お店を覗くとカウンターは満席。
こりゃちと遅かったかな?って思うと、奥のテーブルが開いていますから、とりあえずどうぞ。ってことで通されました。
やっぱカウンターが王道なんだけど、店に入れればどこでもいいです。ハイ。
箸は黒いプラスチック製のリサイクル。箸を刺してあるものを箸置きにするようになっている。便利なモノがあるんだなぁ、なんて妙なところで感心してしまった。
さて、まずは生ビールで乾杯ですね?
Sさん「ホッピーでいきましょうかぁ!」
おぅ!最初からホッピーね。いいですね、そうしましょう!
Sさん「ホッピー2つとシャリ金ホッピー1つ!」
えっ?なにその「シャリキン」って?
「キンミヤ焼酎を凍らしたもので、シャーベット状になってるんです。」
おおおぉぉ!すばらしいぃ! 私のもそれにしてください!
「すいません! ホッピー3つシャリキンにしてください!」
しばらくして来ました。シャリキンのホッピー。
キンキンに凍りついたジョッキの中にシャーベット状のキンミヤ焼酎が入っている。
それにホッピーの外を注ぐのだ。
写真に撮る前にHさんがホッピーを注いでくれちゃったので、ホッピーが入った状態の写真しかありません。
シャリキンをお替わりしたときの写真をアップします。
柔らかいシャーベット状になっています。
ホッピーは、ホントは氷を入れちゃあいけないんです。どんどん味が薄くなるからね。だから焼酎もホッピーも冷やしておくのがいい。
その究極の飲み方がシャリキンです。
実はこれ、キンミヤ焼酎のHPにも紹介されている飲み方だってことは、後で知りました。
さて、ではよく冷えた焼酎のお味は・・。
Sさん「シャリキンは気をつけてくださいね。はじめ呑みやすいんだけど、気づかないうちに焼酎が濃くなって、酔っ払いすぎますから。」
おおぉぉ、そうかぁ、焼酎が溶けていくにつれてアルコール度数が増えていく。
うん、確かに液体部分はアルコールが低いね。あっ、でも、シャーベットを含むとぐっと濃いアルコール。うぅ、キンミヤうまい。でもヤバイ。
シャリキンが適度に溶けるのを待ちましょうね。
もつ煮込み+玉子。モツがうまいよ。玉子もいい感じ。
ホッピーと煮込みで、もうすでにシアワセ状態。
ポテサラ。おおぉぉ、うまい。
ポテサラの旨い店は全ての料理が旨いという公式があるのだ。だから実にこれからが期待できる。
キャベツ味噌。キャベツをポリポリ食らう。
うーん、その味噌が旨い。ううぅぅ、焼きとんが待ち遠しいぃぃ・・。
壁に焼きとんのメニューが掲げてあるけど、バリエーションが多い。
それぞれのモツの名前が豚のどの部位なのかを描いたカードがあります。
これでモツの名前をお勉強ですね。チレは脾臓、テッポウは直腸とかね。
黒板にもメニューがあります。ハラミのたたきがあるよ。
焼きとんの写真をアップしますしますけど、部位と写真が合ってないかも。
間違っていたらゴメンネ。
ちれ味噌。チレは脾臓です。じゅわっと柔らかい。
味噌ダレが素晴らしい。甘い醤油のタレとは違った、赤味噌系の深い味わい。しかし肉の旨みを損ねない。ホッピーに実にあう。いや素晴らしい。
ハラミ味噌。豚ハラミは味が濃くて旨い。
かしらあぶら味噌。しみ出る脂が味噌にあうぅぅ。ホッピーうまいぃぃ。
Sさん!感謝です!こんな店に連れてきてもらって、ウレシイィ。
ここ、とってもいいお店です!
気がつくと2杯目のホッピーも呑んでしまいました。
Sさん「どうします?シャリキンの梅割りっていうのもありますよ。ウメったって、合成のウメですけどね。」
梅割りぃ!懐かしいぃぃ。金のない学生時代に安食堂で呑んだなぁ。
シャリキンストレート。
半解凍状態の繊細な感じのシャーベットです。
キンミヤ焼酎の瓶に入った梅割りようのウメ。どういうわけか「東京ホルモンズ」のシールが貼ってあります。
そのウメを入れたところ。きくぅー。
このウメは、三ノ輪にある天羽飲料製造という会社が出している「天羽の梅」の「梅」というもの(ハイボール用じゃない)。ホッピーといい、この梅といい、重要脇役が甲類焼酎文化を支えているんだな。
ここからは大食い系のHさんと私がやきとんを注文。
テッポウ味噌かな。
ハラミのたたき。
もみじおろしをつけていただきます。うぅん、こりゃうめえ。
ハツモト味噌かな。
コブクロか?
何を注文したかもわからない状態になりました。
しかし焼きとんも焼酎も旨かったよ。きっとまた来るゾ。
ごちそうさまでした。