----------------
飲み食い中心に簡単にストーリーを紹介します。
ちゃんとした紹介は、式守さんのブログをご覧ください。
式守錦太夫のへべれけ千夜一夜:http://kindayu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-23
◆谷中銀座
ワカコちゃん、仕事終わりで直帰。
地下鉄千駄木駅から向かった先は・・・
谷中銀座の西側入り口。
やっぱ、ここですか!声を上げちゃいました。(^^)
露天で飲んでいるオッサンたち。
谷中商店街の酒屋「越後屋本店」の店の前でこうして酒盛りしているんですよ。
ワカコちゃんがここに合流したら面白いのにね。(*^▽^*)
肉のサトーさん。
ハムカツ100円です。
ワカコちゃんが買ったのはメンチカツ。
メンチカツを買って、歩きながら頬張るワカコちゃん。
谷中銀座の東側、JR日暮里駅方向にある「夕焼けだんだん」の階段のところに出てきました。
なんで谷中商店街で買い食いなんだろ・・・という疑問は、また後で。
◆愛玉子
その後、本編が始まります。
根津7丁目の交差点。
「愛玉子」というお店の前を通る。
東京芸大の裏あたりにあるお店です。
ここは根津じゃないよ、根津から谷中に行く途中だよ。
ここから目指すお店に向かうんだろうか・・・
◆ディープな横丁
「通るたびに気になっていた飲み屋の並び。昔はこういうところ一人じゃ来れなかったけど・・・」
とディープな飲み屋横丁に入るワカコちゃん。
ここはいったいどこなんだろ・・・って、これも後で。
小路の奥に進んで・・・
中を覗くと
アジの開きを食べているのを見て「おいしそう」と、お腹を鳴らすワカコちゃん。
でもこのお店には入らない。
じゃぁ、なんでこのお店を覗いたの?・・・これも後で。
◆おお田で、だし巻きたまご
いよいよ本編です。
ここは原作に沿った台詞があるけど、ちがった展開もある。
ドラマの台詞のうち、太字部分が原作にもあるところ。( )は原作だけにある部分です。
そして今夜のお店に入る。
お店は文京区根津2丁目にある「居酒屋おお田」さん。
常連さんにご挨拶してカウンター席へ。
いろんな料理の札が下がっている。こういうお店はいい店なんですよ・・と、とんちゃん。
「だし巻きたまごと一の蔵のぬる燗で。」とオーダー。
お通しは枝豆。
「あっ、枝豆がおいしい。」
一の蔵のぬる燗を飲んで・・・
「ぷしゅー」
厨房でだし巻きたまごがつくられる様子がずっと描かれる。
この時間、たまらないです。
「だし巻きって自分でもつくれるけど、全然ちがうんだよな、うちのとは。
きれいにつくるのってけっこう苦手意識あるし、案外大変なんだよな。
「あ、層だ。
幾重にもかさなった層のハーモニー。
なあなあでもなく、対立もしていない。まことに見事な(程よい)層関係。
そして出汁の味は、ぬる燗で引き立つ。
「ぷしゅー」
と、ここから意外な展開。
クラシック音楽が流れてきて・・・
座敷にいつ客が踊り出す。
DJになっちゃう常連客。
ボーっとするワカコちゃん。
「あ、マヨネーズかけていい?」 と座敷の客。
だし巻き卵にマヨネーズをかける。
「若者たちよ、つねに求めているのだね。酒のサカナの濃い味を、油のテラテラを。
でもね、世の中テラテラだけが刺激じゃないのよ。 」
そう言って醤油を「チョリッ」と大根おろしにかける。
「「味つけないのが味」それがだし巻きの世界。「休符」も「音楽」なのよ。」
ここからまたクラッシックの世界へ。
「みんな大好きだし巻きたまご。
だし巻きはいつもそこにいる。
もう、好き嫌いとかの(好きなの?嫌いなの?という)レベルじゃなくて、いるのが当たり前、いないとムリな相手(関係)なんだよね。
みんなだし巻きのこと細胞レベルで好きなんだよね。」
◆ギターのおじさん
ワカコちゃんが店から帰る途中、路上でギターを手にして歌っているのは、さっきの常連さん。
この方、「元気いいぞう」という芸人さん。
日本ユーモア歌手協会、通称NHKの名誉会長さんです。すごい人だぞ!(*^▽^*)
---------------
さて、ここからはとんちゃんの重箱の隅、ヒネクレのコメント。
◆原作に忠実な再現
今回のロケのお店やワカコちゃんの食事風景は、ずいぶんと原作を忠実に再現しているんです。
まずはお店。
札に書かれたメニューがいっぱいあるお店。
だし巻きたまごに添えられた大根おろしに醤油を「チョッ」。
だし巻きたまごを二つに割って、いただく。
「「休符」も「音楽」なの」・・と楽譜。
だから曲が流れたのよね。
◆飲み屋探し指南
良いお店を見つけるコツが語られます。
「実はこういう繁華街から離れたところに、美味しいお店があったりする。」
「酒造会社の行灯のあるお店。」
「家族経営のお店って、だいたい良い店だったりする。」
これは脚本・監督の岩渕さんの持論でしょうか。
とんちゃんも同感ですよ。(*^0゚)v
◆ディープな横丁はどこ?
根津のお店に行く前に、ワカコちゃんがさまようディープな飲み屋小路。
ここはどこ?
JR日暮里駅と谷中銀座の間にある飲み屋小路の初音小路なのです。
「愛玉子」からまた谷中に来ちゃったワカコちゃんなのです。
◆実は猫居酒屋
その初音小路でワカコちゃんが居酒屋を覗く。
皆さんお酒を飲んでますね。(^^)
ここで注目!
紫色の暖簾の横にチラっと見えるものは・・・猫!
客の膝の上でくつろぐ猫ちゃんです。
実はこのお店、猫カフェならぬ「猫居酒屋」として知る人ぞ知るお店らしいのです。
なんでこのお店が出てくるのか?
原作者の新久千映さんは大の猫好きで、猫のマンガも出しているほど。
その新久さんに因んでこのお店をチラ見したんじゃないでしょうか?
そして谷中銀座に初音横丁。
脚本・監督の岩渕さんは、谷中にかなりご執心のようです。
後の回で谷中が登場するかも、です。