旭川市に宿泊。夜はＫさんと『志ば田』で旨い魚と日本酒を飲んだ後、それぞれホテルに戻ることに。でも、ちょっと飲み足りない感じがする。いや、これがいけないのだ、と思いつつ、足の向きを変えて、駅前のビルに向かう。
ビルの名前は立地そのまんまの「駅前ビル」。その１階や地階は飲食街になっている。
- 北海道
地階はまさに飲食街。ロの字型の通路の両側に飲食店が並んでいます。
昼はランチ、夜は立ち呑み屋というお店らしい。
暖簾がキティーちゃんで、可愛いです。
暖簾のすき間からチラッと覗くと、中にはお客が数人いる様子。立地的にはディープなところで、小さなお店。きっと常連客に違いない。うーん、これは１人ではちょっと入りにくい。
勇気を出して（笑）、店に入ると、カウンターとテーブル席があって、カウンターは立ち呑み・・と思うと、どういうわけかちゃんと椅子があるんです。
奧から２つ目の椅子に座って、生ビールを注文。
ママをよく見ると、若くて、お世辞ではなく若くて、かわいい女性です。
こんな女性が立ち呑み屋なんていう場末風スタイルの店をやるんだぁ、って思ってちょっと驚き。
お通しに出たのは・・・あれ？忘れたかな。ナスの煮浸しだったような気がする・・・。
とにかく、手をかけたつまみが出てきたんです。
ほおぅ～、これはいい、って感心した記憶だけが残っています。
ママは若いキティラー。暖簾だけではなく店中にキティーちゃんがいっぱい。
ママが好きだというので、お客からのプレゼントがたくさん並んでいる。
この店は、つまみは300円、酒類は400円という超低価格なんです。それでいて、つまみはママのお母さんやおばあちゃんがつくった、真っ当なものたち。
そしてママが可愛いく、気さくで、気兼ねせずに酒が呑める雰囲気です。
立ち呑みなのに椅子があるのは、実は知り合いの店の人がくれたもの。それ以来立ち呑みじゃなくなったけど、立ち呑みしてもいいそうです。
他のお客たちはというと・・・。私の右隣は、仕事帰りにママ目当てで数度来ているらしい男性で常連まではなっていない風。左隣は札幌から旭川のどこぞの医療機関の研修生に来たらしい若い男性２人で、今夜が初めてとのこと。会計があまりに安いので驚いていました。そのさらに左には女性。このお方は常連さん。
ということで、意外にも同席したお客は常連さんが少なかったみたい。
何か別の酒をもう１杯・・・と思ったけど、かなり酔っている自分を発見して、今回はビール１杯とお通しだけということにしました。
お勘定してもらうと、お通しが200円、生ビール390円で、600円でおつりが来てしまいました。なんとも安すぎです。
帰りに店の入口までママさんが送ってくれたので、ママさんの写真を撮ろうとしたら、拒否されました（涙）ので、店の外観だけ写真に納めました。
ふだんは夜はママのほかにいつもは他の女性がいるそうで、昼のランチはママのお母さんが出ているらしい。昼のランチも400円だから、これも超お得でしょう。
このママさん、『樹花』という小料理屋屋もやっているそうで、若いのに素晴らしいです。その店は次の機会にぜひ伺いたい。
ゆきちゃんママのブログもあります。ちょっと一杯、ほろ酔い気分
食べログ：立ち呑み処 ゆきちゃん