「めしばな刑事タチバナ」の第1話「立ち食いそば大論争」について、フムフムと思ったところを紹介しましょう。
ドラマでも原作でも「第1話」ではなくて、「第1ばな」という呼び方をするんですけど、ここでは原作は「第○ばな」、ドラマは「第○話」という呼び分けをすることにします。

さて前回、紹介したようにドラマは3部構成になっています。

第1部が本編で、取調室を舞台にタチバナ警部が「めしばな」をしながら、被疑者のアリバイを結果的に崩すという刑事物風ストーリー。
ここでは身近メシをめぐる熱い男達のバトルが交わされます。

第2部は、タチバナの檀家(情報屋)である竹原との会話。
竹原が立花に情報を漏らす、という設定なのだけれど、その情報の内容はもちろん「めしばな」。
第1話、第2話では「山田うどん」、第3話、第4話では「蒙古タンメン中本」、第5話では「餃子の王将」のネタです。

第3部は、スイーツの話題。
村中巡査と城西署の婦警がつくったサークル「甘味部」での身近スイーツの紹介です。

第2部は、ネタが少ないのと1話完結でないので、別の機会にまとめて紹介しようかな、ってことでしばらく保留にします。
第3部の甘味部は原作でも出てくるけど、原作でのネタはほとんどなくて、ほぼドラマのオリジナルだし、そもそもスイーツはとんちゃんと無縁な世界なので、パスします。(笑)

ということで第1部のみを紹介します

第1話は「立ち食いそば大論争」。
脚本:田口佳宏、監督:宝来忠昭です。

紹介するのは以下のことです。

◆ドラマで出てくる「めしばな」のネタ
◆身近メシの商品の良さや薀蓄を熱く語る、タチバナの熱い語り
◆食に関するタチバナの主張
◆タチバナ流の食べ方「立花流レシピ」。