるってわけ。
でも、ここら辺はとんちゃんがコメントしても面白くないので、パス。
式守錦太夫さんのブログの批評をご覧下さい。http://kindayu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07
ではドラマの第5話にわたし流にコメントしてみます。
はじめにドラマと原作との違いについて、そして重箱の隅をつつくような視点からのコメントです。
TVワカコ酒(4)ざる豆腐(その2) [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという、飲兵衛には楽しいお話。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
飲みのつまみとなる料理が、各回のテーマです。
1月29日放映の第4話のテーマは「ざる豆腐」。
原作では第7話に登場する料理です。
そのドラマを飲み食い中心にコメントします。
(放映後、ずいぶん経って、ネタが古いですけど。)
記事が長くなったんで2日に分けています。
昨日は、ドラマの構成と女子会、そしてロケのお店について記事にしました。
過去3話は2部構成になって2品以上の料理をワカコちゃんが食べていたのに、この第4話では20分間のドラマでたった1品のつまみ、「ざる豆腐」しか食べない。
その一方で彼女とは全く見ず知らずの女子たちの女子会の時間が長い!
ところが!
この女子会はしっかり原作に沿っている、と昨日書きました。
◆ざる豆腐
そんなわけで、ドラマと原作を比べてみます。
太字の部分は、ほぼ原作と同じ部分です。
ワカコちゃんの独り言はざる豆腐のこと、女子会の話題は彼氏との相性です。
【おすすめメニュー】の「ざる豆腐」を勧められる。
このざる豆腐のメニューはドラマ用の特別製。でも右側のメニューはお店の本物。
ワカコ「これで、ざる豆腐をお願いします。あつかんも。」
TVワカコ酒(4)ざる豆腐(その1) [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという、飲兵衛には楽しいお話。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
飲みのつまみとなる料理が、各回のテーマです。
1月29日放映の第4話のテーマは「ざる豆腐」。
原作では第7話に登場する料理です。
そのドラマを飲み食い中心にコメントします。
(放映後、ずいぶん経って、ネタが古いですけど。)
画像が多いせいで記事が長くなったんで、2回に分けてアップします。
◆驚きの構成大転換
これまでの3話とは構成がまったく違っているのでビックリです。
TVワカコ酒(3)あん肝ポン酢(後半) [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという飲兵衛には楽しいお話。
飲みのつまみとなる料理が、各回のテーマです。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
お酒を飲んだ後の「ぷしゅー!」がかわゆいところが特徴です。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
ドラマは2部構成。
前半と後半でワカコちゃんがお店で食事をします。
前半、後半ともに原作の料理が登場します。
お店は、実在のお店も登場しますけど、第3話では前半、後半とも架空の店「逢楽」での食事。
さて、第3話のテーマは「あん肝ポン酢」。
原作では第8話に登場する料理です。
で、後半の料理は・・・と思ってドラマを見ていたら。
あらまぁ、びっくり。
なんと原作の登場する料理が全部で4つも出てくるんです。
今回は、大盤振る舞いですぞ!
そして今回のドラマは、前半と後半が連続ドラマになっている。
では飲み食い中心にコメントを記事にします。
しかも、とんちゃん流にかなり偏屈にね。σ(゚ー^*)
真っ当なドラマの紹介を知りたい方は、式守錦太夫さんのブログ記事をご覧下さい。
ドラマ・ワカコ酒、「第3夜『あん肝ポン酢』」http://kindayu.blog.so-net.ne.jp/2015-01-24-1
記事が長くなったので、前半・後半の2回に分けて、昨日が前半、今日が後半です。
TVワカコ酒(3)あん肝ポン酢(前半) [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという飲兵衛には楽しいお話。
飲みのつまみとなる料理が、各回のテーマです。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
お酒を飲んだ後の「ぷしゅー!」が、かわゆいのが特徴です。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
ドラマは2部構成。
前半と後半でワカコちゃんがお店で食事をします。
食事するお店は、
第1話では前半に実在の店、後半に架空の店「逢楽(あらく)」、
第2話では前半、後半とも実在のお店、
そして今回・第3話では、なんと前半、後半とも「逢楽」。
3回とも脚本・監督が違っていて、それぞれ違った設定になっています。
前半、後半とも原作の料理が登場し(計2つ出てくるのね)、前半の料理が毎回のテーマ料理。
そして、原作の料理が登場する場合には、そこでのセリフが原作にかなり忠実です。
さて、第3話のテーマは「あん肝ポン酢」。
原作では第8話に登場する料理です。
で、後半の料理は・・・と思ってドラマを見ていたら。
あらまぁ、びっくり。
なんと原作の登場する料理が、前半2つ、後半2つで、全部で4つも出てくるんです。
今回は、大盤振る舞いですぞ!
