◆パッケージ
まずはパッケージから。
◇もちもちブラックサンダーあずき
「もちもちブラックサンダーあずき」。
パッケージは「あずき」をイメージした小豆色。
焼かれたお餅が膨らんでいる絵が描かれています。
お餅が入っている！(*ﾟДﾟ*)ｪ…
・・・とつい思ってしまいますけど、お餅じゃなくて、「もち風グミ」が入っているそうです。
今回のコピーは【雅なおいしさ どすえー級！】。
和風の「雅（みやび）」な味なので、京風に「どすえー」なんでしょうか？
いつものように、わかったようなわからないような面白コピーです。(*^▽^*)
【あずき２％使用（国産あずき使用）】ですって。
あずきはあくまで国産で！というブラックサンダーらしい拘りがあります。
そのあずきが２％って・・・・多いってことだよね？（わからん）
そして大きな「もち風グミ」が入っているイラストが描かれています。
◇もちもちブラックサンダー抹茶
「もちもちブラックサンダー抹茶」。
こちらのパッケージは「抹茶」をイメージした緑色。
やはり膨らんだお餅の絵が描かれています。
もちもち感を強調しているなぁ。
こちらも【雅なおいしさ どすえー級！】
【国産抹茶使用】です。
やはり原料に拘るところがブラックサンダーらしい。
そして【もち風グミ（4.2％使用）】だって。
抹茶味は、グミの量が4.2％だって。これは多いってことだろうな？
気が付いたんですけど、パッケージの緑色の地の部分に丸い文様が入ってます。
これは何でしょうね？
◆外見
◇もちもちブラックサンダーあずき
中に入っている「もちもちブラックサンダーあずき」の外観は、とくに変わったところはありません。
割って中身を見てみましょう。
デフォルトのブラックサンダーは、ココアクッキーとハードビスケットにチョコを混ぜて固めて、さらにチョコレートでコーティングしていますが、もちもちブラックサンダーは・・・。
大きな白っぽい塊はハードビスケット。
小さな白い塊があります。
「もち風グミ」は・・・よくわからない。。
デカイ「もち風グミ」が入っているのかと思ったけど、目視した感じでは、識別しにくいです。
◇もちもちブラックサンダー抹茶
「もちもちブラックサンダー抹茶」の外観も普通です。
割ってみると・・・
左の白い大きな塊はハードビスケット。
右の灰色の大きな塊が「もち風グミ」のようです。
そして抹茶色のものがいっぱい！
かなり抹茶しているようです。
ココアクッキーが抹茶クッキーになっているようです。
◆実食
して、そのお味ですが。
◇もちもちブラックサンダーあずき
まずは「もちもちブラックサンダーあずき」から・・・
ザクザクしたブラックサンダーの食感・・・おっと、モチっとしたグミがありますね。
でもグミの食感は気をつけないと、わかりにくいかな？
あずきの香りは・・・イマイチよくわからない。（´ρ｀）
◇もちもちブラックサンダー抹茶
次に「もちもちブラックサンダー抹茶」は・・・ぉおっと、抹茶の風味が口の中に広がります。
これは抹茶しています。
抹茶味は、すでに「ビッグサンダーミニ抹茶味」が販売されています。
⇒ガツンと抹茶のビッグサンダーミニ抹茶味：ブラックサンダーの実食徹底比較（その14）
：http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-12-05-1
ただし「ビッグサンダーミニ」は「ビッグサンダー」と同じく、ハードビスケットが入っていなくて、抹茶クッキーをチョコでコーティングしたもの。
今回は、そこにビスケットが入ったブラックサンダー版ですが、しっかり抹茶が効いています。
しかし食感は、グミの感じよりも、ビスケットのザクザク感が目立ちます。
ハードビスケットのザクザク感が勝っていて、「もち風グミ」のもちもち感は、気を付けないとわからないです。
味や香りは、「抹茶」はしっかりわかりますけど、「あずき」は分かりにくい。
