9.11というと、2001年のアメリカ同時テロ事件のことで、あれから16年経ったのですが。
それとはまったく違う9.11事件が、日本で起こりました。

有楽製菓の「ブラックサンダー」シリーズのことです。

頻繁に新製品が登場するブラックサンダー。
しかし今年6月の「グラノーラサンダー」発売以来、新製品の登場がなかった。
(ナッツラルのリニューアル、マックフルーリー販売はありました。)
それが突如、9.11に大進撃を開始したのです。

デフォルトの「ブラックサンダー」自体のリニューアル新登場!
そんな驚くべきことが起こりました。

1994年に発売された1個30円の駄菓子「ブラックサンダー」。
販売中止寸前まで至ったお菓子。
でも2005年に『生協の白石さん』という本で取り上げられて、じわじわ広まり。
2008年の北京オリンピック体操2位の内村航平くんの勝負食としてメディアでも取り上げられて、一気にブレイク。
2009年には年間1億個を売り上げるという、とんでもない駄菓子に成長しました。


(有楽製菓HP:http://www.yurakuseika.co.jp/03blackthunder/より)
この間に、パッケージは2回変更されています。
人気が出始める以前の2000年と2003年の2回、変更。
現在のパッケージは2003年バージョンです。

しかし、この23年間、中身の製品自体の変更は、なかった。

今回14年ぶりにパッケージが変身。
しかも製品そのものを変更するという、フルリニューアル!w(*゚o゚*)w
9月11日から全国販売しています。

フルリニューアルの事情を有楽製菓はこう語っています。

<「4代目ブラックサンダー」誕生背景>

当社では、2003年8月にリニューアルした「3代目ブラックサンダー」発売後のヒットを受けて2005年から「ブラックサンダー」をシリーズ化し、現在までに100種類以上の「ブラックサンダー」派生商品を発表。
2003年からの約10年で100倍近い売上を記録する一方で、「ブラックサンダー」本体については、「3代目=社史最大のヒット商品」として社内外でアンタッチャブルな存在となっていました。

しかし、2003年から10年以上の歳月を経る中で、食の安全等、食品に対する社会的関心の高まりやお客様の年代や層が徐々に変化。次の10年への更なる飛躍に向けて、3代目が築いた「ブラックサンダーらしさ」のエッセンスを最大限に活かしながら、ルックスも中身もパワーアップして発売することになりました。

 

ルックスも中身もパワーアップして発売!
いったいどんな変更なんでしょう?

 

フルリニューアルでどうなった?


有楽製菓のプレスリリースにはこうあります。
 ⇒http://yurakuseika.lekumo.biz/blog/files/blackthunder_re.pdf

特徴①「ブラックサンダーらしさ」と疾走感あふれるパッケージ
特徴②カバーチョコ7.5%増!チョコ感、安心感、お得感がパワーアップ


パッケージが変更。
そしてカバーチョコが増強!

どんなリニューアルなんでしょう?(*^^*)

 

パッケージがリニューアル

 

以前のブラックサンダーのパッケージが、これ。

 


そして新しいパッケージがこれ。

プレスリリースには、こうあります。

パッケージは「ブラックサンダーらしさ」と「❝さらに、おいしそう❞に見えること」をテーマに、基本色「黒・金・赤」をキープしつ、「一目でわかる視認性」「疾走感」を持たせたスタイリッシュなデザインへ。基本色「黒・金・赤」をキープ。

横置きのブラックサンダーを縦におき、バキッ!と折ってビスケットが飛び散った!という感じ。
これが「疾走感」を持たせたスタイリッシュなデザインですね。(*^^*)

「若い女性に大ヒット中!」「Choco Bar Japan」のコピーは、今回もあります。

で、中身はどうなった?