そして今回のドラマは、前半と後半が連続ドラマになっている。
では飲み食い中心にコメントを記事にします。
ただし、とんちゃん流にかなり偏屈にね。σ(゚ー^*)
でも、記事が長くなるので、前半・後半の2回に分けます・
今日が前半、明日が後半です。
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◆塩辛
会社でいやなことがあった日の夜、「逢楽」に来たワカコちゃん。
「こんなとき、あえてビールでガーッと忘れるんじゃなしに、まずは熱燗でまったりしてみよう。」
「おまたせしました。熱燗です」と店員・青柳くんが熱燗といっしょに運んできてきたのは、お通し・・・。
「突き出しは塩辛か・・・」
そう言って、塩辛をつまみ、熱燗をひとくち。
「冷えた心を暖めてくれる。今日の気分には熱燗がよく合う。」
「ふーっ。」
おや!「ぷしゅー。」じゃないよ!
昼間の嫌なことを引きずって飲む酒。まだ気分が晴れないから、「ぷしゅー」が出てこない。
さらに塩辛をいただいて・・・
「いい歯ごたえ。柚子の香り。塩辛おいしい。」
「このホカホカが、このチマチマと流れる時間が、心の余裕をもたらす。」
ワカコちゃん、笑顔になる。
塩辛の美味しさがワカコちゃんの心を少し癒してくれたみたいです。
TVワカコ酒(2)焼き餃子 [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという飲兵衛には楽しいお話。
そのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。
ドラマは2部構成。
前半部分は、テーマとなっている料理を実在のお店で食べる。
この部分のドラマの筋やセリフは原作に実に忠実です。
後半部分は、第1話では架空の店「逢楽(あらく)」でしたけど、第2話ではこれまた実在のお店での食事。
そんなドラマの内容とコメントを記事にします。
ただし、とんちゃん流にかなり偏屈にね。σ(゚ー^*)
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まずはドラマの内容から。
【前半部分】
◆焼き餃子
TVドラマの第2夜のテーマは「焼き餃子」。
これは原作のコミックでは第4話に登場します。
脚本・監督は久万真路氏。
その焼き餃子をいただくお店は、高田馬場にある「餃子荘 ムロ」さん。
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13019237/
ずいぶんと昔に、とんちゃんも行ったことがあります。
さてドラマでは、OL3人がランチを食べに出て・・・お店の前で立ち止まるワカコちゃん。
「餃子が食べたい。ものすごく。」 とお店を睨みつける。(空手女子の鋭い目力を見よ!)
