「ブラックサンダー」とは、東京都小平市にある有楽製菓(株)が製造販売する1個30円の駄菓子。
これがなかなか旨い駄菓子なんです。
テレビでも雑誌でも宣伝していないけど、いまや年間1億個以上を売り上げるお菓子。
どのコンビにでも売っています。

1994年から発売されたのですけど、実は10年間は売れなかったんですって。
それが『生協の白石さん』(2005年)という本で取り上げられて、じわじわ人気が広まりました。
そして2008年の北京オリンピックで体操2位になった内村航平くんの勝負食として有名になって、メディアでも取り上げられて、一気にブレイク
2009年には年間1億個を売り上げるという、とんでもない駄菓子に成長しました。
おかげで有楽製菓は2011年に豊橋に新工場を建設したそうです。
J-Net21「「ブラックサンダー」―発売から10年、風向きが変わった」等を参照。)

売れるようになったブラックサンダーは頻繁に新製品をリリースしています。
その新製品をフォローするぞ!というのが「ブラックサンダーの実食徹底比較」

 

そのブラックサンダーのアイスがあります。


その名も「ブラックサンダーアイス」。

【若い女性に大ヒット中!】【(アイスになっても)おいしさイナズマ級】のコピーは本家と同じ。
「アイスになっても」がついているところが、本家と違うところ。


ブラックサンダーのメーカー・有楽製菓の製品ではなく、福岡県朝倉市にあるアイスクリームやゼリーのメーカーの株式会社セリア・ロイルとのコラボ商品です。

全国のセブン-イレブンと九州地区の小売店での限定販売です。

セリア・ロイヤルHPにはこう説明があります。

人気のチョコレート「ブラックサンダー」がはいったアイスバー
アイスクリーム部分にチョコレートを入れることでよりお菓子の味わいを再現。
中にはザクザクとした食べ応えのある大きなクッキー入りで食感を楽しめる飽きのこない商品。
(セリア・ロイヤル「商品紹介」:https://www.seria-roile.co.jp/business/product/

 
このアイスは、2009年9月に初めて販売されたもの。
2009年というとブラックサンダーがブレイクした翌年です。
本家の大評判をステップに、アイスにまで踏み込んだ、ということみたい。

独自の製法で実現した「ココアクランチのゴロゴロ&ザクザク感」が評判となり、発売開始後、売り切れ店が続出。1週間足らずで販売休止になることもあった。
ということらしい。

そんなブラックサンダーアイスは2014年にリニューアル
2013年10月にブラックサンダー20周年で本体のパッケージをリニューアルしたので2014年にアイスも包装を一新
よりブラックサンダーに近い味わいを再現するために、アイス部分にチョコレートを混ぜ込んだ
さっきのセリア・ロイヤルHPの説明は、このチョコレートのことですね。

まとめると・・・
ココアクランチにクッキー、そしてチョコレートを混ぜたアイス。
実にブラックサンダーっぽいアイスじゃないですか。(*^^*)

ということで、実食いたしました。