これは香りの強さ、明確さの違いでしょうね。
◆原材料
原材料を比較してみましょう。
「もちもちブラックサンダーあずき」の原材料。
「もちもちブラックサンダー抹茶」の原材料。
デフォルトのブラックサンダーと比較してみましょう。
| 商品名 | 準チョコレート | その他 |
ブラック
サンダー | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、乳糖、ココアパウダー、カカオマス、食塩 | ココアクッキー
【ビスケット原料】小麦粉、ショートニング、ホエイパウダー、甘味料（ソルビトール）、膨脹剤、乳化剤、卵殻カルシウム、香料 |
もちもち
ブラック
サンダー
あずき | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、乳糖、カカオマス、ココアパウダー、乳糖を主原料とする食品（濃縮乳、加糖脱脂練乳）食塩 | ココアクッキー
【ビスケット原料】小麦粉、ショートニング、ホエイパウダー、トレハロース、甘味料（ソルビトール）、膨張剤、乳化剤、香料、卵殻カルシウム
餅風グミ（水飴、還元水飴、砂糖、ゼラチン、粉末オブラート、もち米粉）
乾燥小豆甘納豆、米パフ、粉末セルロース、ゲル化剤（ペクチン）、光沢剤 |
もちもち
ブラック
サンダー
抹茶 | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、ココアパウダー、カカオマス、乳糖、乳糖を主原料とする食品（濃縮乳、加糖脱脂練乳）食塩 | ココアクッキー
【ビスケット原料】小麦粉、ショートニング、ホエイパウダー、トレハロース、甘味料（ソルビトール）、膨張剤、乳化剤、香料、卵殻カルシウム
餅風グミ（水飴、還元水飴、砂糖、ゼラチン、粉末オブラート、もち米粉）
抹茶、クロレラ末、コーンスターチ、デキストリン、ほうじ茶エキス、粉末セルロース、着色料（クチナシ、ウコン）、ゲル化剤（ペクチン）、光沢剤 |
| ビッグサンダーミニ抹茶味 | 砂糖、植物油脂、ココアバター、全粉乳、脱脂粉乳、乳糖、ココアパウダー、カカオマス | 小麦粉、乳糖、ショートニング、植物油脂、抹茶（西尾産61％）、食塩、クロレラ末、コーンスターチ、デキストリン、ほうじ茶エキス、甘味料（ソルビトール）、膨脹剤、乳化剤、着色料（クチナシ、ウコン）、香料 |
◇もちもちブラックサンダーあずき
デフォルトのブラックサンダーに、餅風グミ、乾燥小豆甘納豆、米パフ、などを加えています。
「餅風グミ」には、もち米粉が入っていて、これでもちもち感を増強させているんでしょうか？
さらに、乾燥小豆甘納豆、米パフが入っている。
白い小さな塊は米パフだったんですね。
おかげでサクサクした食感が強調されています。
◇もちもちブラックサンダー抹茶
デフォルトのブラックサンダーに、餅風グミ、さらに抹茶、クロレラ末、ほうじ茶エキス、着色料（クチナシ、ウコン）が入っている。
「餅風グミ」は「あずき」と同じ。
抹茶やクロレラ末、ほうじ茶エキス、着色料は「ビッグサンダーミニ抹茶味」と同じです。
◆総評
味と香りについては、「抹茶」はしっかり感じます。
でも「あずき」は、もともとあずきの香りが明確ではないせいでしょうか、分かりにくい。
食感については、ザクザク食感のブラックサンダーに「もち風グミ」を混ぜ込んで、もちもち×ザクザクの新たな食感、という狙い。
チロルチョコで人気のある「きなこもち」みたいに、「もちグミ」を入れてみたのはいいと思います。
しかしグミのもちもち感は、ザクザク感に埋もれて、なかなか分かりにくい。
ネットでの評判も、あまり芳しくないようです。
もちもち感のみにした方がよかったのかも？
でもそうすると、ブラックサンダーではなく、デカいチロルチョコになってしまう？
難しいね・・。
でもまぁ、そんなこともある・・・ということで、次のアイデアに期待します。