でもこのあと会議があるから、と諦めることに。
ニンニク臭かったら、マズイもんね。
そこで夜になって熱烈的再訪です。
このお店の餃子には、ふつう、にんにく(玉入り)、チーズ(エダムチーズ入り)、カレー、紅(唐辛子入り)がある。
「いまニンニクを食べておかないと、損なような気がするから。」
と、「にんにくギョウザ2人前とビールで。」とオーダー。
さらに「ギョウザとビールはいっしょでお願いします。」と追加。
ドラマの進行にとってこのオーダーは実に重要なんですけど、それはまたあとで。
グラスにビールを注ぎながら、今夜の主役「焼き餃子」が焼きあがるのを注視。
さて、餃子が出来上がって、いよいよいただく。
「ひと口でいくのも捨てがたいが、(タレを)ちょっとだけつけて、かじってニンニクを感ずる。」
と、餃子を半分食べて・・
「ぷしゅー」
「たれの味よりニンニク味。ニンニクがいるうちにビール。」
と、ビールを飲んで・・・
「ぷしゅー」
「ビールがいるうちにギョウザ。」
TVワカコ酒(1)鮭の塩焼き [ ワカコ酒]
昨夜、ドラマ「ワカコ酒」の第2夜が放映されました。
ワカコちゃんは、期待どおりよく食べ、よく飲んでくれました。(*^^*)
しかし昨日の記事に誤りがあることもわかりました。(勇み足)
ドラマ全体が2部構成になっているのは確かです。
しかし、後半は必ず架空のお店「逢楽(あらく)」なのではなく、実在のお店も登場する。
そして前半・後半の2軒をハシゴ酒すると決まっていなくて、別の日にそれぞれ訪問する。
ということで、昨日の記事は少し修正するつもりです。
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さんの「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという飲兵衛には楽しいお話。
そのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の夜に放映されています。
ドラマは2部構成になっています。
前半部分は、テーマとなっている料理を実在のお店で飲食。
この部分のドラマの筋やセリフは原作に実に忠実です。
後半部分は、第1夜は「逢楽(あらく)」という架空の店での飲食。
そんなドラマの内容とコメントを記事にします。
ただし、とんちゃん流にかなり偏屈にね。σ(゚ー^*)
------------
まずはドラマの内容から。
【前半部分】
◆鮭の塩焼き
TVドラマの第1夜は「鮭の塩焼き」。
このテーマは原作のコミックでも第1話です。
今回、鮭の塩焼きをいただいたお店は、杉並区和泉にある焼き鮭の専門店「しゃけ小島」。
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131808/13095793/
2014年9月に福岡市の中州に2号店が開店しました。http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40037937/
ワカコちゃんはグラスに注がれた日本酒を飲んでから、今夜の主役「鮭の塩焼き」に向かう。
・・・と、鮭の皮を剥がしはじめるんです。( ̄□ ̄;)!!
皮をしっかり剥がして・・・皮だけを食べるんですよ。
あれまぁ!そうやって食べるの!w(*゚o゚*)w
・・・って思ったら、実はこれ、原作そのまんまなの。
TVワカコ酒(0)ドラマのこんなところが楽しみです [ ワカコ酒]
徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」。
OLの村崎ワカコちゃんがひとり飲みするという楽しいお話。
「孤独のグルメ」の女呑兵衛バージョンという感じですかね。
このマンガの存在を式守錦太夫さんのブログで知って、単行本の読者になっちゃいました。\(^▽^)/
そのコミックがなんとTVドラマになっちゃった。
テレビ東京系のBSジャパンで毎週木曜日夜23:30~24:00、1月8日から12話で放映されています。
4月からはテレビ東京でも放送開始予定だそうですよ。
ワカコ酒の公式サイト、BSジャパンの番組サイトもあります。
「ワカコ酒」を教えていただいた式守さんのブログには当然ですけど紹介があるので、ぜひご覧下さい。
ドラマ・ワカコ酒、「第1夜『鮭の塩焼き』」:http://kindayu.blog.so-net.ne.jp/2015-01-11-1
弊ブログでも違う観点から記事にしようと思います。
◆「孤独のグルメ」風の女呑兵衛バージョンの楽しみ
コミックの各1話は、ワカコちゃんが酒のつまみとして食べる料理1品がテーマになっています。
そして食事をしながら料理についていろいろ独り言をする。
テレビドラマも同様で、「孤独のグルメ」によく似ています。
しかもドラマでは料理をいただくお店が実名で登場します。
ここもTV版「孤独のグルメ」と同じ。
ドラマの最後にそのお店の紹介があるのも同じ感じ。
ただし原作者がそのお店で食事する、ってことはありません。(*^^*)
「孤独のグルメ」と全然違うところもあるんです。
主役が男性じゃなくて女性。(当然!)
