ここは札幌すすきの。
東京以北最大の歓楽街です。
数十年ぶりに大学時代のゼミの連中で集まって飲みました。
函館開陽亭すすきの本店で1次会があり、後輩や先生が帰ったあとに、飲み足りないオヤジグループで2次会へ。
とはいえ、店の当てが全くない。
向かいのビルにあるお店に入っちゃいました。
「知床らうす亭」さん。
いい感じに疲れた、いや老舗風のお店。いいじゃないですか、この雰囲気。
ここは札幌すすきの。
東京以北最大の歓楽街です。
数十年ぶりに大学時代のゼミの連中で集まって飲みました。
函館開陽亭すすきの本店で1次会があり、後輩や先生が帰ったあとに、飲み足りないオヤジグループで2次会へ。
とはいえ、店の当てが全くない。
向かいのビルにあるお店に入っちゃいました。
「知床らうす亭」さん。
いい感じに疲れた、いや老舗風のお店。いいじゃないですか、この雰囲気。
お店に入ると、かなり年配の女将さんが迎えてくれます。
この女将さんが明るくて、楽しい人です。
お通しは、ツブ貝とインゲンの煮物。
こういう普通の料理をお通しに出すお店に、悪い店はありません。
◆トドのざんぎ
珍しいから、どう?と勧められたのでオーダーしたもの。
トドは体重1トンにもなる海獣で、名前の由来はアイヌ語。
札幌でそのトドを食べることができるのは、このお店くらいかも。
オーダーしたのは、トド肉をザンギ=唐揚げにしたもの。
赤身の肉で、食感や味はクジラ肉に近い。
まぁ、観光客相手の料理ですよね。
とんちゃんもまさに、知床半島の羅臼(らうす)でトド肉の丼をいただいたことがあります。
→興味本位でトド肉を食べる しれたこ@羅臼
この店には、そのトド肉のいろんな料理があるんです。
トド肉のザンギと鹿肉のザンギのセットで「バカザンギ」という料理もあります。
馬と鹿ならバカ(馬鹿)だけど、なんでトドと鹿でバカなのか?
実は、トドは漢字で「海馬」と書くからなんです。
◆天ぷら盛り合わせ
何か珍しいものの天ぷらだったはずなんだけど・・・・記憶にない。
でもこの天ぷら旨いねぇ、なんて言いながら食べた記憶は残っているのです。
サンマやカスベの天ぷらだったのだろうか・・・
トド肉はいいとして、美味しく郷土料理をいただけるのでないでしょうか。
いや北海道に郷土料理と呼べるようなものはないかな?
新鮮な魚介類や食材をそのまま食べるのが北海道料理ですから。
ゼミの同窓会、来年もしようか!
会場はここにしようぜ!
なんて言って、酔っ払いが騒いだことを覚えています。
ごちそうさまでした。
お店を出て地下鉄駅へ向かうと・・・・
「お客さーん!」と、女将さんが走って追いかけてきたのです。
あら、どうしたんでしょう?
「だれか、この財布を忘れていきませんでしたか?」
息せき切った女将さんが出したのは黒い財布。
ぁぁぁぁああああ!俺のだ!(*゚Д゚*)ェ…
なんと、財布をお店に忘れたのは、とんちゃんじゃないですか。
「いやぁ、女将さん、ありがとうございます。 ホントありがとうございます。」
拝むように女将さんにお礼しました。
だってカードが入ったその財布がなければ、飛行機に乗って自宅に帰れなくなるんですから。
改めてお礼いたします。
ありがとうございました。m(_ _)m