「孤独のグルメ」では何品もの料理をバクバク食べる。でも「ワカコ酒」では1品のみ。
そういう違いもあるが・・・いやいや、そんなことじゃない。
それは・・・
「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎は下戸。お酒の飲めません。
でも「ワカコ酒」のワカコちゃんは上戸の呑兵衛!(*^▽^*)
「孤独のグルメ」の五郎さんは、居酒屋でも酒を飲まずに食事だけする。
これって飲兵衛には許しがたい、暴挙。(愚行と言っては下戸さんに失礼だね。)
でもワカコちゃんは、白飯など食わずにしっかり酒を飲む。
原作からして飲兵衛大喜び。\(^▽^)/
ワカコちゃんが、どんなお店でどう食べ、どう酒をいただくのか。
そこんところがとっても楽しみですよ。(*´▽`*)
◆女ひとり飲み
ところで「ひとり飲み」って、酒飲みとしてかなりの上級者じゃないでしょうか。
若いとき、居酒屋でひとり飲みしている人(オジサン)を見ると、大人だなぁって思ったもんです。
そのひとり飲みを若い女子がするわけですから、ワカコちゃんって大人の酒飲みですね。
大人飲みするワカコちゃんの心がドラマの最初に登場しました。
ドラマは、ワカコちゃんがオフィスでPCに向かって一心に仕事をしていることろからスタート。
そのワカコちゃんの思いが語られます。
「なんのために一生懸命仕事をしているのか。わたしにとって、それは仕事のあとの一杯をおいしくするため。」
やっぱ、すっげぇ飲兵衛ですわ。ヽ(^◇^*)/
仕事を終えたワカコちゃん、いよいよ夜の街に繰り出す。
「村崎ワカコ26歳、酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒」
ワカコちゃん自身のこんなナレーション。
「酒場放浪記」の「酒場という聖地へ、酒をもとめ、肴をもとめさまよう・・・」と似ていますよ。
でもこのナレーションとテロップは、実はコミックとしっかり同じなの。
コミック第1夜のラストに出てきています。
◆サク飲みでハシゴ酒
ドラマは2部構成になっています。
前半部分は、テーマとなっている料理を食べ、酒を飲む。
テーマは原作に登場する料理で、その料理をウリにする実在のお店が舞台になります。
この前半部分は、料理だけでなくドラマの筋やセリフ、食べ方まで原作に実に忠実。
ただし料理がそのお店の実在のものだから、その料理について、原作以上に語ります。
番組の最後には、そのお店の紹介もあって、お店紹介のグルメ番組になっている。
ワカコ酒の公式サイトでもBSジャパンの番組サイトでも、お店の紹介があります。
後半部分は別のお店での飲食。
そのお店でワカコちゃんがオーダーする料理は、これまた原作に登場する料理なのです。
第1話では架空のお店「逢楽(あらく)」が舞台でした。
そこでの食べ方やセリフは原作とは全然違う。
っていうか、料理についてはほとんど語らない。
この架空のお店は、スタジオのセットではなく実際のお店ですが、その紹介はありません。
第2話では、実在のお店が舞台。
ここでは原作をベースにしたワカコちゃんの独り言が語られます。
この実在のお店は、番組の最後に紹介されますが・・・かなりの隠れ家的なお店が登場するのかも。
ドラマは全12話なので、原作からテーマとして登場する料理は毎回1品、計12品しかありません。
でも、後半でさらに原作から毎回1品、計12品の料理が登場する。
だから合計24品が原作から採用されるってことです。
第1話ではワカコちゃんが2店をハシゴ酒するんです。(*^^*)
各店1品の料理でお酒をサクッといただくハシゴ酒。 これまた大人の飲み方じゃないですか!
と思いましたけど、毎回そうではにみたいで。
面白いのは、実名で登場したお店では、お店のスタッフがドラマでもそのまんま登場するってこと。
「吉田類の酒場放浪記」でもお店のスタッフがまんまで登場しますけど、あれはドラマじゃないもんね。
それをドラマでやっちゃおう!ってことでしょうか。
◆「逢楽」のコンセプトは深夜食堂
第1話の後半部分に登場した架空のお店は「逢楽(あらく)」。
ここでの料理は原作に登場する料理ですけど、シーンは原作とは別のドラマオリジナル。
初訪のワカコちゃんは、お通しが出てきた後でオーダーを考える。
ホワイトボードのメニューを見ているワカコちゃんに、ご主人が・・
「いいよ。すきなもん、なんでも作るよ。」と微笑む。
あれーっ!
これって、深夜食堂の「できるもんなら、なんでもつくるよ。」と同じコンセプトじゃないですか!
しっかりいいとこ取りしています。(*^^*)
第1夜のワカコちゃんは、メニューにない「なめろう」をオーダーします。
この料理は原作の33話に登場する料理。
「逢楽」は深夜食堂流に何でもできる、という設定で原作にある料理が登場するわけ。
そしてドラマオリジナルのシーンになる。
ところでこのお店では、原作にある料理だけが登場するのではありません。
原作にない料理が「お通し」として登場するんです。
これは料理からしてドラマオリジナルなんです。
というわけで1回のドラマに料理が3品出る・・・かもです。
ちなみに「逢楽」の撮影は、スタジオ内のセットではなくロケ。
都内のとあるお店がロケ現場になっています。
昨年10月19日にそこで制作発表記者会見を行ったんだそうです。
そのお店に、行って見ようかな・・・。(*^^*)
エンドロールのこのシーン。
そのお店は、実はこのすぐ先にあるようです。
◆お酒のチョイス
ワカコちゃんは、前半の実在店でも、後半の架空店でも、当然ですがお酒を飲みます。
原作では、お酒について、種類は明らかですけど銘柄はまったく不明。
しかしドラマでは、ワカコちゃんが飲むお酒の銘柄は、しっかり画面に登場する。
特に2軒目のお店で飲む酒は、番組の最後にしっかり紹介があって、公式サイトやBSジャパンの番組サイトにも紹介があります。
ワカコちゃんが2軒目のお店「逢楽」を立ち去るとき・・・
「メニューにない日本酒もあるから。」と応えるご主人。
これは、原作にない酒をドラマ作成者側がチョイスするよ、というメッセージにも思えます。
ただしメーカー名が番組最後のテロップで登場して来ません。
不思議なのは、前半のお店で登場するお酒は紹介がないこと。
蔵元のOKがとれなかったのかな。
ともあれ2軒のお店でそれぞれどんなお酒が出てくるのか?
飲兵衛にはこれが一番楽しみですよ。(*^^*)
◆ドラマの主役
TVドラマのスタッフとキャストは次のひとたち。
原作:新久千映
脚本:湯浅弘章、吉田直樹
監督:湯浅弘章、久万真路、千村利光、岩渕崇
出演:武田梨奈、野添義弘、鎌苅健太
スタッフは、テレビ東京の「孤独のグルメ」や「めしばな刑事タチバナ」とは全く違う。
村崎ワカコ役の武田梨奈さんは、1991年6月15日神奈川県横浜市生まれの23歳。
琉球少林流空手道の黒帯(2段)という武道女子。
っていうか、セゾンカードのCMで頭突き瓦割をした女の子って言った方がわかるかな。
やっぱ、スゲ!( ̄□ ̄;)!!
ドラマの途中に挿入されているセゾンのCMでは肘打ち瓦割を披露してくれていますよ。(◎_◎;)
CMを自動的にカットするビデオだと、せっかくのこのCMが見られませんよ。
そんな武田さんが、どんな食いっぷり、飲みっぷりを披露してくれるかな。(*^^*)